【柴犬の餌】柴犬の餌ランキング
まず柴犬に適した餌にはどのようなドッグフードが当てはまるのか、おすすめのドッグフードを具体的にご紹介します。
様々なドッグフードがありますが、その中から栄養価が高く、太りやすい柴犬がなるべく肥満体質にならないようなドッグフードを厳選し、ランキング形式でまとめてみました!

もっともおすすめなのはモグワンです。
累計350万袋突破したドッグフード界を牽引するパイオニアです。
モグワンはチキン含有率35%の高タンパクドッグフードでかつ、人工的な香料や着色料は使用していない安全性が特徴のドッグフード。
特に食いつきには定評があり、数あるドッグフードの中でもトップクラスの評価を得ています。
カナガンは犬の餌の中でも人気の高いドッグフードです。先ほどご紹介したモグワンを開発したのもカナガンのスタッフということで、柴犬を含めた犬のことを愛情を込めて考えてくれていることがわかります。
カナガンは、チキン含有率が50%を超える高タンパク質のドッグフードです。
犬の嗜好性を考慮したレシピ配合になっているため、食いつきに対する不安がある場合は、まずこのドッグフードを試してみることをお勧めします。
香料や着色料など、犬にとって不要な添加物を一切使用していないため、安全性も申し分ありません。
第4位:ネルソンズドッグフード

こちらはペット先進国といわれているイギリスのトップブリーダーが開発した餌です。そのため、犬のことをよく理解しているブリーダーおすすめのドッグフードと言っても過言ではありません。
他にも多くの肉を使用しているため、動物性タンパク質を多く摂取できるところも魅力的です。少々お値段はお高めですが、様々な面から柴犬の健康を維持してくれることを考えるとコスパが良いドッグフードと言えるでしょう。
こちらは国産のドッグフードです。海外のペットフードはなんだか不安、と思ってしまう飼い主さんも国産の餌であれば安心ですよね!またこちらのドッグフードは鮮度抜群の半生タイプですので、今まで食いつきの悪かった柴犬でも食いつきが良くなります。
皮膚の健康を保ってくれる効果も期待できるため、皮膚炎になりやすいといわれている柴犬にはおすすめのドッグフードです。さらに胃腸の調子を整えてくれる乳酸菌も配合されているため、下痢気味なことが多いとお悩みの柴犬にもぴったりです。
お値段は少々高いですが、安全面にもしっかり配慮されているので、前述した症状にお悩みの柴犬は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょう。
【柴犬の餌】柴犬への餌の量
ワンちゃんも人間と同じように、ライフステージに合ったフードの量、回数で食べさせてあげる必要があります。柴犬の年齢に合わせた目安をご紹介していきますね。
ただし、フードの種類によっても異なるので、実際に与えるときはパッケージに記載されている量を参考にしてください。
1歳くらいまでの子犬の場合は、体が成長し運動量も多いため145~180gと多めの量を与えます。また消化器官が未発達なので、生後5か月くらいまでは与える回数を3~4回とこまめに。それ以降は2~3回程度で食べさせてあげましょう。
成犬の場合は、子犬ほどカロリーが必要でなくなるため、体重に合わせて75~190gを与えます。回数も2回で問題ないでしょう。
10歳以上の老犬の場合は、運動量が減るため成犬よりも少ない75~150g程の給与量になります。また、消化機能が衰えてくるため、与える回数は3~4回に増やしてあげると良いでしょう。
とはいえドッグフードごとにカロリーが異なるため、与える量に悩んでしまいますよね。そこで、1日の適切なカロリー量の計算方法をご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
- 4か月までの子犬:3.0
- 1歳までの子犬:2.0
- 避妊去勢済みの成犬:1.6
- 避妊去勢なしの成犬:1.8
- 7歳以上の避妊去勢済み中高齢犬:1.2
- 7歳以上の避妊去勢なし中高齢犬:1.4
餌の量は月齢ごとに適切な量を与えて
まず柴犬の子犬に餌を与える際、1度に与える餌の量、さらに1日に与える餌の量が非常に重要となります。
