犬と車に乗る前に気を付けたいこと
安全で楽しくドライブするためには、車に乗り込む前から気を付けたいポイントがあります。特に車酔い予防には事前の準備が大切です。
食事を早めに済ませる
出発の直前に食事をしてしまうと、車酔いを起こしやすくなってしまいます。できれば乗車の3時間前までに済ませるようにしましょう。量はいつもと同じか少なめにしましょう。
お水もたくさん飲んでしまうと、乗車中に吐いてしまいます。運転中には飲めないから…と、つい与えたくなりますが、がぶ飲みさせてはいけません。ドライブの合間に休憩時間を作って、そこで少しずつとらせるようにしましょう。
酔い止めの薬を動物病院で処方してもらう
食事やお水などに気をつけていても、車酔いしやすい子がいるのは人も犬も同じです。そんな子には動物病院で犬用の吐き気止めを処方してもらいましょう。
トイレを済ませる
発車してしまうとしばらくは用を足せないので、車に乗る前にトイレを済ませておくと安心です。ですが無理強いする必要はありません。お水と同様に休憩時間を利用しましょう。
車の中を事前に冷やしておく
ご存知のように、停車中の車内はとても暑くなっていることがあります。この車内にそのまま犬が乗り込むと熱中症を引き起こしかねません。特に短頭種や体温管理が苦手な子犬・老犬は注意しましょう。
犬を乗せた車の運転中に気を付けたいこと
車内の温度に気を付けましょう
車が走り出してからも、温度管理には気をつけましょう。車内の温度は20℃が目安です。時々犬がいるところに手をあてて、熱がこもっていないかを確認してみましょう。エアコンの風が届きにくかったり、直射日光が当たっていたりすると直ぐに暑くなってしまいます。
犬はキャリーバッグに入れましょう
基本的に犬はキャリーバッグに入っていてもらいましょう。犬にとってのキャリーバッグは人のシートベルトと同じです。いくら安全運転を心掛けていても、とっさの事は起こります。そんなときに一番犬を守れる場所がキャリーバッグの中です。座席や膝の上から落ちた場合、骨折や打撲の恐れがあります。
窓やドアにはロックをかけましょう
車内で犬を自由にさせるタイミングもあるでしょう。そんな時は今一度窓やドアのロックを確認してください。犬がドアに手をかけた際に、パワーウィンドウが作動したりドアが空いたりする事故が起こるかもしれません。
換気をする場合には、リードがついているか・キャリーバッグの戸は閉まっているかを確認して飛び出し事故を防ぎましょう。
ときどき休憩をとりましょう
休憩は1~2時間毎に取り、軽いお散歩や水分補給・トイレを済ませ気分転換をしましょう。長距離ドライブの計画を立てる際に、ドッグランや散歩のできるが公園を調べておくと出発してから困りません。犬は楽しいことが大好きです。車で出た先で楽しいことが待っていると分かったら、きっとドライブが好きになってくれるでしょう。
休憩に出る前にももう一度リードを確認しましょう。知らない場所で迷子になってしまった場合、見つけるのは困難です。
まとめ
犬とドライブを楽しむために注意したいポイントをまとめました。
- 車酔いを防ぐ
- 熱中症を防ぐ
- 怪我を防ぐ
- 迷子にならないようにする
ドライブでは愛犬と普段と一味違う思い出を作ることができます。これらのポイントを抑えて、楽しいドライブをお過ごしください。