犬のメラノーマ(悪性黒色腫)とは
メラノーマは黒色腫とも言われ、犬の皮膚腫瘍です。メラノーマはすべてが悪性ではなく、悪性と良性がありますが見た目ではわかりません。人間より発症率が何倍も高く、局所浸潤性と呼ばれるがんになった部位が、組織を超えて周囲にまで増殖し、再発や転移も比較的高い確率で起こります。
皮膚と粘膜の接合した部分に発生することが多く、口腔内や爪下部に発生した場合は、悪性である可能性が高くなります。中高齢犬に多く発症し、メスよりオスの発症が多いと言われています。発症すると完治が難しく、予後も悪いことが多いようです。
犬のメラノーマの症状
初期症状
- 口から異臭がする
- 歯茎から血が出ている
- よだれに血が混じる
- ご飯が食べづらそう
- 黒い腫瘍ができる
犬のメラノーマは初期の段階では、ほとんどのがんと同じく症状がありませんが、多くは見える場所に発生します。餌を食べにくそうにする、口が臭い、歯茎からの出血などで気づくことが多く、食べている餌や遊んでいるおもちゃに血がついているのを飼い主が、発見して異変に気づくということもあるようです。
犬のメラノーマは黒く色素沈着していることが多くあります。周辺よりも黒っぽい色になり、色がまだらで形が丸や楕円ではなく、盛り上がっている、境目がはっきりしないなどの時はメラノーマを疑います。
ただし全体の30%は、悪性度が高い無色素性メラノーマや乏色素性メラノーマと言われる、黒くないメラノーマもあります。口の中や足裏に前述したようなできものを見つけたら、獣医師を受診することをお勧めします。
末期症状
- 転移で多数の症状が出る
- 肺に転移した場合は呼吸困難など
- 激しい口臭(口の中にできた場合)
- 体重の著しい減少
犬のメラノーマは、気づいた時にはリンパ節や肺に遠隔転移していることも少なくはないようです。メラノーマの転移する部位は肺が多く、肺に転移することによって咳や呼吸困難などの症状のほか、動くと苦しそうな症状などが出ます。
口腔内に腫瘍ができた場合は、よだれや腫瘍からの出血膿などにより激しい口臭があります。足先にできた腫瘍の場合は運動しにくくなるため、筋萎縮から食欲減退による体重減少などの症状が出ます。
犬のメラノーマは、気づきにくいため早期発見が大切です。異変がある場合、すぐにかかりつけの獣医師を受診しましょう。
犬のメラノーマの進行速度は速い?
犬のメラノーマは、転移スピードが速く再発が多いのが特徴です。他の臓器に遠隔転移する確率が非常に高く、厄介ながんです。
メラノーマ発症の原因もはっきり解明されていないため予防が難しく、早期発見、早期治療のためにも、定期健診や犬の体をこまめに触る、口の中を観察するといった普段からのコミュニケーションを大切にして、しこりなどを見つけたら早めに受診することが大切です。
犬のメラノーマの良性・悪性の見分け方
犬の被毛が生えている皮膚にできるメラノーマは、80%以上の確率で良性と言われています。先にも述べたように、悪性度が高いのは口の中と足の裏で、内臓から発生することはまれです。
飼い主が良性か悪性かを見分けることはできないので、見慣れないできものを口の中やまぶた、足先に見つけたらすぐに獣医師に相談しましょう。
悪性メラノーマになった犬の余命とは
犬のメラノーマの進行は、4段階のステージに分けられます。ステージ1でメラノーマが発見されることは稀で、ステージ2では外科手術もしくは放射線治療単独で余命7~8ヶ月、ステージ3以降は闘病期間は3ヶ月と言われています。
犬のメラノーマは、気づいた時にはステージ3まで進行していることが多く、余命が短くなる傾向にあります。
犬のメラノーマの予防方法
犬のメラノーマは発症原因が解明されていないので、発症を予防することは困難です。そのため、定期検診や日頃からスキンシップをとりながら、口の中や足裏のチェックを行い、早期発見、早期治療することが重要です。また普段から、免疫力を上げるような生活習慣、餌の工夫なども大切です。
