てんの先を歩いたり、挙げ句の果てにはてんの視界に私がちょっとでも入ると立ち止まる。
パートナーとして認めて貰えないことが悲しすぎて、もうこの時点で私もお散歩が憂鬱でしたが、どうしたら歩いてくれるのか、試行錯誤の日々でした。
そんな時、立ち止まる度に頭を撫でたり、励ましの声をかけることを始めると、数日は歩くようになりました。
しかし、その後はそれだけでは反応せず、自然にスキンシップはエスカレートし、顔や身体をわしゃわしゃしたり、ギューっと抱きしめたりと、ひと通りはやったように思います。
でも結局、これも長くは続きませんでした。
てんがたまたま気難しい子だったのかも知れませんが、保護犬を迎える=簡単ではないこと痛感しました。
次回、お散歩事情の完結編です。
作者:Mika
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