コングを正しく使うと犬も留守番が楽しくなる
皆さんは「コング」という犬のおもちゃをご存知でしょうか。
コングはラテックス素材で独特の形をしており、ペットショップなどでひと際目を引くおもちゃだと思います。実際にコングを購入して、愛犬に遊ばせてみたという人も多いのではないでしょうか。
しかし皆さんはコングを正しく使用することができていますか?コングは正しい使い方をしていればどんな時でも利用することができるおもちゃですが、使い方を知らなかったり正しい使い方をしていないと、犬にとってはただのおもちゃになってしまい飽きてしまうのです。
コングを正しく使用すると、長い時間お留守番をしなくてはいけない状況でも愛犬はいい子にお留守番できるようになったり、イタズラをすることが減りますよ。
コングにはなぜ2つの穴があるの?
コングには、大きな穴と小さな穴が上下にあいています。しかしこの穴を上手に活用しないとコングの魅力というものを実感することはできません。ただおやつをいれるだけの穴という認識をしていると、転がすだけでおやつがでてくるため数分で遊び終えてしまいます。
大きい穴はおやつを入れる入口ですが、小さい穴にはジャーキーをさしてコングにおやつが入っているアピールをさせてみるなど。
コングで長時間遊んでもらうためには、コングに詰めるおやつにを工夫をする必要があるのです。
コングに入れるおやつの作り方
コングは市販されているペーストもあります。
私は添加物が気になってしまったり、愛犬がアメリカンコッカースパニエルなのでカロリーが気になり手作りをするようにしています。
- ドライフード
- ふやかしたフード
- チーズ
- ビスケット
- ジャーキー
私がコングのおやつを作る時に使用する材料は上記のようなものです。
他にもバナナやかぼちゃなどその時によって使用する食材は違いますが、だれでも簡単に作れるおやつを紹介したいので、今回はフードにしてみました。
まずは小さいほうの穴をジャーキーで埋め、ドライフードとふやかしたフードを大きな穴から交互に詰めていきます。
この時にあまり固く詰めすぎてしまうと愛犬が遊んでいる時にうまく出てこず、諦めてしまうのであまり固く詰めすぎてしまわないように要注意です。
そして入口はチーズで蓋をして、最後にコングにおやつが入っていることがわかるようにビスケットを刺しておきます。
コングを使用する時は、このように中におやつを詰めて使用するようにしましょう。そして私は、このコングおやつを留守番をさせるときにのみケージに入れています。
長時間遊ばせるにはコングを凍らせるのが鉄則
コングにおやつを詰める方法を紹介しましたが、愛犬も慣れてくると簡単に中身を食べてしまうようになります。
もしも愛犬が慣れてきてしまったりしたら、コングを凍らせるようにしましょう。アイスコングと呼ばれておりアメリカでは主流になっているのですが、日本ではあまり実践している人はいません。
ふやかしたフードなどは水分を含んでいるため、おやつを詰めたコングごと冷凍すると長時間愛犬が遊ぶことができるのです。
ただしそのままの状態やラップに包んで冷凍をすると、水分がにじみ出てきてしまうこともあるためマグカップなどに大きい穴を上にして立てて冷凍するのがおすすめです。
コングがあれば留守番も寂しくない!
コングを上手に使うことで、愛犬が留守番中も寂しいと感じることなく過ごすことができます。
長時間おやつを出そうと頑張ることで疲れて寝てしまうこともありますし、留守番をすればコングが与えられることで留守番自体が楽しいと感じるようになるかもしれません。
留守中の愛犬のイタズラ防止にも活用することができるので、ぜひコングを上手に使用してください。
コングの中に入れるおやつは愛犬に合わせて変えてもいいですが、あまりにもカロリーの高いものなどは避けるようにしましょう。