犬のメラノーマの治療方法
犬のメラノーマが疑われる場合、動物病院ではまず、治療開始の前にできものの組織を取って病理検査や血液検査などをします。必要であればCT検査などの検査も行います。手術の他にも、化学療法や代替療法などの選択肢も増えてきています。
手術
犬が病理検査で悪性のメラノーマと診断された場合には、外科手術で切除が一般的です。抗がん剤の効きにくいがんのため、最も有効なのは外科治療で、腫瘍の周りを広く切除する手術となります。手術する場合は腫瘍ができている部位や大きさ、状態によって手術の方法が変わることもあります。
完全に手術で切除できると判断された場合には根治を目指すことができますが、発生した部位の問題で完全に切除できない場合もあります。例えば、下顎に大きくできてしまった場合は、下顎全体を切除しなければならない場合があります。
この場合は今後の生活に大変な支障が出ます。腫瘍は切除したけれど食べることや、水を飲むことに支障が出てしまうとQOLが維持できません。このような場合は切除できる部分だけを切除して、残さざるを得なかった部分に対して放射線療法や抗がん剤で継続的に治療する緩和療法を選ぶ場合もあります
。
手術費用
犬のメラノーマの手術費用は様々ですが、上顎骨切除だと30万~50万円、下顎骨切除だと25万~40万円と言われており、入院は手術後の経過によりますが7~10日かかります。
抗がん剤治療(化学療法)や放射線治療
犬のメラノーマ治療に抗がん剤のみを投与しても、大きな治療効果が期待できるとは言えません。余命を少しでも伸ばしてあげたいなどメリットとデメリットをよく考え選択する必要があります。
放射線治療は一般の動物病院では設備がないため、大学病院などへの通院が必要となります。犬への放射線治療は全身麻酔が不可欠で、複数回当てる必要があり体調不良が起こることもあります。抗がん剤や放射線治療などには、トータルすれば数十万円かかると言われています。
その他の治療法
犬がメラノーマだけではなく、他の合併症を患っていて、一般治療ではリスクが高い場合などはがんとの共存やQOLを優先するといった代替療法を行っている病院もあります。
また、人のがん治療にも使われ、犬にも使われ始めた高濃度ビタミンC点滴は、大量のビタミンCを点滴で体内に取り入れ、その酸化還元生成される抗がん物質を用いた治療法になります。抗がん剤ほどガン細胞への攻撃力はありませんが、体への負担が少なく副作用がないというメリットがあります。
自家がんワクチン(免疫療法)は、体外で犬自身の免疫細胞を活性化させ注射で再び体内に戻す治療法です。犬の体に負担が少なく、初期の微小のがんには効果があると言われています。温熱治療は、がん細胞が他の細胞に比べて熱に弱いことを利用して、局所または皮膚から患部を温める治療です。
近年は犬のがん治療も様々に進歩しています。これらの代替治療は食事療法と併用されることも多いです。
これらの療法を行う場合には、良い面・良くない面・治療費などしっかり獣医師と相談したうえで行ってください。
まとめ
皮膚のできものにはいろいろな種類がありますが、犬のメラノーマは見た目や感触だけで判断するのは危険です。異変を見つけたら早めに診療を受け、メラノーマと診断されたら担当獣医師とよく話し合って、犬と飼い主にとって一番良い治療法を選びましょう。
残された日を最期まで、犬にとって負担の少ない方法で過ごさせてあげたいですね。
ユーザーのコメント
20代 女性 すず
しかし、人間よりメラノーマにかかる確立がわんちゃんの方が断然高いのには驚きました。わんちゃんにとってとても恐い病気なんですね。
今後は大切な愛犬の少しの変化にすぐ気づいてあげられるようにいたいと思います。
20代 女性 ゆん
30代 女性 MAI
女性 福禄寿
40代 女性 三姉妹ママ
最初は口が腫れてすぐ病院に行きました。
診断は歯槽膿漏…
ところが2週間でみるみる顔が腫れて行き、病院を変えたらメラノーマの診断、即手術。
