愛犬と行ける場所だからこそルールやマナーを守りましょう
近年では犬同伴可のお店がずいぶん増えてきましたよね。特にペットショップは多くのお店が犬の入店可能となっています。グッズを購入するときに、愛犬と一緒に訪れたことがある方も多いのではないでしょうか。
特に洋服や靴など試着が必要な商品を購入するときは、ぜひ連れて行きたいですよね。また、トリミングやホテルを併設しているペットショップも多いので、実際に利用するときのことを考え、環境やショップのスタッフさんに慣れてもらいたくて連れて行くこともあるかもしれませんね。
犬が好きなお客様ばかりではありません
ペットショップで多く目にする商品は「犬」や「猫」のグッズやご飯ですが、もちろん他の動物たちに必要な商品を購入しに来店されている方もいらっしゃいます。ペットショップに訪れる方々が皆、犬好きなわけではありません。
愛犬を連れてペットショップへいくときは、来店されている他のお客様やショップへの配慮が必要になります。マナーやルールを守るよう心がけてお買い物を楽しみましょう。
ペットショップに犬を連れていくときに絶対注意すべきポイント6選
1.店舗のルールに従う
基本的なことですが、店舗で決められているルールは守るように心がけましょう。ペットショップによっては、犬を入店させる際に決めているルールもあります。特にビルインのペットショップであれば、キャリーバックやカートに入れた状態でのみ入店可能というショップもあるようです。
大型スーパーに入店しているペットショップであれば、スーパーの店舗内は犬が立ち入ることができる範囲も限られているはず。来店前に一度、ホームページなどで確認してから行きましょう。
2.感染症リスクに注意
ペットショップでは他のお客様が連れてきているワンちゃんと触れ合う機会もあるでしょうし、生体販売されている子犬たちもたくさんいます。犬が集まる場所は感染症のリスクが高まること意識してください。愛犬自身が感染してしまう可能性もありますが、愛犬が感染源になってしまう危険性もあります。
特に生体販売されている子犬たちは、ワクチンプログラムが終了していない幼い子たちばかりです。混合ワクチン、また狂犬病の予防接種を年に一度済ませ、清潔を保った状態で入店するようにしましょう。
3.商品にイタズラさせない
ペットショップに陳列されているワンちゃん用のオモチャやオヤツは、犬にとってもちろん魅力的なものばかりです。ちょっと目を離したすきに、ガブガブと噛んでイタズラしてしまう可能性は大。ペットショップの店内では愛犬を抱っこをする、またリードを付けるなどして、愛犬のから目を離さずに、行動を飼い主さんが管理できるよう気を付けましょう。
4.フリーにしない
犬の入店が可能なペットショップであったとしても、ノーリードで愛犬を入店させるのは控えましょう。上記に書いた商品をイタズラしてしまうことを防ぐのももちろんですが、店内には他のお客様もいらっしゃいます。全てのお客様が犬好きなわけではありません。フリーで店内をウロウロと歩く犬に対して、恐怖感や嫌悪感を持つ方がいてもおかしくないのです。飼い主さんはお買い物に夢中になりすぎず、愛犬と行動を共にしてください。
5.粗相をさせない
当然のことですが、店内をオシッコやウンチで汚してしまわないよう気を付けましょう。まずトイレは店内に入る前に済ませておくと少し安心。しかし、生理現象でもあるので、致し方なくオシッコをしてしまった場合は、スタッフさんに伝えたうえで、しっかりと飼い主さんが掃除をしましょう。
トイレシートやタオル、消臭スプレーなど、日頃自宅で使用している掃除用品を、必要最低限の量でも持ち歩くと良いと思います。マーキング癖のある子はマナーベルトを使用して入店するほうが安心です。
6.生体販売されている子犬を見に行かない
生体販売されている子犬たちは、まだ生後2,3ヶ月のとても幼い子犬ばかりです。母犬と離れ離れになり、小さなショーケースの中で過ごす毎日をおくっています。毎日、たくさんの知らない人に見られ、抱っこされるだけでも不安やストレスを感じているはず。見ず知らずの犬に突然吠えられた、強いストレスを感じてしまうかもしれません。
少しでも穏やかに過ごせるよう、愛犬を連れてペットショップに行くときは、子犬を見に行くのは控えたほうが良いでしょう。
まとめ
基本的に吠え癖が強い、あまりにも落ち着きがない、知らない人や初めて会うワンちゃんに対して、警戒心が強い犬の場合、あまりペットショップには連れて行かないほうが良いかもしれません。ドッグランが併設されているペットショップもあるので、なんとなく「犬と遊べる場所」というイメージもあるかもしれませんが、ペットショップはあくまで、多くのお客様があつまる場所です。ルールとマナーをしっかり守って楽しくお買い物をしましょう。