あまり大きくしないために餌の量を少なくしようという飼い主さんもいますが、子犬の時期はしっかり必要な栄養を摂取する必要があるため、わざわざ量を減らして与えることはしないでください。
では、柴犬の子犬に適切な餌の量とはどのくらいの量なのでしょうか。適切な柴犬の餌の量は、子犬の場合、月齢によって異なります。
生後2ヶ月、3ヶ月であれば1回の量は約145gが適切です。生後6ヶ月を過ぎると1回の量は生後6~7ヶ月が約180g、1歳に近付く頃には約155gと月齢6ヶ月から1歳に向けて徐々に減らしていきます。
これは生後6~7ヶ月頃が最も活発になり、さらに体も急速に成長する時期のため、摂取量を多くしなければいけないからです。
一度に与える量は少量ずつ
柴犬に限らず、成犬は1日に与える回数は朝と晩の2回が一般的です。しかし、子犬の場合は1度に摂取できる量が少ないため、1日のごはん回数を多めにし、1度に与える量を減らすのが基本です。
一度に多くの量を無理に与えてしまうと、胃の中で消化不良を起こし、逆流してしまい吐いてしまうことがあります。嘔吐してしまうと必要な栄養素を摂取できないため、子犬のうちは1日4回、3回と成犬より与える回数を多くする必要があります。
目安としては、生後2~3ヶ月の柴犬の子犬は4回、生後4~5ヶ月の場合は3回、生後6ヶ月に入ったら、始めのうちは3回与え、1歳に近付くにつれて2回に減らすようにしましょう。
乳歯が生えそろっていないうちは常温でふやかして
柴犬の子犬への餌の与え方ですが、2~3ヶ月はまだ歯が生えそろっていないため、ドライフードなどの硬い餌は食べることが困難です。そのため、そのまま餌を与えるのではなく、なるべくふやかして与えるようにしましょう。
ドライフードをふやかす場合、冷たい水や熱湯でふやかすのではなく、常温の水や食べやすいようにぬるま湯でふやかすようにしましょう。冷たい水ですとお腹を壊してしまうことがありますし、熱湯でふやかしてしまうと熱さが残り火傷してしまう恐れがあります。
4ヶ月を過ぎたあたりから歯が生えそろい始めるため、少しずつドライフードに慣らしていきましょう。ドライフードに慣らす時期が遅れてしまうと、ふやかした餌しか食べなくなってしまったり、噛む力が弱くなってしまう恐れがあります。
子犬用または栄養価の高い餌を選ぼう
最初に柴犬におすすめのドッグフードをランキング形式でご紹介しましたが、子犬の場合はドッグフードによって餌を変えなければいけません。大人と同じ餌を与えても食べにくく食べなくなってしまったり、あるいは栄養素が足りず健康を維持できなくなることがあります。
栄養価の高いドッグフードであれば、ドライフードをふやかして与えることで香りも強くなり、食べてくれることがあります。しかし、子犬に必要な栄養素を確実に取り入れたい場合は、子犬の時期だけでも子犬用のドッグフードを購入すると良いでしょう。
後々子犬用の餌から成犬用の餌に移行できるか心配な場合は、ペットショップの店員さんや獣医さんに相談し、成犬用のドッグフードでも必要な栄養素が含まれている餌を紹介してもらいましょう。
柴犬の餌を与える注意点
柴犬に与える餌の注意点として、先ほど紹介したようにアレルゲンとなりやすい食材が含まれている餌は避けるようにしてください。グレインフリーのドッグフードは穀物類が含まれていないため、安心して与えることができますよ!
そして柴犬に餌を与える際の注意点として、1度に与える量や与える時間に注意する必要があります。基本的に食欲旺盛な柴犬の場合、1度に多くの量を与えてしまうとがつがつ早食いをしてしまい、窒息してしまったり、あるいは消化不良を起こす危険性があります。
そのため、柴犬に餌を与える際は、1度に多量の餌を早食いしないように工夫が必要です。例えば、1回の食事はお皿3皿分に分けて少量ずつ与えたり、1皿食べるごとに休憩を少し挟み、早食いを防止すると良いでしょう。
また柴犬はグルメな犬種としても有名です。そのため、ドッグフードよりも美味しい物を頻繁に与えてしまうと、そちらの味を欲しがり餌を食べないといった事態に陥りかねません。そのため、おやつはなるべく少量にしましょう。
それでも餌を食べない場合は、餌を少し温めてみてください。温めるとドッグフードは香りが強くなるため、それにより食欲が増す柴犬も多いですよ!