これで少しは元気に‼と思った矢先3週間でまた腫れて…
よだれと膿…そして血だらけ
年齢を考えても再手術は無理。
サプリも気休め。
日々涙…
安楽死をさせた方が良いのか?迷います。
元気にご飯も食べてます。
歩いてます。
家族で悩む日々。
可愛かった顔も見るも無惨。
同じ病気で悩んでる方とお話しがしたいです。
女性 のわのわ
去年の10月に口腔に 黒色メラノーマを発見しました。
検査する度に 大きく、、、。
先生とも話し合い。
年齢が年齢なので このまま 普段通りの生活を送ることに決めました。
サプリメントを飲み
食欲もあり、散歩も ゆっくりですが
毎日 行ってます。
4月が来れば 17歳。
悪化せずに、このまま
このまま、、、と。 願っています。
40代 女性 すもさん
30代 女性 むげぺこ
どの治療法を選んでも、これでよかったのか?あの治療法を選ぶべきだったのか?考えてしまうとおもいますが。
女性 らのん
30代 女性 匿名
石で頭を殴られたような。抗がん剤すらも効かないというこの悪性黒色腫。
なにかいい治療法ご存知あれば教えて下さい。
50代以上 女性 匿名
50代以上 男性 匿名
うちの11歳のスコッティが三週間前
切除手術を受けましたが、すでに
大きくなってきて食べるのも大変です
費用はかさみますが下顎3/4切除手術を
選択しました。
この子にとって何が正しいのか正直
分かりません、アメリカで使われてる
ワクチンですか、そういう物を早く
使えるようにしてください。
せつに願います、どうか早く……
50代以上 女性 くんちゃんママ
50代以上 女性 匿名
手術をするなら、やはり骨まで取ってあげた方がよかったんじゃないか。見た目とか家族のエゴか、などいろいろ考えてしまいましたが、今は、最後まで好きなものを食べることが出来てよかったんじゃないかと思ってます。
手術から8ヶ月後になくなりました。
30代 女性 匿名
病院に勤務経験があるので、飼い主さんの選択、苦悩は、ホントに辛いものだと感じます。
しかし、下顎骨の切除という大手術を乗り越え、自分でドライフードを食べて、寿命を全うされた子もおります。
生命力の大きさを身をもって知らされました。
40代 女性 アトラスママ
食事が出来なくなったら、愛犬の為に安楽死をしてあげて下さいと言われました。
今はまだ、食欲もあり散歩にも行けるのですが、日に日に口の中の癌が大きくなってきて、首のリンパにもしこりがあるのがわかってきて。
私一人と愛犬の生活で、仕事しているときは一人でお留守番してもらってます。いつまで一緒に居ることが出来るのか解らない状態ですが、悔いの残らない様にしてあげたいと思っています。
うちの愛犬だけではなく、他にも癌になってしまわれた愛犬達の話を聴けて、一人ではないと思いました。
皆さんも思うことは一緒だと思いますが、最後の最後まで愛犬を愛していきましょうね。
40代 女性 匿名
歯茎に丸くてコロンとしたものが発見されたのが14歳の時です。
歯茎の外側に出来ました。
よだれが多くなっていたので毎晩の歯磨きで気をつけていたのですが
歯槽膿漏かと思い、直ぐに病気に連れて行きました。
検査をして悪性と言うことがわかりました。
その後は
顎を切断せず薬と
ガンがでたら核出手術を何度か繰り返して
発病後2年間好きなものを食べ
友達と遊び穏やかに過ごしました。
ウチは親子のラブ三頭飼いですが
母親も血縁もメラノーマ発症は無く、遺伝的なものでは無いと思います。
50代以上 女性 匿名
50代以上 女性 どん
50代以上 女性 匿名
歯茎を広範囲切除。リンパ節切除。歯茎のメラノーマは完全に切除できましたが、リンパ節に初期の転移がありました。迷わず抗がん剤治療を始めました。でも、余命は治療をしても1年…。
抗がん剤と併用して癌にいいと言うサプリも与えています。本当に元気なんです。病気が分かる前とちっとも変わらない元気さなんです。
