犬との旅行で必要な宿泊マナー①「予防接種を済ませておく、証明書を持って行く」
- 狂犬病の予防注射
- 混合ワクチンの接種
これらの予防接種は、必ず済ませておく必要があります。接種済であることを証明することができるよう、証明書を持って行きます。宿泊先によっては、証明書がなければ宿泊することができない可能性があります。
また、宿泊先に併設されているドッグランの利用には、証明書が必要であることがほとんどです。宿泊先や併設されているドッグランなどの施設には、他のワンちゃんや飼い主さんなど利用者がたくさんいます。
もし、愛犬が、全ての予防接種を終えていない1歳未満の子犬である場合には、他のワンちゃんとの接触は控えた方が良いでしょう。逆の立場であっても同じです。他のワンちゃんが全ての予防接種を終えていない1歳未満の子犬である場合、接触を控えた方が良いでしょう。
犬との旅行で必要な宿泊マナー②「決められた場所で排泄をさせる」
愛犬と宿泊するために、どうしてもクリアしておきたいトイレトレーニング。シートの上で排泄をさせることが基本ですが、外でなければ排泄することができないワンちゃんもいます。外で排泄をさせる場合、決められた場所でさせるようにし、地面を汚してしまわないように注意しましょう。汚してしまった場合には、適切に処理しましょう。
シートの上で排泄をすることができないのであれば、おむつを着用しておくと良いでしょう。室内であっても、屋外であっても、マーキングをさせてはいけません。マナーベルトやおむつを必ず着用させましょう。
ホテルや旅館など、愛犬と宿泊したいのであれば、シートの上や決められた場所で排泄ができるよう、トイレトレーニングを済ませておくことがマナーです。排泄物は自宅へ持ち帰ることができるようにしておきましょう。宿泊先によっては、排泄物を捨てることができるボックスが用意されていることもあります。
犬との旅行で必要な宿泊マナー③「愛犬のカラダを清潔にしておく」
旅行前の身だしなみとして、シャンプーをし、愛犬のカラダを清潔にしてから宿泊先へ向かうのがマナーです。トリミングの予約が取れないのであれば、自宅シャンプーでも構いません。また、ノミやマダニの寄生はありませんか?普段から予防薬の投与をされていますか?
“うちの子にノミはいません”とおっしゃる飼い主さんもいらっしゃいますが、普段から予防をされていない場合、他の犬や野良猫から移ってしまっている可能性もあります。寄生がある場合には、必ず駆除しておく必要があります。ご自身でわからないのであれば、獣医さんやトリマーさんに診てもらいましょう。
犬との旅行で必要な宿泊マナー④「人間のベッドや布団に乗せない」
ほとんどの宿泊先で、人間のベッドや布団にワンちゃんを乗せたり、一緒に寝たりすることを禁止しています。ワンちゃんとベッドや布団で一緒に寝るための、専用のカバーを販売しているところもあります。
ワンちゃんと宿泊するお客様に対して、事前にワンちゃんOKの仕様に整えてくださるところもあります。基本的には、ワンちゃん専用の寝床やケージが用意されていますので、必ず決められた場所で過ごさせるようにしましょう。
犬との旅行で必要な宿泊マナー⑤「宿泊先の部屋でお留守番ができる」
部屋でお留守番をさせるためには、ケージやクレートなどを持って行かなければならないことがあります。宿泊先で用意していただいていることもあります。基本的にはご自身で持って行きます。
愛犬を部屋でお留守番させなければならない時間があるかもしれません。普段とは違う環境です。慣れない環境であっても、鳴いたり吠えたり騒いだりすることなく、お留守番することができるでしょうか。ケージやクレートなどでお留守番ができるよう、トレーニングを済ませておく必要があるでしょう。
まとめ
犬との旅行で必要な宿泊マナーには、
- 予防接種を済ませておく、証明書を持って行く
- 決められた場所で排泄をさせる
- 愛犬のカラダを清潔にしておく
- 人間のベッドや布団に乗せない
- 宿泊先の部屋でお留守番ができる
などがあります。
マナーよく宿泊先を利用するためには、事前に済ませておくべきことを済ませ、愛犬にも負担が少ないようにしておく必要があると思います。
予防接種が済んでいない、トイレトレーニングが済んでいない、お留守番ができないとなると、宿泊先や他の利用者の方の迷惑になってしまいます。何より、愛犬への負担やストレスが大きいでしょう。