【柴犬の餌】柴犬の餌の選び方
最初に柴犬におすすめの餌として、4つのドッグフードを人気ランキング順にご紹介しました。柴犬の餌を選ぶ際には、重要視するべきポイントがいくつかあり、先ほど紹介した4つのドッグフードはそれらをクリアしている餌ばかりです。では、柴犬に餌を選ぶ際、どのようなポイントを重視するべきなのでしょう。
動物性タンパク質が多く含まれているか
まずは動物性タンパク質が多く含まれているえさを選ぶことが、柴犬にとって非常に重要です。基本的に動物性タンパク質は鶏肉やラム肉などの肉類や魚から得られる栄養素です。この成分は柴犬を含む犬全体に良い栄養素であり、尚且つ消化しやすい成分でもあります。
動物性タンパク質は柴犬の筋肉を作る成分でもありますので、特に子犬の時期に摂取することで、丈夫で頑丈な体作りを促進してくれます。
また動物性タンパク質には柴犬にとって必要な成分でありながら、体内で作り出すことができない必須アミノ酸が多く含まれています。免疫力を高めるためにも動物性タンパク質は非常に重要ですので、子犬期はもちろん、成犬になっても柴犬の餌には動物性タンパク質が多く含まれている物を選びましょう。
なるべく炭水化物の少ない低カロリーな餌を選ぼう
最初にお話ししたとおり、柴犬は身体的特徴としてしっかり食事管理をしていなければ、太りやすく、肥満体質になりやすい犬種です。したがって、なるべく太りにくい低カロリーな餌を選ぶようにしましょう。
また脂肪を作り出しやすい炭水化物の取り過ぎにも注意が必要です。ドッグフードには多くの種類がありますが、それぞれ特徴が異なりますので、パッケージの裏面に記載されている成分表を確認し、含まれている炭水化物がなるべく少ない物を選ぶようにしましょう。
しかし、これは一般的な柴犬のお話です。年老いた柴犬の場合は体力をつけるため、獣医さんから栄養を多く摂取するため、ハイカロリーな食事を勧められることもあります。もしそのような指示があった場合は獣医さんの言葉に従い、ドッグフードを選びましょう。
必須脂肪酸が豊富に含まれている餌
柴犬は犬の中でも認知症を患いやすい犬種として知られています。将来、年老いた時に愛犬が認知症になってしまい、飼い主のことを忘れてしまうといった状況を考えると悲しいですよね。この認知症予防に良いとされる成分が必須脂肪酸です。オメガ3脂肪酸とも呼ばれ、DHAとEPAが含まれている成分です。
この必須脂肪酸は脳の活性化を促す働きがあり、認知症予防には最適です。また、置いてくると障害となりやすい目の病気にも効果的とされていますので、シニア期に入った柴犬は特に摂取する必要があります。
また柴犬が陥りやすい皮膚の症状を緩和する働きがある他、それに伴い被毛のトラブルを改善してくれる役割もあります。柴犬には様々な面で効能を発揮してくれる必須脂肪酸が含まれている餌を選ぶようにしてください。
グレインフリーの餌が好ましい
柴犬は皮膚病を患いやすい犬種であり、中でもアレルギー性皮膚炎には注意が必要です。アレルギー性皮膚炎は何らかのアレルゲンを摂取してしまうことにより、皮膚炎を発症してしまう病気です。
この症状を予防するためには、アレルゲンとなりやすい穀物類はなるべく摂取しないよう気を付けることが重要です。そのため、グレインフリーと呼ばれるアレルゲンとなりやすい穀物類の入っていない餌を選ぶようにしましょう。
近年、犬のアレルギーへの認識も高くなっているため、グレインフリーのドッグフードが多く販売されています。アレルギー症状を発症させないためにも、アレルゲンとなりやすい食材は避けるようにするべきでしょう。
柴犬の餌に柴専用フードも◯
柴犬専用フードとは、柴犬の特性や体質に合わせた栄養バランスや、あごの形に合わせた粒など、柴犬のために作られたドッグフードです。
アレルギーや皮膚炎を発症しやすい柴犬のために、消化吸収が良くアレルギーを起こしにくい原材料を使用したり、健康な皮膚被毛のためのビタミンやオイルなどが配合されています。
また、体重が増えすぎないように脂肪を控えめにしているフードもあります。
販売しているメーカーによって原材料や成分は異なりますが、柴犬専用フードは柴犬がかかりやすい病気を予防するような配合になっています。
ワンちゃんによって好みや、体質に合う合わないがあるため、全柴犬に合う訳ではありませんが、多くの柴犬に合うように作られていますので、試してみるのも良いかもしれません。
柴犬の餌も無添加
アレルギーや皮膚炎のことを考えたら、少しでも添加物が少ないフードを食べさせてあげたいですよね。
最近は「無添加」と書かれているフードを見かけることも多くなりました。愛犬の健康のことを考えたら、「無添加」と書かれているものを選べば良さそうな気がしますが、注意が必要です!