1年が長いのか、短いのか分かりません…。
ただ、ただ愛して、可愛がって、幸せな1年を過ごすしかないと割りきるように心するしかないです。先住犬は一緒にサプリを飲んで元気を取戻し2匹で走り回ってます。それを幸せと思い過ごしています。
30代 女性 匿名
50代以上 女性 ミッキー
顎の横から、少し皮膚が垂れているのが急に大きくなり、病院へ行きました。すぐに切除して病理検査で悪性だと言われた時は、とてもショックでした。9月に手術したのに、すぐに11月に再発し手術その後は元気でしたが翌年9月に3回目、そして今年5月に4回目の手術をしました
顔の変形は少しありましたが、歯肉の周辺だったので食事は出来ました
その後、前庭疾患で衰弱したのと 肺転移で、逝ってしまいました。
良く頑張ったと思います 夜一緒に寝て、体中撫でてやると気持ちよさそうにして眠ってくれてました
感触 匂い リアルに思い出せるけど、そこに居ないと思うとまた涙です
30代 女性 バン
腫瘍があったところの炎症がコブのように口からのぞいている状態です。
今は経過はいいそうですが、また明日手術するそうです。
皆さんの書き込み見て泣きそうです。
良くなると信じて治療します。
女性 ぱぴこ
女性 匿名
40代 女性 あじさい
朝起きると、顔が腫れていてすぐ病院に行きました。歯が折れているとのことで、抗生剤を処方され内服すると、腫れは引きましたが、不自然な突起が頬にありました。
再度病院へ行くと「気にしているからそう見えるのでは」と言われ、2カ月…。
飴玉を入れているように膨らんだ頬、やはり変だと思い紹介された大学病院へ行った時には、肺転移ステージ4の末期 余命2~3カ月と告げられました。
しかも病院が「年末年始で2週間の休みに入るので、手術はできません。手術をしても、入院が出来ないのでどんな状態でもお返しすることになります。」とのこと。
もうどうすることもできないじゃないですか…。 2週間前にレントゲンを撮ったときには、肺転移はなかったのに、大学病院の予約待ちをしている間に、ものすごいスピードでメラノーマは進行してしまいました。もう治療はできないのなら、民間療法をと、漢方入りフード、犬用漢方、高ビタミン点滴、オゾン療法で免疫力を高めることにしました。酸素ハウスもレンタルしました。
治療は出来なくても、やれることは全部やってあげたい。
犬用漢方はうちの子には合っていたと思います。1か月くらいすると体力がついてきたようでした。
その後も体調に合わせ薬を調整しましたが、腫瘍は大きくなり、2×4㎝位にまでなりました。
それでも食事は食べ続けることができていましたが、ついに先日…呼吸困難が始まり、酸欠で旅立って逝ってしまいました。
でも、とても頑張って余命宣告の3倍を生き抜いてくれたので、想い出も作ることができました。
メラノーマは早期発見、早期治療が一番だと思いますが、その子の元気の源は飼い主さんだと思います。
同じ病気で悩まれている方、頑張ってください。
40代 女性 匿名
診断される半年くらい前から、肉球の違和感で病院に行って、塗り薬をもらい少し良くなっての繰り返しだったんですが、完治に時間がかかるので、先生が検査に出してみますと言って、その結果がメラノーマでした。
その時は切断しかないと言われ頭が真っ白でしたが、少し考えさせて下さいと言って、出した答えは切断せずにこのまま。でした。切断しても、根治するわけでもなかったし、残りの時間を片足で。ってのはやっぱり
決断できませんでした。
もちろん治療もない為、いろんなとこに転移していくばかりです。今11月で半年以上たちましたが、左足には沢山の腫瘍ができてます。臭いもかなりあります。
最近は食欲も落ちてます。いつ、とんな時も食欲だけはあった子だったので、信じがたい現実を見てます。
今は、とりあえず痛み止めと抗生剤を飲ませてます。
