わんちゃんが1番かかる病気!?皮膚トラブルの予防方法

わんちゃんが1番かかる病気!?皮膚トラブルの予防方法

暑い日が続いて、熱中症に注意が必要な時期ですが、夏に増えてくる病気といえばもう1つ、皮膚トラブルがあります!わんちゃんの皮膚トラブルの原因は様々ですが、動物病院への来院理由としては一番多い疾患となっています。

お気に入り登録
SupervisorImage

記事の提供

アイペットに在籍している獣医師チーム。臨床経験が豊富な獣医師によって構成されたチームです。獣医療の知識や経験を活用し、正しい知識をわかりやすくお届けします♪

TOP

わんちゃんがかかる皮膚病の種類

皮膚トラブル種類

マラセチア性皮膚炎

特に脇や内股、指の間など通気性の悪い部分にべたつき、赤み、かゆみ、脱毛などの症状が出ます。
外耳炎の併発も多く、ベタベタした真っ黒な耳垢がみられます。

マラセチアは健康な皮膚にも常在し、皮脂を栄養に生活しています。高温多湿の環境や、皮脂が過剰に出てしまう脂漏症などは、マラセチアが増える原因の1つとなります。

膿皮症

皮膚に赤いブツブツができたり、膿がたまったり、かさぶたになったりします。症状は背中やお腹に出ることが多いです。

アレルギー性皮膚炎

主に顔周り、脇の下、内股、足先がかゆくなったり赤くなります。外耳炎の併発もよくみられますね。
アレルギーのうち、ハウスダストや花粉など環境に原因があるものを「アトピー」といい、3歳頃までに発症することが多いです。

皮膚トラブルを防ぐには

ブラッシング

皮膚トラブルは様々な要因が重なって、治療が長引くことも多いです。
また、犬種や体質によっては、一生付き合っていかなければならない子もいます。

皮膚トラブルのリスクを少しでも減らすためにも

  • 定期的にブラッシングやシャンプーなどのお手入れをする
  • お部屋をキレイにし、温度や湿度を適切に保つ

以上の2つは徹底するようにしましょう。

また、わんちゃんの様子をよく観察して、皮膚が赤かったりかゆかったり、カサカサしたりベタベタしている場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

☆ペット保険の詳細はこちら☆

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい