トイレの失敗
おうちでのトイレのしつけは完璧というわんこでも、初めての場所に行くと粗相をしてしまいがちになります。
特に、ドッグカフェやレストランといった飲食店の店内や、ホテルのお部屋、神社やお寺などの観光地で粗相をしてしまうと、周りの人に迷惑をかけたり、不快な思いをさせたりしてしまいます。「うちの子は大丈夫だから」と油断せずに、飼い主さんが常に注意を払ってあげることが大切です。
対策
- マナーベルトを装着する
- 店内に入る前に外で排泄を済ませる
- しきりに地面の匂いを嗅ぐなど落ち着きがなくなってきたら、抱き上げて移動する
- 粗相してしまった場合に備えて、トイレシートや水を常に携帯しておく
誤飲・誤食
その土地の名物を食べるのも、お出かけの楽しみの1つですよね。特に、観光地ではいろいろな飲食店が並び、食べ歩きができる場所も多いかと思います。
そういった場所で注意したいのは、わんこの誤飲・誤食です。道端に落ちている食べこぼしをパクリと拾い食いしてしまうことはもちろん、他の観光客が勝手に食べものを与えてしまったりといったリスクも考えられます。
対策
- 普段から拾い食いをしないようしつけをしておく
- 食べものが落ちているのを見つけたら避けて歩くようにする
- リードはすぐに引けるように短く持ち、犬から目を離さない
- 犬が食べて良いもの悪いものの知識をつけておく
脱走
お出かけ先ではわんこも解放的な気分になっているため、車から降ろそうとしたときや、リードを放してしまった不意の瞬間に、わんこが脱走して迷子になってしまうケースがあります。
また、イベント会場や花火会場の大きな音に驚いてパニックになり、脱走してしまうこともあります。見知らぬ土地で迷子になってしまうと再会することは困難ですし、高速道路のパーキングエリア等で脱走してしまうと事故に巻き込まれてしまう可能性もあって大変危険です。
対策
- 車の中ではノーリードにしない
- 大きな音がする場所では特に注意する
- 万が一に備えてマイクロチップを装着しておく
熱中症
一般的にわんこは暑さに弱い動物です。人間が「暖かいな」と感じるくらいの気温でも、わんこは熱中症になってしまう可能性がありますから、特に、車で移動する場合には室内の温度管理に注意が必要です。
高温時に車内でわんこだけをお留守番させることは避け、やむをえない場合には窓を開けたり日陰に停車したりするなどし、短時間で戻るようにしてください。
また、室外の場合であっても、遊びに夢中になりすぎて水分補給を忘れてしまうと熱中症になってしまう可能性はあります。わんこには、こまめな水分補給をさせてあげてください。
対策
- こまめな水分補給をおこたらない
- 高温時に車内でお留守番はさせない
- 冷温パッドなど、すぐに冷やせるものを持ち歩いておく
まとめ
いかがでしたでしょうか?わんこと一緒のお出かけは、飼い主さんとわんこの絆を深める絶好の機会です。わんことのお出かけを楽しい思い出でいっぱいにするためにも、トラブルについての予備知識をしっかり持っておきたいですね。