肺に転移したら…考えると辛くなるけど、毎日毎日苦しい日を過ごす日がきたら、もしかしたら安楽死も考えるかもしれません。治らない病気に最後の最後まで苦しんで逝かせるのは辛いです。あと、どのくらい今の状態でいれるのかは分かりませんが、1日1日をとにかく一緒に
いようと思います。
50代以上 男性 闘病生活
結果はやはり悪性の癌でしたが、年齢も年齢なのでイレギュラーですが部分切除の術式があると言われお願いしました。わずか2週間で口からはみ出るくらいに大きくなり血も出て家族全員で看病をしました。幸いなことに先生が最短で1/4に手術が出来るとのことでお願いしました。
一回目の手術は無事成功し、3日後にはご飯も普段通りに食べてくれましたが、一か月後に再発。
再度同じ手術を実施し、それから9月までは何事もなかったように元気に過ごしてくれました。
ところが9月の中旬頃に再発。同じ手術をしましたが先生より、これはイレギュラーの手術で悪性の
根本的な手術ではないので再発しますと言われました。この3回目の手術時に左手の小指と薬指の間にも
転移しており、肉球は縫えないとのことで小指を切断する方法しかないとのことで決断しました。
術後に遠目であわせて頂きましたが、今まで聞いたことがないような声で泣いていました。
それから一か月の今日この頃、足の傷もすっかり治り飛び跳ねる位まで回復しましたが、再度口の腫瘍が
大きくなってしまいました。
舌の根元まで進行していた場合、舌を少しでも切ると壊死を起こす可能性もあると言われ術式を何通りか
説明を受けました。
①余命が2~3か月(持って半年)と思われるので、今後の質を考えて今まで通りの術式。
②CTの結果にもよるが、顎(下)の部分切除。
③顎(下)の半分を切除。
家族と悩みに悩んだ末、この子をこれ以上苦しい思いや痛みを与えたくないと①でお願いすることにしました。
9/28に四度目の手術となります。
口の癌は進行が早く、あっという間に大きくなります。
飼い主さんは毎日頭から足の先、シッポの先まで観察が必要で、ちょとでもおかしいと感じたら病院を受診して下さい。
後は信頼出来る病院・主治医さんと出会うことが大事だとつくずく思いました。この後どうなるか判りませんが、あの先生に会わなければとっくに旅立っているので、先生を信頼して手術と今後に向き合おうと思っています。
50代以上 男性 匿名
皆様の少しだけでもお役に立てるならと、メラノーマと、部分切除後の写メを投稿します。
50代以上 男性 匿名(4回目の手術結果)
四回目の口の癌のワンコ手術結果です。
2023.9/28
11:00に預けて手術が終わったのが、19:30です。(検査含めて)
当初は以前投稿したように、①の今まで通りの皮膚の部分切除と考えていましたが、
CTの結果、とりあえず肺等々への転移が無いため、顎の部分切除の手術をしました。(下顎の骨)
手術後、主治医が触診した限りでは、癌を全て取りきれたと思うと言って頂きましたが、
メラノーマは厄介な癌なので再発が無いとは言い切れないとの事でした。
しかし、ひとまずは今回の手術はこちらが望んでいた以上の結果なので、感謝と涙が止まりませんでした。
首に小さな穴をあけて、イロウチューブを入れて一週間入院です。食べれるようになればチューブは外すそうです。
手術の再に、口を大きく切開したので口裂け女(古い)みたいに縫ってあって、かなり痛そうです。
2022.12(以前2023は訂正します)に口のしこりを見つけてから、4回の手術に耐えもうすぐ10ケ月が過ぎようとしていますが、退院後も口から食事をしてくれイロウチューブを使用することなく、至って元気です。
顎を取ったせいか、舌が時々チョコンと出てしまいますが、それはそれで可愛いです。
今週(2023.10/14)チューブを抜いて、口も抜糸の予定です。
またまたスーパードクターに助けて頂きました。
この先生に出会っていなければ、とっくに虹の橋に旅立っていたと思います。
50代以上 男性 匿名
11/18に病院で手術から二回目の診察です。
幸いなことに再発なし(チョー嬉しい)
