子犬の散歩デビューはいつから?狂犬病ワクチン接種前でもいい?
子犬の散歩デビューはいつからできるのか、ワクワクしますよね。お散歩デビューは、混合ワクチン接種が完了する生後16〜18週ごろが目安になります。
子犬に必要なワクチンは、「混合ワクチン」「狂犬病予防ワクチン」の2種類です。狂犬病予防ワクチン接種は、飼い主の義務なので必ず受けるようにしましょう。
全てのワクチン接種が完了していなくても、狂犬病前に抱っこでお散歩ができるようになります。子犬がいつからお散歩デビューできるかについて紹介していきますね。
散歩デビューは最後の混合ワクチンから2週間後
子犬の散歩デビューのためには、病気に負けない免疫力をつけることが必要です。本来ならば、子犬の散歩デビューは混合ワクチン、狂犬病予防ワクチンの2種接種後が理想です。
しかし、日本は狂犬病の発生がない清浄国(悪性伝染病の発生が確認されていない国のこと)のため、狂犬病予防ワクチン前でも散歩ができます。ただし、獣医師によっても多少方針が異なるため、かかりつけの獣医師の指示に従うことを優先してください。
子犬は、母犬からもらった移行免疫を持っていますが、生後8週間から感染症に対する免疫力が徐々に落ちていきます。そこで混合ワクチンを接種することにより、病気に負けない免疫を得られるのです。
子犬の混合ワクチン接種は2〜3回必要です。最終ワクチン接種後、免疫がつくまでには約2週間かかります。
1回目のワクチン接種だけでの散歩デビューは避け、2回もしくは3回のワクチン接種から2週間後の散歩デビューを目指しましょう。
ワクチン完了前から抱っこ散歩を始めておく
ワクチンが完了する前でも抱っこならお散歩OKです。お散歩予定のコースを抱っこで歩いてあげてください。
ワクチン接種が全て完了し、お散歩準備が整うのは生後16〜18週間。それまでの期間、ずっとお家の中だけではせっかくの子犬の社会化期を逃してしまいます。
屋外でしか体感できない音や匂いなどの刺激を受けるのは、成長に良い影響を与えてくれます。お散歩で歩く予定のコースを抱っこで予習しておくと、野外の恐怖心軽減にもつながります。
免疫力がつくまでは地面に下ろしたり、他の犬と触れ合ったりする行動は避けてください。他の犬が接近してきても「まだお散歩練習中」だと伝えるときっと応援してくれるでしょう。
子犬は狂犬病ワクチン接種後いつから他の犬と遊べる?
子犬が散歩デビューしたからといって、急に他の犬と交流するのは危険です。狂犬病ワクチン接種後、検疫ができるまで十分期間を開けてあげましょう。
ここからは、子犬の狂犬病ワクチン接種を終えていつから他の犬と遊べるのか紹介します。
接種による十分な免疫がついてから触れ合う
他の犬と触れ合う場合は、散歩より少し注意が必要です。狂犬病予防ワクチンも接種から十分な免疫がつくまでには2週間ほどかかります。
狂犬病が発生していない日本でも、不特定多数の犬と触れ合う前には十分な免疫獲得が必要です。散歩中に出会う犬が、ワクチン接種を完了しているかや海外渡航履歴などは分かりません。
子犬が噛まれるなどのトラブルに巻き込まれるリスクを想定する必要があります。散歩デビューの際も、狂犬病予防ワクチンの効果が得られるまで犬との交流は避けたいところです。
接種前はパピークラスへの参加がおすすめ
まだ他の犬と触れ合いが不安な時期は、パピークラスの参加がおすすめです。子犬の社会化のために、他の犬と触れ合う機会をつくってあげると良いですね。
一般的に、子犬の社会化期は16週齢ごろまでと言われています。社会化期を過ぎると恐怖心が芽生え、様々な環境変化に対応しづらくなってしまいます。
パピークラスでは、参加する犬の予防接種の状況が明確で衛生的な場所なので子犬同士の交流の場に最適です。
