老犬介護のために準備できるもの４つ

大切な愛犬の介護のために

愛犬が老犬になったとき、介護が必要になることがあります。 どの程度の介護が必要になるかは健康状態によって異なりますが、カラダを自由に動かすことができなくなってしまったり、寝たきりになってしまったりすることもあります。 老犬の介護のために準備できるもの、準備しておくと便利なもの、老犬が快適に過ごすことができるものをご紹介します。

老犬介護のために準備できるもの①「介護用のハーネス」

私も老犬の介護をした経験がありますが、介護用のハーネスを準備しておくと本当に助かります。老犬のカラダだけではなく、飼い主さんのサポートもしてくれるからです。
後ろ足が衰えることによって、なかなか立ち上がることができなかったり、歩くときにフラフラしたりすることがあります。
介護用のハーネスを着けておくことで、老犬がなかなか立ち上がることができずに困っているとき、そっとハーネスを持ち上げてあげることで、楽に立ち上がらせてあげることができます。

歩くときにフラフラしてしまうのであれば、介護用のハーネスを着けてお散歩してあげることで、躓いてしまうことや転倒してしまうことを防ぐことができます。 お散歩用のハーネスと比べると、介護用のハーネスは犬のカラダ全体を包み込んでくれるため、足腰への負担を大幅に減らすことができます。

老犬介護のために準備できるもの②「車椅子」

後ろ足用の車椅子、前足用の車椅子などがあります。
衰えてしまったり動かせなくなってしまったりした方の足をサポートしてくれる車椅子を選ぶと良いです。
うちの初代ワンコは、もともと手足に障害があり、老犬になってからは車椅子なしでは歩くことができませんでした。
初代ワンコのために準備した車椅子でしたが、二代目のワンコも介護が必要になったとき、車椅子があって助かりました。
愛犬のカラダに合わせて車椅子を作ることもできますし、市販のものを購入することもできます。また、車椅子のレンタルを利用することもできますので、かかりつけの病院に相談してみてください。

老犬介護のために準備できるもの③「おむつ」「防水シート」

老犬になるとトイレの回数が増えます。 夜中にトイレに行きたいと鳴きだすこともあります。 一人でトイレに行くことが難しくなっている場合には、一緒にいてあげることができないお留守番中は、トイレ問題が必ず起きます。

トイレシートが置いてある場所までたどり着くことができず、粗相をしてしまうことがあります。そのような場合には、おむつをしてあげると良いです。
慣れるまでには時間がかかってしまうかもしれませんが、おむつをすることができたらおやつを与えたり褒めてあげたりするなどし、少しでも早く慣れさせてあげましょう。

トイレシートが置いてある場所までたどり着くことはできたものの、上手く使うことができずに漏れてはみ出してしまうことがあります。
そんなときは、トイレシートの下に大きめの防水シートを敷いてあげると良いです。
床が汚れてしまうことを防ぎ、片付けの負担を減らすことができます。

老犬介護のために準備できるもの④「高反発ベッド」「低反発ベッド」

老犬のカラダに優しい寝具を準備してあげる必要があります。
特に自由に寝返りをすることができない犬の場合、床ずれなどを予防することができるものが良いです。例えば、高反発ベッドや低反発ベッドがあります。

自由に寝返りをすることができず、床ずれを予防したい場合には高反発ベッドがおすすめです。
手足が衰えてきたことで、やわらかいベッドだと手足が引っ掛かってしまったり、躓いて転倒してしまったりするようであれば、高反発ベッドに変えてあげると良いです。

低反発ベッドはカラダの重みによって、しっかりと沈むベッドです。
自由に寝返りをすることができる間は、低反発ベッドで良いのではないでしょうか。

まとめ

• 介護用のハーネス
• 車椅子
• おむつ
• 防水シート
• 高反発ベッド
• 低反発ベッド

私の老犬の介護経験では、介護用のハーネスを準備しておくと本当に助かります。老犬のカラダだけではなく、飼い主さんのサポートもしてくれるからです。 後ろ足が衰えることによって、なかなか立ち上がることができなかったり、歩くときにフラフラしたりすることがあります。