主治医の先生からも、看護師さんからも、凄い・頑張ってるとの声掛けもあり、ますます愛おしくなって
きます。
一年に4回の手術(小指切断も含む)を今の所乗り越えて毎日元気です。
下顎を部分切除したせいで、舌がベロンと出てしまい食事はママが一生懸命口の中に、ドックフードをミキサにかけて粉上にし、お団子状態で口の中に入れてます。
自分で食べるとうまく食べられずにボロボロ落ちて、舌の前歯に入ってしまうとうまく舌を使えないので七転八倒しちゃいます。
でも一生懸命食べて一生懸命生きてくれています。
いつまで一緒にいられるか判らないけど、この子と一緒に精一杯生きて行きます。
再発が無いことを祈る今日この頃でした。
50代以上 男性 匿名
2024.1/26に病院で手術から4回目の診察です。
幸いなことに再発なし(チョー嬉しい)です。
先生曰く、見た目は再発がないけれど転移が心配なので、次回の診察時にエコーとレントゲンを撮りましょうとの事です。
口の中も今の所、見た目では再発がないけど、毎日毎日チェックして飼い主さんが”ぞわぞわ”って感じる時
があると、多分再発の兆候ですよと言われ、そういえば昨年も手術後数か月後にそのような感じを味わいました。
やっぱりこの先生の言う事は正しいんだと、改めて思います。
今日1/30、17歳の誕生日を無事迎えることが出来ました。
以前にも書き込みしましたが、昨年4回(口腫瘍切除4回・小指切断・下顎切除)の手術を乗り越えられたのもスーパードクターや看護師さんのおかげです。
感謝しても感謝してもしきれません。
この病院・医師・看護師さんに出会えなければと思うと涙が止まりません。
今日17回目の誕生日を迎えることが出来ましたが、後何か月・何年この子と一緒に過ごすことが出来るか判りませんが、精一杯一緒に生きて行こうと思います。
”誕生日、おめでとう”
わんちゃんホンポさん、他に同じような病気で戦っている家族やワンちゃんに知らせて下さい。
50代以上 男性 匿名
2024.2/15(昨日)病院で手術から5回目の診察です。
幸いなことに再発なし(チョー嬉しい)です。
ただレントゲンの結果、肝臓と膵臓に影がありますとのこと。
但し、前回のレントゲンでも同じ個所に影があったが大きさは変わっていないので要経過観察にしますと。
疑われるのは・・・・。
・悪性の癌(但し大きさが変わっていないので経過観察)
・良性の癌
・その他(脂肪種等)
もし悪性の癌だった場合、最悪は急激に大きくなって破裂する恐れがありますと。
前兆は何かありますか?と尋ねた所、前兆は殆どなく急に体調が悪化するとの事でした。
しかし、もし悪性で大きくなっていったとしても、家族とは相談ですが”大丈夫、僕は手術出来ます”ときっぱり言ってくれました。
肺のレントゲンも影が全くなく転移も無しとの事です。
先生に1/30で17歳を迎えたんですねと言われ、カミさんとボロ泣きしてしまいました。
先生や看護師さんに出会っていなければ、昨年旅立っていたと思うと口にした瞬間に涙があふれて来て。
感謝、感謝の言葉しかありません。
スーパードクターの言葉で勇気を貰った言葉を紹介します。
・1回目の手術(口にピンポン玉の大きさの癌の時
◎大丈夫です、僕が手術しますから。
・3回目の手術(口の再発と小指に転移し切断した時)
◎大丈夫です、まだ僕は引き出しを持っていますから。
・昨日もし悪性だった場合
◎もしそうなっても、僕は手術出来ますから心配しないで下さい。
同じような心配や苦しんでいる飼い主さんが居たら聞いて欲しい言葉ばかりです。
この後どうなっていくか判りませんが、この先生・看護師さんと一緒なら頑張っていけると確信しました。
50代以上 男性 匿名
2023.9/28の四回目の手術から6か月立ちました。
2024.4/13(昨日)病院で手術から6回目の診察です。
本日は血液検査を実施しました。
肝臓(腫瘍あり)の数値が上がっている(今日から新たな薬を処方)が、元々腫瘍があるし
