バーフ(ローフード)の手作りダイエットレシピ ~動物大国オーストラリアわんこ事情~

バーフ(ローフード)の手作りダイエットレシピ ~動物大国オーストラリアわんこ事情~

『バーフダイエット』という言葉を聞いたことはありますか?このバーフと呼ばれるレシピは生肉を基本とし、食物本来の栄養素をバランスよく取ることのできる健康フードといわれています。今回はオーストラリアのブリーダーが何年も研究を重ねて完成させたという、栄養の行き届いたレシピをご紹介します!

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バーフダイエットとは

バーフダイエットとは、生肉をメインに、骨・フルーツ・野菜・卵などの乳製品・臓物類が加わったフード(バーフ)を与えるダイエットです。
生肉に含まれている良質なタンパク質とさまざまな栄養素により、お腹の不調を取り除き、またアレルギー改善の効果もあり健康維持に繋がると考えられています。

泳ぎ

日本でも生食(ローフード)という言葉を聞くことが増えてきましたが、海外では以前から生食が存在し、ペットショップでも冷凍のバーフが購入できます。

冷凍フード

バーフとの出会い

バーフを知ったきっかけは、愛犬のブリーダーさんから渡された”犬の育て方”が書かれたノートでした。ブリーダーさんはショードッグを基本に育てており、毛並みや皮膚はもちろん健康を一番に考えています。そのため栄養面を何年も勉強し、色々試したうえで独自の犬にとって最高のバーフレシピを完成させたということです。では自慢の(?)レシピをご紹介します!

「バーフダイエット」が出来る!オリジナルレシピ

BARF

材料

  •  オーガニックのシリアムハスク (オオバコの種子殻粉)
  •  亜麻仁(アマニ) フラックスシードともいいます。
  •  卵 (フリーレンジ、抗生物質やホルモン剤が使われてないもの) 
  •  丸鶏(オーガニック)
  •  鶏ネック(骨付)
  •  鶏ガラ
  •  鶏 肝臓と心臓
  •  人参
  •  かぼちゃ
  •  さつまいも
  •  チンゲン菜
  •  ブロッコリー
  •  パプリカ 赤
  •  カリフラワー
  •  セロリ
  •  リンゴ(レシピではグラニースミスというリンゴを使用)

※各量はバーフ標準の生肉(骨含む) 60-80%、フルーツと野菜と乳製品20-40%、臓物類10%ですが、犬の体調やアレルギーを考えて調整するといいかもしれません。

作り方

①よく洗ったかぼちゃ(皮と種も)、さつまいも、人参を切りゆでます。全て同量で2㎝方、人参は少し大きめに切ります。各野菜ごとに電子レンジを使うのもOKです。人参は柔らかくし過ぎず少しくらい固めで十分です。
冷ましてからフードプロフェッサー(グラインダー)ですり潰します。冷蔵庫に入れておいて翌日に作っても大丈夫です!

②セロリ(葉も少量)、ブロッコリー(茎部分も少量)、カリフラワー(茎部分も少量)、チンゲン菜(葉と茎)、パプリカ 赤、リンゴを次々とフードプロセッサー(グラインダー)ですり潰し、最後に④で使った卵の殻も混ぜて潰します。

③鶏肉、骨を生のままフードプロフェッサー(グラインダー)で細かくすり潰します。

④シリアム・ハスクと亜麻仁少量をフードプロフェッサー(グラインダー)で細かくし、卵を混ぜてペースト状にしておきます。

卵とハスクと亜麻仁

⑤大きなボウルですべてミックスして終了!食べる分だけ冷蔵して置き、残りは小分けにして冷凍保存です。

BARF2

効果は?

息キレイ

  • 栄養価が高い。
  • 歯石が付きにくい。
  • 口臭がなくなる。
  • 涙やけ、皮膚が痒いなどの問題の改善。

健康的

フンは市販のビスケットを食べている犬より小さくなります。
バーフにしたら少し痩せたという犬もたまにいるようですが、もし心配であれば回数や玄米を取り入れる等で調整してあげてください。

愛犬の反応

まだかな

食いつきが違います!もちろん合う子、合わない子がいると思いますが愛犬は大好物のようです。
水を飲む量はビスケットを与えると水を大量に飲むのですが、バーフから水分が取れるため水の一気飲みやガブ飲みはなくなります。
フンは少し緩めになり、またフンの量は市販の乾燥ビスケットなどを与えるより少なめです。
愛犬は食にうるさいわけではないのですが、一度手作りバーフの時間がなく市販のバーフを与えようとしたところ、一切口にしませんでした。犬にとっては新鮮な食材で愛情込めて作ったものが一番美味しいのかもしれませんね!

さいごに

海で

最近は沢山の種類のフードが販売されていて何を与えたらいいのか迷ってしまったり、また愛犬に合わなくて体調を崩してしまったなんてこともあるのではないでしょうか。ローフードも同じく合う子、合わない子がいると思います。メリットデメリットを考えながら、愛犬がいつまでも健康でいられるフードを見つけてあげたいものですね。

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