必ず確認しておきたいこと①「動物取扱管理業の登録をしている」
ペットシッターを依頼したいとき、その業者が「動物取扱業の登録」を行っているかどうか、必ず確認しましょう。公式ホームページやパンフレット等に、下記のような内容が書かれています。
- 事業者名
- 代表者名
- 住所
- 動物取扱業者:〇〇〇〇〇号
- 種別:保管
また、事前の打ち合わせをする際に、動物取扱業の登録を行っている証拠として、書類等を見せてもらうことができます。相手の方から提示してもらえないときは、“動物取扱業の登録を行っているという証明書を拝見できますか?”と、お願いしても構いません。
なぜ、ペットシッターの業者は、動物取扱業の登録を行わなければならないのか。なぜ、動物取扱業の登録を行っていることが、信頼へと繋がるのか。それは、「動物の愛護及び管理に関する法律」が定められているからです。動物を取り扱う業者は「第一動物取扱業」としての届出が必要となりました。つまり、届出を行っていない業者は、法律に反しているということです。
必ず確認しておきたいこと②「ペットシッター保険に加入している」
ペットシッター保険に加入していることで、幅広い補償制度に対応することができます。保険に加入しているペットシッターさんや業者さんは、より安心して任せることができます。ペットシッター保険への加入の有無は、公式ホームページやパンフレット等に書かれています。「ペットシッター保険に加入していますか?」と、直接聞いてみても良いです。
実は、ペットシッターさんとペットとの間で、様々な事故やケガなどが起きています。
どのような事故やケガがあったのか、いくつか例をあげてみましょう。
- ペットシッターさんが加害者の例
取り扱いを誤り、高価な家具を壊してしまった。
- ペットシッターさんが被害者の例
犬が噛みつき、大怪我を負わせてしまった。
- ペットが加害者の例
ペット(犬)が散歩中、道ですれ違った他の犬に飛びかかり、ケガを負わせてしまった。
- ペットが被害者の例
ペットシッターさんに抱っこされていたペット(犬)が、誤って床に落とされてしまい、骨折してしまった。
ペットシッター保険に加入していることで、ペットシッターさんも安心して働くことができます。ペットも安心してお世話してもらうことができます。飼い主さんも安心して預けることができます
必ず確認しておきたいこと③「事前の打ち合わせがある」
事前の打ち合わせを念入りに行ってくれるペットシッターさんや業者さんは、信頼度が高いです。自宅に来て、ペットが暮らす環境を確認したり、ペットの様子を確認したり、飼い主さんやご家族と直接会って、打ち合わせを行ってくれます。事前に会うことができていれば、ペットシッターさんとペットがコミュニケーションをとっておくこともできます。飼い主さんやご家族も、“この人にお願いして本当に大丈夫だろうか”と確認することができます。もし、この人にはお願いできない、と判断した場合には、ペットシッターさんを変えてもらうことができます。業者を変えても良いです。
必ず確認しておきたいこと④「公式ホームページやSNS等」
- 公式ホームページ
- SNS(ブログなど)
ペットシッターさんや業者さんの公式ホームページは必ず確認しておきたいです。
- ご利用方法
- 料金表
- サービス内容
- お客様の声
あなたが「これが知りたい!」と思うことの全てが書かれていると良いと思います。あなたが知りたいと思うことは、ペットを預けたいと思っている飼い主さんや家族のみなさんが思っていることです。書かれていないけれど気になる内容がある場合には、電話やメールで問い合わせてみましょう。そのときの対応も、信頼できるかどうかの判断材料になります。
TwitterやInstagramやブログなど、ペットシッターさんや業者さんが投稿されている写真やコメント等を見て、どのようにお世話されているのかを確認するのも良いです。私が拝見した中には、利用者さんの個人情報に関わる内容が投稿されているのでは?と感じるものもありました。これは信頼に欠けますよね。
まとめ
ペットシッターを初めて利用するとき、不安や緊張でいっぱいになると思います。見知らぬ相手に大切なペットを預けるのですから仕方ありません。少しでも安心してお願いするためには、信頼できるペットシッターさんや業者さんであるかどうか、しっかり見極めなければなりません。この記事がほんの少しでも参考になり、安心に繋がると嬉しいです。