愛犬を外部に託す時、どんなことを確認したらよいのでしょうか?
現在日本で取れる「犬に関する資格」は医療従事者を除くと、お金と時間があれば誰でも取得できるものがほとんどです。
数時間の講習を受け、テストに合格し、資格取得費用、資格認定団体や機関への登録費用の負担をすれば、各市町村へ届け出後「有資格者」として開業できます。
ホームページや広告などを見ると、たくさんの資格を連ね一見「安心感」があります。ですが "犬が嫌いな人・全く犬と関わったことがない人・なんの経験もない人でも、「ペット産業」に携わるための資格を持つことができる" ということを忘れてはいけません。
大切な愛犬を、数時間であっても他人に託す時には、資格や宣伝内容だけで判断せず慎重に選びましょう。
愛犬を託す前に必ず確認してほしい!10項目
①実際に愛犬を預けるまでの準備期間について
- 面談ヒアリング
- 愛犬とのふれあい
- お試し預かり
- 報告と情報共有
- 実際の預かり日の打ち合わせ
最初の面談とヒアリングはとても重要です。一度の面談で相性や人柄を判断するのはとても難しいので、必ず準備のための「お試し預かり」があるのかを確認しましょう。預かり中の愛犬の様子などを動画や写真と共にきちんと報告をしてくれるかも確認しておきましょう。
②実際に愛犬のお世話をする人全員との面談が可能かどうか
個人経営のドッグシッターさんの場合はその方と直接面談し、いろいろお話ができますが、登録制派遣のシッターさんや預かり型で多くのスタッフの方がいる場合には、面談や見学の際に愛犬と関わるスタッフ全員と話したり、顔を見ることができるのかを確認しましょう。
また、見学の際には実際に愛犬が過ごす場所の確認もしましょう。
③ヒアリング項目
豊富な経験があっても、ヒアリング無しに愛犬をお任せください!という人は選ばないことが賢明です。重要なヒアリング項目は、その子の性格的特徴や行動、精神状態についてです。
- 分離不安ではないか?日頃の生活スタイルや飼い主さんとの時間について
- 興奮時に見せる行動や特徴
- 触られて嫌な場所
- 見知らぬ人への接し方
- 落ち着く場所
- 好きなおもちゃやオヤツ
- 普段の叱り方、褒め方、名前の呼び方
- ケージでの過ごし方
- 排泄のタイミング
- 飼い主さんが心配な点
④過去の事故の有無や改善点と現在の状況
犬の預かり中、訪問中に起きてしまった過去の事故の有無を必ず確認しましょう。
- 脱走
- ケガ
- 咬傷
- 突発的な発病 など
ペットシッターやホテルで、お世話中の脱走やケガが多く発生しています。慣れない人、慣れない環境でトラブルが起きる可能性は高くなります。過去にどのような事故があって、どのように対応、対処、改善を行ってきたのかをきちんと説明してもらうようにしましょう。
一度事故を起こしているから「悪い」のではなく、改善し反省を活かして対応しているかが重要なポイントですので、チェックしましょう。
⑤犬にかかわる仕事の経験
実際に犬を預けたり、訪問してくれるシッターさんの現在までの経験年数や仕事の内容を聞いてみましょう。
- トリミング学校を出て数カ月
- ドッグシッターとして数カ月
- ペットショップで働いていただけ
このように、ドッグシッターとして見知らぬ犬のお世話をした経験がないシッターさんに全てをお任せするのは、リスクが高すぎます。
ペットショップでお世話をする犬たちは、小型の仔犬で、トリミング学校のモデル犬たちは、家庭犬とは違います。
また、ドッグシッターとして経験が少ないのは、さまざまな状況に対応できる力が足りていないこともあります。
このように経験面で心配がある場合には、サポートしてくれるベテランのシッターさんの指導の下でお願いできるのか?常に複数でお世話ができる環境なのか?など確認をしましょう。
⑥犬種や個別の性格への理解力
犬のトレーナーでも同じですが「犬はこうだ!」という決めつけの接し方が原因で、「問題犬」になってしまうことがあります。犬種による違いや、それぞれの性格などへ、どこまで理解をして対応してくださるかを確認しましょう。
良いことをした時の褒め方や、叱り方は必ず飼い主さんと同じでなればいけません。また、好きなこと得意なことの把握と、苦手なこと嫌いなことの把握もとても大切です。
- 甘えん坊で抱っこが好きなのか?
