使える!犬用バギーのメリット
わんこと一緒にお出かけする方法には、リードでつないで歩かせる他に、スリングやキャリーケース、犬用バッグを利用するなどの方法があると思います。これらの方法とは違う、犬用バギーのメリットとは何でしょうか。
疲れない
スリングやキャリーケース、犬用バッグの場合、長時間使用していると重さに疲れてしまったり、肩が凝ってしまったりといったことがあるかと思います。ですが、犬用バギーは押して歩くだけなので、よほどの坂道や悪路でなければ力が必要になる場面はほとんどありません。長時間のお時間でも疲れ知らずで快適に過ごすことができます。
多頭飼いや中大型犬もOK
複数のわんこと一緒にお出かけする場合、スリングやキャリーケースなどでは収まりきらなかったり、中大型犬の場合にはそもそも体重に耐えきれるグッズがなかったりといった問題があります。ですが、犬用バギーであれば、多頭飼いのわんこを一緒に入れることも、中大型犬を乗せることも可能です。ただし、もちろん、それぞれの商品の耐可重量を確認したうえで使ってくださいね。
犬用バギーのメリットはご理解いただけたでしょうか?では、犬用バギーが活躍する場面を見ていきましょう。
抱っこ・キャリーインで入店可のお店
近年、アウトレットモールや大型ショッピングモールなどでは、わんこ連れで入ることのできる施設が増えています。そういった場合、各店舗によって「リードで入店可」「抱っこ・キャリーインで入店可」など同伴のルールが定められていることがほとんどです。犬用バギーに乗せていれば、「抱っこ・キャリーインで入店可」のお店にも入ることができ、お買い物の幅が格段に広がります!
人混みの中
観光地などの人混みでわんこをリードで歩かせていると、他の人に踏まれそうになってしまったり、わんこが苦手な人に近づいて不快な思いをさせてしまったりと、危険やトラブルのもとになりかねません。そんなとき、犬用バギーに乗せていれば、周りの人と適度に距離を保つことができて安心です。
足腰が弱った愛犬の散歩
シニア期に入ると足腰が弱り、散歩がままならなくなってしまうわんこもいます。散歩が毎日の楽しみだったわんこにとっては、これはとても悲しいことです。ですが、犬用バギーに乗せれば、自分で歩くことはできなくても、外の雰囲気を楽しませてあげることができます。寝たきりのわんこにとって、外の空気に触れることは良い気分転換にもなります。バギーの上から、流れる景色を楽しませてあげられます。
ちゃんと守って!犬用バギー使用時のマナー
周りの人に注意する
人混みの中で使用すると便利とご紹介しましたが、公共の場でバギーを利用する際には周りの人への配慮も忘れてはいけません。くれぐれもよそ見をしていて他の人にぶつけたり、込んでいるところへ無理やり突っ込んでいこうとしたりしないでください。また、バギーは大きく、場所をとります。停めておく際にも、迷惑にならない場所を選ぶようにしましょう。
芝生などを踏み荒らさない
いうまでもなく、犬用バギーは車輪で動いています。舗装されたアスファルトの上を走っているときはさほど気になりませんが、芝生や土の地面を走る際には多少なりとも車輪が沈み込み、車輪の痕がついてしまいます。きれいに整備された芝生や砂利の上を通ることはなるべく避け、地面を車輪で踏み荒らしてしまわないようにしましょう。
乗車できない公共交通機関に注意
犬用バギーで電車やバス等の公共交通機関を利用したいという人も多いかと思います。バスはステップがあったり車内スペースも限られているため、バギーではもともと乗車が難しいことが多いですが、バギーで電車に乗れればとても便利ですよね。ですが、ちょっと待ってください。犬用バギーで電車に乗車できるかどうかは各鉄道会社によって対応が異なっており、JR各社では、犬用バギーでの乗車は認められていません。犬用バギーで電車を利用したい場合には、事前に鉄道会社に問合せをしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?犬用バギーは、わんことのおでかけの自由度を上げてくれるとても素敵なツールです。いろいろなメーカーから発売されていますから、ぜひあなたの愛犬にぴったりの1台を見つけて、愛犬との行動範囲を広げてみましょう!