犬とのドライブを安全にするヒント①「犬のための万全な準備」
犬とドライブを楽しむときは、犬の安全を守るためのグッズを準備しましょう。
- ハーネス
- リード
- 鑑札
- 注射済票
- 迷子札
- 寄生虫の予防薬
- 水
- 防水シート
- トイレシート
- おむつ
- 消臭スプレー
- ウェットティッシュ
- ティッシュ
- 処理袋
車内でもハーネスとリードを着用し、鑑札・注射済票・迷子札を付けます。車内は、夏だけではなく、冬も暖房によって暑くなりがちです。暖房によって、熱中症になってしまう犬がいます。ドライブ中も、しっかり水分補給をさせましょう。
高速道路など、トイレ休憩がしづらい場所をドライブするときなど、犬がトイレを我慢したり、粗相をしたりしてしまわないよう、トイレシート・おむつ・防水シートがあると便利です。
また、車内での排泄や、車酔いによる嘔吐などがあった場合、消臭スプレー・ウェットティシュ・ティッシュ・処理袋があると便利です。寄生虫の予防は、ドライブ先での感染を防ぐため、ふだんから予防しておく必要があります。必要に応じて、獣医さんから処方していただいてください。
犬とのドライブを安全にするヒント②「ドライブ前の食事」
食事は、ドライブをする2時間から3時間前までには済ませておきたいです。特に、初めてドライブをする犬や、車酔いをしやすい犬は注意が必要です。ドライブに慣れている犬であっても、車に乗っている時間が長くなったり、その日の気温や車内の温度、ソワソワしたり興奮したりなどによって、車酔いしてしまう可能性があります。
体調面でより安全にドライブするために、ドライブ先に着いてから食事をしても良いのではないでしょうか。
犬とのドライブを安全にするヒント③「車への乗せ方」
- 座席に直接、座らせる
- 膝の上に座らせる
この2つの座らせ方をする飼い主さんがとても多いです。助手席や後部座席の家族に抱っこされていたり、中には、運転手の膝の上に座っていたりする犬を見かけることもあります。人にも犬にも、大変危険な行為です。
クレート・ケージ・キャリーバッグを使う
基本的には、クレート・ケージ・キャリーバッグに犬を入れ、座席に固定する、または、座席に下に置いておくのがベストです。クレートであると、より丈夫で安全です。急ブレーキを踏んでしまったときや、交通事故に遭ってしまったとき、犬が外に投げ出されることを防ぐことができます。
中型犬や大型犬の場合は、大きなクレートが必要になるため、大きな車をレンタルするなどの対応が必要な場合もあります。
ハーネスやドライブボックス
座席にハーネスとリードで犬を固定したり、犬用のドライブボックスを利用したりすることがあるかもしれません。しかし、急ブレーキを踏んでしまったときや、交通事故に遭ってしまったとき、犬が外に投げ出されやすいです。車外に飛び出さなくとも、車内で飛び回ってしまうかもしれません。
犬とのドライブを安全にするヒント④「事故やケガを防ぐために」
車内でお留守番をさせない
犬を車の中で待たせないでください。真冬であってもダメです。窓を開け、風通しをよくしていてもダメです。熱中症にかかってしまう危険があります。また、ほんの数分、車の中で待たせている間に誘拐されてしまったケースもあります。
運転の邪魔をさせない
運転手の膝の上に座らせたり、助手席に直接座らせたりしていると、運転の邪魔をしてしまうことがあります。大変、危険な行為です。
また、助手席に直接座らせていると、事故の際、エアバッグによって、犬が大怪我を負ってしまう可能性があります。同乗者と一緒に後部座席に乗せ、クレート等を利用しましょう。
車内の温度
犬と人では体感温度が違います。冷房を入れていても、犬には暑いかもしれません。暖房の効きすぎで、犬は暑がっているかもしれません。犬に快適な温度を知り、犬に合わせた温度設定が必要です。窓から脱走してしまう危険があるため、窓を開けるときは、犬が顔を出してしまうことができない程度に開けると良いです。
まとめ
犬とのドライブを安全にするヒントを4つご紹介しました。加えて、犬とドライブをするときは、1時間おきに休憩を取ることをおすすめします。道の駅・サービスエリア・おあーキングエリア・ドッグランなど、犬と休憩することができる場所を事前に見つけておくと良いです。
犬とドライブするための基本情報をしっかり得ておけば、ドライブがより楽しくなります。ぜひ、ご参考くださいね。