- 姿が見える距離でそっと見守ってほしいのか?
- 名前を呼ばれたら喜んで来てくれるのか?
- 知らない人には緊張してしまうのか?
などの細かなことを説明し、それにきちんと対応してくれるシッターさんを選びましょう。
⑦身分証明書の提示
愛犬を託す時には、予防接種証明書や鑑札、飼い主さんの身分証明書の提示を求められます。同じように、訪問型シッターさんには身分証明書の提示とコピーの提出をお願いしましょう。
また、ホテルやドッグホストの場合には代表者やスタッフの名前、資格証などは提示してもらうようにしましょう。
シッターカメラは強くお勧めします。訪問だけして何もしない派遣型のシッターさんは実はとっても多いので注意です!
⑧救命救護の経験の有無、実習の有無
万が一への備えはあって困ることはありません。愛犬の心肺蘇生の経験や、誤飲、熱中症、痙攣、などへの対処方法の知識はあるのか?経験はあるのか?を確認しておきましょう。また、提携先病院までの時間、対応時間なども合わせて確認しておきましょう。
⑨愛犬の飼育年数や経験の有無
実際に愛犬をお世話してくれるシッターさんの、飼い主歴も聞いてみましょう。どんな犬を何年くらい飼ったことがあるのか?この話をすると、共通点などが見つかり、信頼関係を深めやすくなります。
「もしも自分の愛犬だったら?」という飼い主さんの視点でも考えて対応してくれるシッターさんを選びましょう。
⑩一日にお世話をする犬数と人数
預かり型のドッグホストの場合には、必ず「人一人に対して犬何頭なのか?」を確認しましょう。
自宅と同じように、ストレスフリーの環境でケージレスで預かる場合、とっさの判断行動ができる状態。目を離してしまう時間などを考えても、慣れない犬を一人で安全にお世話できるのは、中型犬までで3頭。大型犬で2頭です。
上手にケージを使って、順番でお世話をする場合や複数人で同時に数頭のお世話を分担するなどの場合は、対応頭数も変わってきますが、少数お預かりの方が安心です。
たくさんの質問や疑問点不安点などに、しっかりと対応してくれることがまず第一条件です。
「うちは大丈夫ですから!」という過信や、不安が残る対応の場合は別の所を探すことをお勧めします。
愛犬を預ける際、訪問してもらう際の注意点
いよいよドッグシッターさんを利用することが決まったら、必ずしておきたいことがあります。
- お願い事を箇条書きにして手渡すこと
- 特に重要なことは、注意書きと口頭で再確認すること
どんなにベテランのシッターさんでも、たくさんの資格を持っていても愛犬との信頼関係はありません。大切なことは何度でも伝え、お願いするようにしましょう。
訪問型ペットシッターとドッグホスト(ホテル)の違い
現在、ペットシッターなど愛犬を飼い主に変わってお世話をしてくれるありがたい場所が増えてきました。
訪問型ペットシッター
訪問型ペットシッターは、飼い主の留守中に決まった時間(1日1時間の訪問を1回~数回など)に訪問し愛犬のお世話をしてくれます。
基本的には食事や散歩のタイミングで訪問しお世話をしてくれます。愛犬は慣れた自宅で過ごせますが、訪問以外はお留守番となります。
お留守番に慣れている犬や、他の犬や場所にストレスを感じやすい犬に訪問型ペットシッターは向いると言えるでしょう。また、介護に対応してくれるシッターさんも多いので、寝たきりの愛犬を残して出かけなければならない時などにも大助かりです。
ペットホテル
主に動物病院やペットサロン、しつけ教室、ペットショップなどにホテルが併設されています。
お散歩や、自由運動の時間が決められており、他の時間はケージやクレート内で過ごします。他犬と交流できる犬は一緒に遊ばせたり、他犬が苦手な犬は一人で過ごすなど選べます。
