ドッグフード選び①人工添加物を使用していない
「愛犬には健康でいてもらいたい」というのは飼い主みんなに共通する思いだと思います。食事というのは健康に直結するものですから、やはりドッグフード選びには慎重になるものだと思います。健康でいて欲しい、いつまでも元気に過ごしてほしいと思うのであれば、まずチェックしておきたいポイントが「体に負担をかけるものが入っていないか」ということ。
ドッグフードというのは完全栄養食でありさまざまな栄養素が含まれています。また、市販されているドッグフードについては長期間保存が出来るように保存料などの添加物が入っていることがほとんど。この添加物は人間はもちろん犬の体にも何らかの影響を与える可能性があります。
特にプロピレングリコールや亜硝酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、合成香料、合成着色料など化学物質が合成された人工添加物は体に悪影響を及ぼし疾病のリスクを高めます。
近年では発がん性などの危険性が注目されあまり使用されなくなってきましたが、以前はエトキシキンやBHA・BHTといった農薬やガソリンの酸化防止剤などに使用される成分も多く使用されていました。
これらの添加物はより長く品質を保つためというだけでなく、犬の食いつきや見た目をよくするためなどに使われていることが多く、犬の健康について考えられて使用されているとは思えないものなので注意しましょう。代わりに天然由来成分の保存料や酸化防止剤などが配合されているドッグフードも数多くありますのでぜひ探してみましょう。
ドッグフード選び②原材料の上位3種類をチェック
ドッグフードのパッケージには原材料が表示されていると思いますが、基本的に配合量の多いものから記載されています。犬は肉食に近い雑食のため、肉や魚などのたんぱく質がなるべく多く入っているものがいいとされています。反対に過剰な穀物摂取を続けると、アレルギーの原因となったり、栄養不足なのに肥満という非常に不健康な体質になってしまったりします。そのため最近では穀物不使用(グルテンフリー)のドッグフードも増えてきています。
アレルギーなどでなければ穀物も摂取するのはいいと思いますが、注意したいのはやはりそのバランスです。できれば原材料の一番最初に書かれているのが肉や魚などのタンパク質であることが理想で上位3種類になるべく多くたんぱく質が記載されていると尚よいでしょう。安価なドッグフードほど原料費の安い穀物を多く配合しているためぜひチェックしてみてください。
ドッグフード選び③ライフステージに合わせる
子犬用や成犬用、シニア犬用などライフステージに合わせたドッグフードだけでなく、最近では犬種の特徴に合わせて開発されたものや避妊手術済みの犬用などさまざまなタイプのドッグフードが販売されています。もちろんこれらはライフステージや体の状態に合わせた栄養バランスでつくられているのでドッグフード選びの初心者や迷いすぎてわからなくなってしまった“フードジプシー”にとっても、非常にわかりやすい目安となるでしょう。
ドッグフード選びではひとつに絞る必要なし!
ドッグフードの選び方の基準というのは、細かく言えばもっともっとあるのですが、まずはこの3つをクリアし納得出来るものを見つけるようにしましょう。また、ドッグフードはひとつのものをずっと与え続けるよりも色々な種類をローテーションした方が栄養バランスも偏りにくくアレルギーにもなりにくいとされています。そのため「このフード以外あげない!!」などと固定する必要はなく、さまざまなドッグフードにチャレンジしてみるといいと思います。
犬にも好みや体質、個体差と言うものがあるので口コミや評判は過信せず参考程度にしておきましょう。ドッグフード選びは飼い主自身が納得・安心して与えられるものを選び、目の前の愛犬の様子をしっかりと観察してあげることが大切です。
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30代 男性 やみす