また、知人の犬で狂犬病予防ワクチン接種済みであれば交流できます。知人の犬であれば、犬の性格もあらかじめ分かっているため安心ですね。犬同士の接し方を学ぶためにも、子犬の時から犬社会に慣れておくことは大切です。
子犬の散歩デビューとワクチン接種の流れ
子犬を家に迎えてから、狂犬病予防後の散歩までには多くのステップがあります。
狂犬病予防ワクチンは「狂犬病予防法」という法律で義務付けられています。獣医師に診断された接種できない特別な理由がない限り、狂犬病予防接種は飼い主の義務です。
接種をうっかり忘れることのないように、狂犬病予防接種後の散歩デビューまでの過程を一緒に見ていきましょう。
子犬のお迎えと1回目混合ワクチン接種後の生活
ペットショップやブリーダーから子犬を迎える場合、すでに1回目の混合ワクチン接種が終了していることもあります。ワクチン接種日と何種のワクチンを接種したか確認しましょう。
子犬を家に迎えてから1回目の混合ワクチンを接種する場合は、家に慣れてからワクチン接種を受けることをおすすめします。
ワクチン接種後は、アレルギー反応が出ていないか確認し異常があればすぐに病院に連絡できる準備をしておきましょう。ワクチン後は体にダルさが出ることもあるため、2~3日は家で安静に休ませてあげてください。
2回目ワクチン接種後の生活
1回目の混合ワクチン接種から3〜4週間後を目安に、2回目の混合ワクチンを接種します。1回目のワクチン接種でアレルギー反応が出なくても、ワクチン接種後は安静にさせてあげましょう。
2回目の混合ワクチン接種が終われば、抱っこ散歩で屋外に出かけられます。首輪やハーネスの装着練習も、この時期に終わらせておくと良いですね。お出かけの際は、抱っこ紐やキャリーバックを利用して徐々に外の世界に慣れさせましょう。
また、パピークラスへの参加も良い時期です。好奇心のある社会化期に、他の犬と触れ合うのは犬同士のコミュニケーションを学ぶのに最適です。
3回目混合ワクチン接種後の生活
2回目の混合ワクチン接種から3〜4週間後を目安に、3回目の混合ワクチンを接種します。
3回目の混合ワクチン接種から2週間後、いよいよ散歩デビューです。抱っこ散歩で外の世界に怯えていない様子なら、地面に下ろして散歩してみましょう。
混合ワクチン接種により感染症に対する免疫力は付きましたが、まだ狂犬病の免疫は付いていません。他の犬とすれ違う時は、接近させないか、抱きかかえる方が良いでしょう。
狂犬病予防ワクチン接種後の生活
3回目の混合ワクチン接種から4週間後を目安に、狂犬病予防ワクチンを接種します。
狂犬病予防ワクチン接種から2週間後、他の犬と触れ合うことができます。狂犬病接種後の散歩では、相手の飼い主さんに許可を得てから犬の挨拶をさせると、トラブルが起きにくいです。
ドッグランの参加も可能になります。各場所のルールに従い楽しく他の犬と触れ合わせてあげてください。
▼「犬の散歩の基本」を知りたい方はこちら
まとめ
子犬を迎えてから、ワクチンの接種時期や散歩デビューまでの過程を紹介しました。
子犬がお散歩デビューできるのは、早くても生後16週(生後4か月)頃からです。早く外に連れ出して遊びたくなりますが、感染症の予防をしっかりすることが大切です。
混合ワクチン接種は2~3回行い、接種の間隔は3〜4週間です。お散歩デビューまでには、首輪やハーネスを付ける練習をしておきましょう。
混合ワクチン接種完了以前でも、パピークラスに参加して犬社会を学ぶことは大切です。好奇心が恐怖心に変わる前にたくさん他の犬と触れ合うのはおすすめ。
狂犬病予防ワクチン接種から2週間経てば、地面を歩く散歩も他の犬との触れ合いもできます。これから飼い主さんと一緒にたくさんの経験をするのが楽しみですね。
子犬のお散歩デビューまでのイメージはできたでしょうか?しっかり予防接種を受け愛犬と健康にお散歩を楽しみましょう!