犬が『しゃっくり』をする時に考えられる病気

犬が『しゃっくり』をする時に考えられる病気

犬も人間のようにしゃっくりをしますが、もし頻繁にくりかえす時は病気を疑うべきかもしれません。この記事では、犬がしゃっくりをする時に考えられる病気や予防方法について解説いたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬がしゃっくりをする時に考えられる病気

寝そべる犬

犬も時々ですがしゃっくりをする事があります。よくある原因としては早食いや興奮しすぎてしまった時の生理現象なので大きな心配はいりません。また、子犬もしゃっくりをすることがよくありますが、すぐに収まればこちらも大丈夫です。

しかし、愛犬のしゃっくりが頻繁に起きる時は病気である可能性もあるので注意してください。ここでは、犬がしゃっくりをする時に考えられる病気や原因を大きく3つに分けて解説いたします。

肺や胸の病気

肺や心臓にトラブルが起きると横隔膜が刺激されやすくなり、しゃっくりが頻繁に出てしまうことがあります。次のような病気があるのでご注意ください。

  • 喘息
  • 肺炎
  • 肺がん
  • 胸膜炎
  • 心膜炎など

愛犬が動きたがらなくなったり、息苦しそうな呼吸や咳の症状と関連してしゃっくりが出ていることが多いです。しゃっくりだけでは判断しがたいですが、少しでも異変を感じたら注意深く観察してください。

脳の病気

脳の神経に異常が出ると脳の伝達に障害が起きてしまい、しゃっくりが出てしまうケースもあります。こんな時に考えられる病気には次のようなものです。

  • てんかん
  • 脳梗塞など

ほんの一例ではありますが、しゃっくりが長時間続くことがあり、明らかに愛犬の元気がないなどの異常が見てわかるはずです。

しゃっくりと脳の異変が関連付けしにくいので判断しにくいですが、呼吸困難やけいれんを起こしている時はいち早く獣医師に相談をすることが望ましいです。

胃腸の病気

早食いをした後のしゃっくりと勘違いしやすいので、特に注意したいのが胃腸の病気です。胃腸の病気の場合は苦しそうでぐったりしてしまうケースが多く、命に関わる場合もあります。

  • 胃拡張
  • 胃捻転
  • 食堂炎
  • 胃潰瘍
  • 寄生虫など

この病気は一例です。明らかに愛犬に異常が見られる場合はすぐに獣医師に相談をしましょう。

犬のしゃっくりを予防するための対策

テリア犬

病気ではないのに食後や興奮した後にしゃっくりが止まらなくなると、飼い主さんも犬自身もつらいですよね。愛犬のしゃっくりが出るのを避けるためにも、ぜひ次の予防対策を行ってみてください。

早食いを予防させる

犬のしゃっくりの原因の多くが早食いによるものです。どうしても一気食いをしてしまう愛犬には、食道に詰まらないようにフードの大きさや形状を変えてみましょう。

ドライフードでうまくいかない場合は、水を含ませてウェット状にしてみるなどの工夫をしてみてください。犬用の早食い防止食器の購入を検討してみることもおすすめします。

ストレスをためさせない

犬はストレスを感じたときにしゃっくりをすることがあります。不安な気持ちになる原因がないか改めて見直してみたり、リラックスできる環境を整えてみてください。

もし原因がわからないのに頻繁にしゃっくりが出る場合は、早めに獣医師に相談をした方がよさそうです。

興奮させない

帰宅したときに大興奮してしまい、息苦しそうにしゃっくりをしてしまうワンちゃんには飼い主さん自身も落ち着いて行動をしましょう。オーバーリアクションをせず、興奮し出したらまずは落ち着かせることに専念を。

「まて」「おすわり」といった指示に従えるようにトレーニングを行っておくことで、いざという時に大興奮を避けることができます。

まとめ

ソファーで寝る犬

犬のしゃっくりには大きな病気が隠れている場合があるので、頻繁に起こす時には早めに獣医師に相談をしてください。しゃっくり以外にも異変が起きていることが多いので、単なるしゃっくりだと軽視しないようにしましょう。

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