動物病院併設のホテルなどは人気があり、獣医師の管理のもとなので高齢犬や持病持ちの犬などは安心して預けられます。
ペットホテルはケージの中で、おとなしく過ごせる犬には向いています。近年、ケージではなく個室やフリースペースでの預かりも行うホテルが増えてきましたので、各施設のサービスを確認してみましょう。
預かり中に、トリミングやグルーミングを済ませておいてくれるのも、併設ホテルならではのありがたいサービスです。
ドッグホスト(首都圏)
主に個人宅、ペットシッター宅などで愛犬を預かってくれます。自宅により近い環境で預かってくれるので、近年人気が高まっています。
資格などがなくても、ドッグホストに登録して飼い主同士で愛犬を預かり合うサービスなどもあります。
お友達のおうちに預かってもらうような、親しみやすさと利用しやすさが人気です。
少数預かり型で、リビングなどで一緒に寛いで過ごしたり、シッターさんの愛犬と一緒に遊んだり、お散歩に行ったりしながら過ごせます。
少数預かりなので、
- 他犬が苦手
- お薬を飲ませる
- 散歩が苦手
- ブラッシングは毎日
など、細かな要望にも対応してくれます。愛犬の性格や、どんな環境で過ごすのかで愛犬にあった場所を選ぶことができます。
お散歩は、必ず一緒に歩いてからお願いしよう
近年、ペットホテルやシッターさんによる預かり中の【脱走】事件が増えています。慣れない環境、多頭散歩、安全確認の怠りなどで、愛犬が命の危機にさらされてしまいます。
愛犬を預ける際には必ず【ダブルリード】で託し、トリミングなどが無い場合は絶対に外さないよう、何度もお願いしましょう。
カラー(首輪)、ハーネスなどの脱着時に安全確認を怠っている場合が多くあります。そして、一人きりで多頭散歩のため、カラーが抜けハーネスが抜け犬が逃走してもすぐに対応できず、発見が遅れるという悪環境が重なります。必ず飼い主が、カラーハーネスを装着し、ダブルリードで預けましょう。
ホテルやドッグホスト、シッターさんにお散歩をお願いする場合には、事前に必ず一緒にお散歩コースを歩きましょう。リードを託し、飼い主が一緒に横を歩くようにします。
- お散歩コースに危ない場所はないか?
- どんな場所を歩くのか?
などを事前に確認していただくことによりトラブルのリスクを現象させる事が出来ます。万が一への備えとして、必ず行いましょう。
絶対に多頭散歩はしないように!と伝えよう
仕事として犬を預かる【プロ】ならば、うっかりやミスなどあってはいけませんが、本当に多いのが【脱走・逃走】なので注意が必要です。
1泊の預かりならば、お散歩ではなく敷地内で排泄や運動をお願いするのも事故を防ぐ選択です。無理にお散歩に行かなくても、しっかりと排泄ができて、少し体を動かせる時間があれば1泊程度で病気になることはありません。
契約書などでも、徹底してもらえるのかを確認しましょう。
食事に関しては口頭で一緒に確認
それぞれ、家庭で決められた食事方法があります。投薬、食事時間、食後の過ごし方、食べさせる早さや、温度などなど様々です。慣れている飼い主さんには簡単なことでも、初めてお世話をする犬に対しては難しいこともあります。
訪問型の場合は、見やすい所に注意書きを書いて貼りだしておきましょう。
ホテルやドッグホストへご飯を持参する時には、必ず一食分ずつ小分けにして、一食分ずつ注意書きを書いておきましょう。
特に大型犬種の場合には食後の安静が大切なので、間違っても食後他のワンちゃん達と遊ばせるなんてことが無いように、徹底してもらいましょう。投薬の時間間隔がある場合には、時間に合わせて電話連絡をするようにしましょう。
動物病院までの移動時間を把握しておく
預かり型のホテルやドッグホスト先で提携病院がある場合には、所要時間を確認しておきましょう。
- 夜間対応があるのか?