年齢(17歳3か月)の事もあるので様子を見ましょうとの事です。
その他の数値、特にリンパ等の数値が全く正常なので今の所再発の兆候は無しとのこと。
またまた涙目になってしまいました。
看護師さんも昨年来の手術の事も知っているので、ワンコを見せに行くたびに頑張ってるね
と一緒に涙目になってくれています。
?がとっても綺麗に咲き誇り、去年の今頃はお花見が出来るとよいねと言っていたのに、癌が
見つかってから2回目のお花見がこの子と一緒に見ることが出来るなんて当時は想像も出来ません
でした。
これから暑くなってくるので、昨年リビングにワンコの為にエアコンをもう一台追加しました。
一生懸命生きてくれています。
ご飯も中々食べづらい状況ではありますが、ママが一生懸命食べさせてくれてます。
寝ていることが殆どになって来ましたが愛おしくて愛おしくて。
50代以上 男性 匿名
2023.9/28の四回目の手術からもうすぐ、8か月立ちます。
2024.5/18病院で手術から7回目の診察です。
本日の健診でも異常はなし(再発なし)です。
一番初めに口の中にメラノーマが発症し、昨年4度の手術繰り返し受けましたが、今迄で一番
再発しない期間が長いです。(嬉しい限り)
今日は狂犬病予防接種猶予証明書を頂きました。
狂犬病の予防接種は義務付けされていて、未接種だと罰金の可能性もありますが、我が家のワンコ
みたいな場合は、獣医師の許可があれば未接種でも証明書があれば免除されます。
ちなみにですが、証明書を貰うだけだと思っていたのですが、心配になり市へ確認したところ、証明書
の提出は不要だが、電話で証明された事実は伝えなければいけない事を知りました。
我が家のワンコみたいな飼い主様のお役に立てれば幸いです。
まだまだ頑張って生きています。
ますます愛おしくいつまでも一緒にいられるわけでは無いことは承知していますが、精一杯命を全う
するまで一緒に暮らして行きます。
50代以上 男性 匿名
2023.9/28の四回目の手術からもうすぐ、9か月立ちます。
2024.6/15病院で手術から8回目の診察です。
本日の健診でも異常はなし(再発なし)です。
前回肝臓の数値があまり良くないと言われ主治医(スーパードクター)から肝臓の薬を
処方して頂き、今日同じ血液検査を実施したところ数値が半分下がっていました(嬉しい)
寝ていることが殆どになって来ていますが、まだまだ元気で食欲もあります。
愛おしく・愛くるしく・この子と出会って本当に良かった。
そしてこのドクター・看護師の方々に出会えて本当に良かった(感謝・感謝)
50代以上 男性 匿名
2023.9/28の四回目の手術からもうすぐ、10か月立ちます。
2024.7/14病院で手術から9回目の診察です。
本日の健診でも異常はなし(再発なし)です。
始めの手術から再発の機関が一番長くなりました。
嬉しい限りですが、いつ再発するか毎日ドキドキです。
殆ど毎日寝ている時間が長くなりましたが・・・・。
一生懸命生きてます
一生懸命食べてます。
後どの位一緒にいる時間があるか判りませんが、最後まで一生懸命一緒に生きて行きます。
50代以上 男性 匿名
2023.9/28の四回目の手術からもうすぐ一年が過ぎようとしています。
2024.9/15病院で手術から11回目の診察です。
本日の健診でも異常はなし(再発なし)で、本日は血液検査も実施したのですが異常なしと言われ、
この子は年齢の割には丈夫で頑張っていますとのお言葉を先生から頂きました。
今日の幕張はアイペットワンワンカーニバルで、右を見ても左をみてもワンコだらけでした。
何度も声をかけられて、年齢(17歳8か月)や手術の事をはなしたら皆に凄いね頑張ってるねとの
言葉を掛けられました。
嬉しい限りですが、いつ再発するか毎日ドキドキです。
殆ど毎日寝ている時間が長くなりましたが・・・・。
一生懸命生きてます
一生懸命食べてます。
後どの位一緒にいる時間があるか判りませんが、最後まで一生懸命一緒に生きて行きます。