愛犬との春夏のお出かけに向けて!必須アイテム10選
お出かけの準備の時に、ぜひ活用していただきたいアイテムリストです。しっかり備えて、安全に楽しく春夏の行楽を楽しんでください。
- ①水
- ②ビニール袋(大中小)、ジップロック
- ③救急箱(犬用)
- ④予備リード
- ⑤タオル(大中小)、トイレシート、キッチンペーパー
- ⑥ボディケアセット
- ⑦マナーベルト、オムツ
- ⑧証明書一式
- ⑨お出かけ先の病院リスト
- ⑩冷却グッズ
①【水】現地調達が意外と難しい!多めに持っていこう
水は春夏のお出かけには特に、無くてはならない必須アイテムです。高速のサービスエリアやコンビニで水は調達できると、準備しない飼い主さんが多いのですが、実はまとまった量の水を調達するのは難しいのです。
- 500mlペットボトル
- ウォータータンクやサーバー
- 非常用給水袋 など
持ち運びサイズの水は、排泄後の洗い流しにお散歩バッグへ入れておくと便利です。土の上、ドッグラン内のトイレスペースなどであっても排泄後は水で流すのがマナーです。
長距離のお出かけや、車の移動、外出先での食事で突然「下痢」をしてしまうワンちゃんが多くいます。ゆるい便は取りづらく、また、望ましくない場所で下痢をしてしまった時など、車にタンクなどで水を常備しておくと、掃除はもちろんですが、桶やバケツを併せて持っていれば、愛犬の体の汚れも流せます。
非常用給水袋は、たくさんの水を便利に持ち運ぶことができます。万が一、熱中症の症状が出てしまったら直接愛犬の体に水をかけるのに便利です。お水を確保できる容器を持っていくだけでも、いざという時便利です。
②【ビニール袋(大・中・小)、ジップロック】持ってくればよかった!と出先で思うアイテム
ウンチ袋の他に、ごみ袋大、スパーの袋、スーパーの小袋、などサイズ違いで揃えて数枚ずつ持っていくと便利です。
ゴミを入れるのはもちろんですが、水遊びをした後のタオルを入れて持ち帰ったり、水を汲む容器が無い時でも代用できます。暑くなった日は、冷たい水を袋に入れて愛犬の体を冷やすこともできます。
匂いも閉じ込めてくれる密封袋は便利です。ジップロックはウンチを持ち運ぶ時に便利です。しっかりと密封しておけば車の中に持ち込んでも、社内が便臭に包まれません。ご飯やおやつの持ち運びにも便利なのでお薦めです。
③【犬用救急箱】必ず1セット愛犬用の救急箱を持ちましょう。
犬用救急箱に入れたいもの
- ピンセット
- パウダースプレータイプ消毒
- 食塩
- くっつく包帯やガーゼなど
- 整腸剤、胃薬
- フロントラインスプレー
ピンセット
トゲなどが肉球に刺さってしまった時、寄生虫が体についているのを発見した時、ピンセットは何かと便利です(皮膚に噛みついているダニや寄生虫を指で取るのは大変危険です)。
ピンセットで寄生虫の口先が残らないよう、回しながらとります。動画などで寄生虫のとり方が紹介されていますので、一度見ておくと安心です。絶対に、寄生虫の体を引っ張ってつぶしてしまわないよう注意が必要です。
パウダースプレータイプ消毒
傷などの消毒には、液体タイプよりスプレーでパウダー状になる人間用の消毒がお薦めです。すぐに乾いて傷口を保護してくれるので、応急処置として最適です。
くっつく包帯やガーゼなど
くっつく包帯やガーゼは傷口などを守るために使います。傷口を舐めてしまわないようにくっつく包帯はとても便利です。
整腸剤、胃薬
整腸剤と胃薬は病院から処方してもらい備えとして持っていきましょう。
フロントラインスプレー
春夏は寄生虫が活発に活動しています。月に一度の予防をしていても、毛の表面などに寄生虫がついて車や自宅に持ち帰ってしまうことがあります。山、森、林、草村、川など寄生虫が多く生息している所で遊んだあとは、フロントラインスプレーで予防するのもお薦めです。
④【予備リード】長さの調節や万が一への備えとして
リードは必ず予備を持っていきましょう。リードフックなどに係留する際や、車の中での係留、ロングリードとして着けているリードの長さの調整などに1本持っていると便利です。また、リードが切れてしまった時など万が一の備えとしても必ず持っていきましょう。
⑤【タオル(大・中・小)トイレシート、キッチンペーパー】タオルは万が一の時は担架にもなる
タオルは、愛犬の体を一周できる大きさのものを1枚必ず持っていきましょう。大型犬の救急搬送の時、大判のタオルが一枚あるだけで、少人数で素早く病院へ運べます。
また、足ふき、体拭きや雑巾の変わり、カフェマット、かけ布団など代用の幅広く便利です。
トイレシートや厚手のキッチンペーパーは、吸水性があるので、掃除、ふき取り、保護などちょっとした事に使えて便利です。またトイレシートは、車内の保護にも使え、厚手のキッチンペーパーは、水に濡らしても使えます。