- 預かり中、夜間に様子をみてくれるのか?
なども必ず確認しましょう。
多くの場合、夜動物病院が終わってから体調を崩したり、突発的な発作を起こしたりします。提携先病院の数、対応時間、移動にかかる時間を把握しておきましょう。
慣れない場所で、緊張して飼い主のお迎えを待っている愛犬は「不安」の中で過ごしているので、どんな不調が現れてもおかしくないのです。
こんなドッグシッター・ホテルは危険!10個の見極めポイント
- ①施設内(預かり場所、遊び場)などの見学ができない
- ②多頭散歩をしている
- ③どんな犬でも預かりますと宣伝している
- ④契約書などの書面を残さない
- ⑤犬の名前や特徴を忘れる
- ⑥コミュニケーションが取れない
- ⑦繁殖をしている
- ⑧預かる犬が同じ場所で常にフリーになっている
- ⑨人員が少なすぎる
- ⑩施設の安全管理がずさん
など、これまでに起こった預かり中の事故をもとにした見極めポイントです。この他にも、飼い主さんが見て、聞いて不安が残る場合には複数の施設を検討しましょう。
預かり中に起こる脱走
これは、以前に私がドッグホストを利用した時の体験です。
愛犬とシッターさんとの相性も良く、2回のお試し(3時間)、1回のお泊り練習(1泊)を済ませ、何度か預かっていただいていたシッターさん宅でした。
1泊預かりも、3回目となりお散歩のコースも一緒に確認してお願いしていました。
ですが、朝お迎えの直前に壊れた扉から愛犬を脱走させられてしまいました。
朝のお散歩は、お願いしておらず厚意でしてくださったのですが、お散歩から戻り、お迎えの時間が迫っていたことから、庭に犬を出したまま家の中に戻り帰りの準備をしていたとのことでした。
幸い、シッターさんのお宅のワンちゃんたちが居たこと、近所の人がすぐに大きな声で知らせてくれたことなどが重なり、遠くへは行かずにすぐに戻ってきたそうです。
ですが、すぐ先には通りの激しい国道があるので大事故になりかねません。
- 「ちょっと目を離したすきに」
- 「慣れてきたから少しくらい大丈夫だろう」
このような、油断が愛犬を一瞬で命の危険にさらします。
とても、可愛がってくださり、細やかなケア、食事の指示や日頃の躾など要望に応えてくださりとても良いドッグホストさんですが、今後、愛犬を預けることはないでしょう。
まさか?ペットホテルで繁殖犬に?
