犬の散歩の重大マナー違反！気づかないうちに、みんな呆れてるかも…？

散歩中の「犬の排泄物」に関するマナー違反

おしっこの後に水をかける

犬がおしっこをした後に水をかけている飼い主さんをよく見かけます。あなたもやっていませんか？なんと、“マナー洗浄のために”として、おしっこの後に水をかけるためのアイテムまで販売されています。

おしっこの後に水をかける行為、みなさんはどう思われますか？マナーを守れているでしょうか。それともマナー違反でしょうか。少し掘り下げて考えてみましょう。

おしっこの後に水をかけることに意味はあるのか

１．おしっこの後に水をかけることに「賛成派」の飼い主さんのご意見です。

• 少しでもニオイが消せると思う
• 何もしないよりは衛生的に良いと思う
• 放置しないことが最低限のマナーだと思う
• シミになるのを防げると思う
• 明らかにおしっこだと見た目が不快だと思う
• 公共の場での周りへの気遣いだと思う

２．おしっこの後に水をかけることに「反対派」の飼い主さんのご意見です。

• 水をかけることでマナーを守れているという自己満足だと思う
• おしっこをさらに広げるだけだと思う
• ただの飼い主さんの気持ちの問題だと思う
• 周りの目を気にしてとりあえず水をかけようというだけ
• 私はちゃんとマナーを守って散歩してますよというアピールに見える

犬の排泄物（うんち）へのマナー

「犬の散歩が許可されている広場で散歩中、愛犬がうんちをしたため後始末をしていると、子供連れの親から、“ここでさせないでください。子供も遊ぶ場所です。汚いです。”と、強い口調で注意されました」

このような経験を持つ飼い主さんがいらっしゃいます。広場での犬の散歩が許可されており、“糞の後始末は飼い主の責任です”などと書かれた看板があり、うんちを拾っているときに注意を受けたそうです。

何が問題だったのかお分かりになるでしょうか。犬の飼い主としては、当たり前のマナーだと思われるはずです。

しかし、犬と暮らしていない人や犬が苦手な人からすると、『地面にうんちが付着する』ということに問題があるんです。うんちが出そうになったとき、犬のお尻の下にサッと紙や袋やシートを差し出します。

そうすると、紙や袋やシートの上にうんちが落ち、地面を汚すことがないのでおすすめです。よりマナーよくお散歩中の排泄をさせることができます。

犬の排泄物（おしっこ）へのマナー

固形物であるうんちとは違い、液体であるおしっこの後始末はとても難しいです。芝生や土の上であれば、染み込んでしまうし、目立たないし、他人にも気づかれないため、そのまま放置してしまいがちです。

アスファルトや電柱などの目立つ場所、染み込まずに水たまりのようになって残る場所であった場合にはどうでしょうか。シートやティッシュやトイレットペーパーなどを使って、できる限り吸い取ってはいかがでしょうか。

散歩中の排泄物のマナーの基本は「させない」ということ

犬と暮らしていない人、犬が苦手な人、犬との暮らしに理解のない人から見ると、外で排泄をさせるという行為そのものがマナーの悪い行為だ、という目で見られています。

同じ犬の飼い主であっても、自宅で排泄をさせることが当たり前だと考える人にとっては、自宅でトイレができるようにしつけることができるのに、そのしつけを行っていない悪い飼い主だ、という目で見られています。

あなたの自宅の庭だと考えてみてください

• 自宅の庭に他人の犬がおしっこをし、飼い主が水をかけて去って行った。
• 自宅の庭に他人の犬がうんちをし、後始末をしたけれど、地面にうんちが付着したままだ。

愛犬がおしっこやうんちをした場所はどこでしょうか。犬の散歩を許可している場所かもしれません。草むらや道端であるかもしれません。

しかし、その場所は、あなたのお家の敷地内ではありません。全ての人が安全に清潔に使うことができる公共の場であったり、他人が所有する私有地かもしれません。

衛生的に安全に子供を遊ばせられるはずの公園の芝生におしっこに水をかけた後があったら、うんちが少しだけ付着していたら、きっと不快でしょう。

染み込んだり、拭き取ったりし、目には見えなくても、排泄をした場所です。汚いと感じても仕方がありません。

空き地だけれど、所有する土地に他人の犬が毎回おしっこをし、水をかけて行く飼い主さんがいると知ったら、きっと腹立たしいでしょう。

▼「犬の散歩マナーの基本」を知りたい方はこちら

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まとめ

散歩中のマナー違反をする飼い主さん。みなさんも見かけたことがあるでしょう。マナー違反をする飼い主さんがひとりでもいると、全ての犬の飼い主さんが冷たい視線を感じなければなりません。

ただ犬と歩いているだけでも、「糞は取れよ！」と、急につよい口調で声をかけられることもあります。

周囲の人が最も困っていることは、犬の排泄物の放置とニオイです。改めて、散歩中のマナーについてじっくり考えてみる必要があるのではないでしょうか。