⑥【ボディケアセット】周りへの配慮にもつながる
カフェやホテル、人通りのある商業施設などに入る前には必ず愛犬の体をブラッシングし、抜け毛に注意しましょう。犬が苦手な人も利用しているかもしれないという、配慮をいつも忘れずに意識の高い飼い主さんになりましょう。
とくにホテルを利用する前には、建物に入る前にブラシ、足ふき、体拭きを済ませ、長毛種や抜け毛が多い場合には、洋服を着せるなど工夫しましょう。
⑦【マナーベルト、オムツ】必ず着用と言われる場所もある
カフェやホテル、商業施設を利用する際に【マナーベルト、オムツ】を必ず着用してください。と案内される場所も増えてきました。躾ができている、できていないにかかわらず、利用犬にはすべて着用が求められます。1セット持っていくと安心です。
⑧【証明書一式】お出かけセットに常備しよう
- 狂犬病予防接種証明書または猶予証明書
- ワクチン接種証明書
ドッグランやホテルでは、証明書の提示を求められます。出先に持っていく場合にはコピーを持っていきましょう。また、動物病院などでは、外出用の証明書を1つにまとめて発行してくれる病院もあります。
⑨【お出かけ先の病院リスト】事前準備をしよう
外出先の近く(車で1時間以内程度)で、救急対応、夜間対応がある動物病院をいくつかリストアップして持っていきましょう。いざという時、なかなか見つからず慌ててしまいます。休診日、休診時間、救急対応についてまとめたリストがあると便利です。
⑩【冷却グッズ】犬は暑がり!熱中症対策は忘れずに
春夏のシーズンには、犬用の冷却グッズがたくさん売られます。熱中症の予防グッズは、必ず常備しましょう。
人間が感じるよりも犬は暑さを敏感に感じています。暑さよりも湿度に弱いのでジメジメしていると呼吸が荒くなります。また、春、夏の日差しは冷房が効いている社内でも、犬の体に直接あたって暑くなります。十分に注意してください。
愛犬の命を救う「迷子札」は絶対に忘れないで!
お出かけに絶対に忘れてはいけない物。それは【迷子札】です!
- 愛犬の名前
- 飼い主の名前
- 緊急連絡先(2つ)
お出かけの便利グッズは、忘れたら他に代用があったり購入すれば良いことですが、迷子札は外出先の高速のサービスエリアなどでは売っていません。外出先で慌ててペットショップなどを探すことの無いよう家を出る時に、必ず愛犬の身につけましょう。
迷子札があれば、保護してくださった方が直ぐに飼い主さんへ連絡ができます。
迷子札があれば、保健所や警察に保護収容されても飼い主へ返還されます。
土地勘のない場所で、愛犬が迷子になってしまいどこを探して良いか分からない。愛犬もどこへ行っていいか分からない。そんな時に、迷子札を着けていたから無事に飼い主の元へ帰ることができたというケースがたくさんあります。
ぜひ、日頃から迷子札の着用を習慣にしましょう。
その他のお勧めアイテム5つ!これがあって便利でした♪
愛犬と頻繁に旅行に出かけていると、これ!便利だったとお出かけアイテムが増えていきますのでご紹介します。※大型犬2頭との宿泊旅行で活躍しているアイテムです
①食器用洗剤とスポンジ
愛犬の食器を洗うのに、ホテルや公共の水道ではスポンジも洗剤もないので持っていると便利です。
②カラビナ
登山グッズですがリードをかけるところがない時や、両手を使いたい時にリードを自分の体に繋ぐのに便利です。大型犬だと、設置されているリードフックに太いリードが入らない場合や、強度が心配なことがあります。そんな時カラビナを持っていると、重宝します。
③クイックルワイパー
ホテルの部屋を出る時には、必ず抜け毛の掃除をしますが、クイックルワイパーは折りたためて持ち運ぶのに便利です。サッと床の毛をまとめて掃除するのに便利です。
④蚊よけスプレー
フィラリア予防をしていれば、あまり神経質にならなくても大丈夫ですがやはり気になるので、我が家ではいつも持っていくようにしています(人間も助かります)。ホテルについたら、壁などに蚊よけスプレーをします。わんちゃんにはワンちゃん用のものを使いましょう。
⑤魔法瓶や耐熱ボトル
出先で【お湯があったら!】と思うことがけっこうあります。高速のサービスエリアなどでは、無料でお湯をもらうことができるので1つもっているとお湯の調達ができて便利です。我が家では、耐熱タンブラーを用意しています。
まとめ
春夏のお出かけ、楽しく安全に過ごせるように、愛犬に必要な備えは十分にしてあげましょう。とくに気温に注意して、人間が心地よいと感じる気温でも犬は暑苦しい思いをしていることが多いのでよく観察してあげましょう。
愛犬の体の大きさや、頭数によって準備アイテムのサイズや量をアレンジしてぜひ、旅の準備に活用してください。