これは、数年前に起こった事故です。友人が出張のため1週間愛犬をペットホテルに預けたことがありました。
いつも、グルーミングを頼んでいたペットサロンに併設されたホテルで、トリマーさんも他のスタッフさんにも慣れていたため、安心して何度も預けていたそうです。
いつものように愛犬を迎えに行くと、ホテルに愛犬の姿がなく「他の犬と喧嘩をしてしまってケガをしてしまったので病院で手当てを受けている」と告げられます。慌てて病院へ行くと、耳と目の上を大きく咬まれ酷い怪我をしていました。
ホテルのオーナーに事情を聴くと、みんなで運動場で遊んでいたところ急に他の子が咬みつき怪我をさせてしまった。と陳謝されました。
怒りがこみ上げましたが、いつもお世話になっているのでグッとこらえて、いつものかかりつけの病院へ愛犬を移動し治療を受けました。
すると、陰部の周りに血や精液が付いていると指摘をうけます。
慌ててホテルのオーナーに連絡をし、病院にきてもらい愛犬の現状を見せ問いただします。すると、
と衝撃の事実を伝えられました。
しかし、不運なことにそれでも無理やり交配させられ、その後病院へ連れてきたとのことでした。あってはならない事故で、営利目的でとても許されて良い行為ではありません。ですが、預かり中になにをされているのか?実際には不透明で分からないのです。
未去勢のオス犬の場合、交配させられていてもメス犬への反応や性格の変化などは個体差が大きいので分かりづらいのです。
このホテルのオーナーは知識もなく交配させようとし、お迎えが迫り慌てて無理やり交配させた為、事実が明るみに出ました。
何事もなければ、まったく知らないところで愛犬の子供が販売されていたかもしれません。
無責任な対応と広告宣伝
長期滞在可能な、犬の幼稚園と宣伝をしているドッグホストがあります。有資格者が名を連ね、「どんな犬でも対応可能!安心して預けてください」というのが売りです。
- ドッグトレーナー
- ペット看護師
- トリマー
- ペット栄養管理士
- ハンドラー
常駐スタッフ5人で、預かり犬は最大20頭ほど。大型犬、中型犬、小型犬がそれぞれのスペースに分かれ、施設内は人間の幼稚園のようでした。
面談を済ませ、「まずはショートステイ(2時間)で相性や様子を見ます。」とのことで後日、準備をして預けることにしました。
犬や人に警戒もなく、友好的、陽気な性格でこれまでに特に困ったトラブルもないワンちゃんでした。オヤツをもらえれば、ご機嫌で飼い主さんが居ないことも「ヘッチャラ♪」な若い犬です。
ですが、1時間も経たないうちに飼い主さんのもとへ「お迎えに来てほしい」との電話が入りました。
- ずっと吠え続けていて手に負えない
- 他の子に威嚇する
- 落ち着かずマーキングする
という内容でした。これまでに、全くなかった愛犬の様子を伝えられ慌てて迎えに行くと、施設の奥から嬉しそうに廊下を走ってきました。
先ほど預けた時にはカラーとハーネスを着けていたのに、現れた愛犬は何も身につけていなかったのです。そしてあろうことか、扉が開いた玄関に立っている飼い主に対して喜んで興奮している犬が居るにもかかわらず、脱走防止扉を開放したのです。
あわや、勢いよく玄関を出てしまうところで愛犬を抱きとめることができました。預けた荷物の中に、食べきったオヤツの袋(中型犬で3日分)と着けさせたリードやカラーが入っていました。
なぜ、犬の預かりを断られたのか真実は分かりません。電話で言われたとおり、とても迷惑をかけたのかもしれません。ですが、危機管理能力の低さと、数十分で大量のおやつを与えきる知識の無さ、「どんな犬でも預かります」という宣伝とはかけ離れ、正しい対応ができない経験の無さ。こんな場所に愛犬は預けられないと感じたそうです。
まとめ
見ず知らずの人に大切な愛犬を預けるということは少なからず「リスク」があることを十分認識しておきましょう。
「プロ」といっても、その人の能力は資格だけでは判断できません。資格がある「プロ」よりも愛犬のことを熟知している飼い主さんの判断の方が正しいことがたくさんあります。
どんなに「プロ」であっても、愛犬にとっては初めての人で「素人」なのです。良い環境であっても愛犬にとっては「不安」で心細いものなのです。
いざという時に愛犬を預けられる場所を確保しておくことはとても大切です。「急に愛犬を預けなければ!」と慌てて、不安が残る場所や相手に愛犬を託すことがないように、事前に安心して任せられる預け先を確保しておく必要があります。
どんなに慣れていても、油断は命の危険につながります。「プロ」として、しっかり飼い主さんからの注意点を守って徹底した預かり時間を過ごしてくれる。そんな、ペットシッターやドッグホストに出会うには、見学やコミュニケーションを納得いくまで続けることです。
飼い主さんの心配や不安、説明案内を怠る人に、正しい犬のお世話はできません。悲しい事故で愛犬を傷つけないように、預ける飼い主の責任も同じように大きいのです。