ドッグランに敷かれている素材について
私が愛犬たちをドッグランに連れて行くのであれば、ドッグランに敷かれている素材にもこだわって、ドッグランを選んであげたいなと思います。
どんな素材が敷かれているのかによって、愛犬にも飼い主である私にも、メリットやデメリットがあるからです。
ドッグランに敷かれている素材にはどんな種類があるのか、そしてどんな違いがあるのかご紹介したいと思います。
ドッグランに敷かれている素材の種類
土
敷かれているというよりも、その場所にあった土が、そのまま使用されているドッグランがあります。何かを敷くわけでもなく、何か加工をするわけでもなく、自然の土のままの状態です。
犬って、穴を掘るのが好きですよね。
うちの愛犬の男の子も、土のある場所へ連れて行くと一生懸命に掘って遊びます。
思いっきり汚れて遊んでもOK!という日は、大好きな穴掘りができる土のドッグランに連れて行ってあげたいです。
天然の芝生
芝草という植物が敷かれているドッグランがあります。
芝生のドッグランを選ぶ飼い主さんがほとんどなのではないでしょうか。
土のドッグランと比べれば犬のカラダも汚れにくいですし、大好きな穴掘りをしようと思えばできます。
ドッグランに敷かれている芝生は日本芝と呼ばれており、日本の高温多湿な環境の中でもたくましく育つことができる芝草です。寒さに強い西洋芝という芝草もあります。
人工の芝生
パッと見た感じでは、天然の芝生のようにも見える人工の芝生ですが、ウレタンやポリエチレンなどの合成樹脂で作り出された資材や、パイルという資材でできています。
天然の芝生と違って、ちょっとチクチクとした感触がありますよね。
ウッドチップ
クスノキやヒノキなどの木材をチップ状に粉砕し、ドッグランの素材として敷き詰められていたり、ドッグランの一部分に使用されていたりすることがあります。
ウッドチップとは言っても、どんな木材が使用されているのかによって、見た目も香りも大きく違います。
バークチップ
ウッドチップの一種なのですが、クスノキやヒノキなどの木材が使われているウッドチップとは違い、バークチップは赤松や黒松などの樹皮で作られています。
赤松のバークチップが敷き詰められたドッグランは明るい雰囲気があり、黒松のバークチップが敷き詰められたドッグランは落ち着いた雰囲気があります。
ドッグランに敷かれている素材の違い
- 土
- 天然の芝生
- 人工の芝生
- ウッドチップ
- バークチップ
この5つの素材を比較してみると、いろんな違いを発見することができます。
雰囲気
やはり、天然の芝生は高価なものなので、ドッグランの雰囲気もスタイリッシュで、豪華な感じがします。
天然の芝生はお手入れがとても大変なので、いつ訪れてもしっかりお手入れされているドッグランだとすれば、清潔で衛生面も良いのではないかと思います。
肉球への刺激
土は肉球や手足が汚れてしまうので、ドッグランで遊んだ後は自宅でキレイに洗ってあげる必要があります。肉球の間にも土が入ってしまっているので、念入りに洗ってあげてください。
天然の芝生はやわらかく、肉球への大きな刺激はないと思います。
その一方で、人工の芝生は人間の私たちが触れてもチクチクしますし、犬の肉球にも少なからず刺激を与えてしまうかもしれません。
ウッドチップはとても小さな細かい粒なので、肉球に刺さってしまわないかと不安になるかもしれません。
その一方で、バークチップは粒が大きく、丸みのある素材なので肉球を傷つけにくいと思います。
ニオイ
ウッドチップやバークチップには、消臭効果があります。
犬がたくさん集まる場所ですので、ニオイも気になりますよね。
ウッドチップやバークチップが敷かれたドッグランなら、ニオイも少なく、快適なのでははいでしょうか。
まとめ
ドッグランに敷かれている素材について、5つの種類と違いをご紹介しました。
私がよく選ぶのは、土のドッグランと天然の芝生のドッグランです。
ウッドチップやバークチップは自宅の庭に敷き詰めて、愛犬を遊ばせるスペースを作ってみても楽しめる素材だと思います。
人工の芝生なら、ベランダやバルコニーなどに敷いて、遊べるスペースを作ってあげるのに良いと思います。水洗いできますし、お手入れが簡単なので使いやすいです。