ドッグフードの「無添加」とは、着色料・香料・人工添加物・保存料などの成分を一つでも使用していなければ「無添加ドッグフード」と表記が可能です。
なので、「無添加」という表記だけを見て購入するのではなく、何が無添加なのかまで確認して選ぶことをおすすめします。
危険とされている添加物の種類をいくつか記載しますので、フード選びの参考にしてみてくださいね。
【保存料】 | ソルビン酸カルシウム |
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【着色類】 | 赤色102号、 青色2号、黄色4号、黄色5号、 亜硝酸ナトリウム、二酸化チタン |
【酸化防止剤】 | BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)、 BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、 エトキシキン、没食子酸プロピル |
【保湿剤】 | プロピレングリコール(キャットフードへの使用は禁止) |
高齢犬の柴犬の餌は?
シニア犬は運動量が減り太りやすくなったり、足腰やお腹が弱くなったりと、体調の変化が表れやすくなってきます。病気や何かしらの症状がある場合には、それに合ったフードを選ぶことをおすすめします。
例えば、シニア期になると心臓病の割合が高くなってきます。心臓に疾患のあるワンちゃんには、低ナトリウムの心臓ケアや循環器ケアのドッグフードを選んであげると良いでしょう。
ただしお薬などとの兼ね合いもあるため、特に服薬しているワンちゃんは、一度かかりつけの獣医師に相談してから選ぶようにしてくださいね。
病気ではないけれど関節の健康が気になる場合は、関節をサポートしてくれる成分である、コラーゲンやグルコサミン、コンドロイチンが含まれているドッグフードを。
歯の状態が悪くて食べにくい場合は、粒の大きさが大粒ではなく小粒のドッグフードや、柔らかいタイプのドッグフードを選んであげるなど、愛犬の健康状態に合ったものを食べさせてあげることが大切です。
柴犬も国産の餌?
安全性も高く、信頼できる「国産」の食べ物をあげたいと思う飼い主さんも多いですよね。そう思ったときにパッケージに「国産」と書いてあるものを選べば安心でしょうか?
実は、そうではないんです!「国産」と書いてあるドッグフードの全てが日本産の原材料を使っているわけではないため、注意が必要です。
原材料が海外のものでも、最終加工が日本であれば原産国に「日本」と表示して良いことになっているため、原材料がどこのものであるかまで確認する必要があります。
海外産の原材料が悪いわけではありませんが、品質も良く信頼度の高い日本産の原材料ならば、より安心して食べさせてあげられますよね。
また最近では、原材料ごとに細かくどこの地域産なのか記載されているものも増えてきました。人間の食べるものと同じように細かく説明書きがあると、より信頼することができますね。
日本で生活する犬に合わせた内容になっていたり、輸送の時間が短いため新鮮だったり、輸送中の温度湿度管理による品質の低下が少なかったり、国産ならではのメリットも多いため、愛犬の好みに合うフードがあったら試してみることをおすすめします。
柴犬の餌は総合栄養食?
総合栄養食とは、ペットフードと水を与えるだけで必要な栄養バランスを満たし、愛犬の健康維持をサポートしてくれるフードです。
ドライ、ソフトドライ、セミモイスト、ウェットの分類で分けられ、メインの原材料も鶏肉、馬肉、魚など様々です。いろいろな種類があるため、愛犬の好みやアレルギーに応じて選ぶことも可能です。
愛犬に合う原材料や、安心安全な原材料を使用していれば、柴犬専用フードではなくても全犬種対応の総合栄養食を選んでも問題ありません。
犬にとって必要な栄養を満たしてくれる総合栄養食なら、これひとつで理想的な栄養バランスを叶えてくれますよ。
【柴犬の餌】柴犬の餌でおすすめを比較
モグワン | チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%) | 人工添加物不使用 |
1.8kg:5,038円(税込)
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カナガン | チキン生肉26%、乾燥チキン25% | 人工添加物不使用 |
2kg:5,038円(税込)
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サクラペットフード | 【ドライフード】 肉類〈ビーフ(骨・皮・内臓を含まない)、豚レバー、鶏レバー、チキンエキス〉、とうもろこし、小麦粉 【半生フード】 肉類〈生チキン、ビーフ(コラーゲン含む)〉 【グレインフリードライフード】 肉類(ビーフ(骨・皮・内臓を含まない)レバー、チキンレバーパウダー、チキンエキス) 【グレインフリー半生フード】 肉類(生チキン、ビーフ(コラーゲン含む)) 【グレインフリーフィッシュ】 魚介類〈フィッシュミール(国産かつお・国産まぐろ)、国産フィッシュパウダー〉 |
食品添加物使用(増粘安定剤) |
800g:1,628円(税込)
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ネルソンズ | チキン50%(乾燥チキン28%、チキン生肉22%) | 人工添加物不使用 |
5kg:9,196円(税込)
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柴犬が気になる、動物性タンパク質量、食物アレルギー、皮膚の健康維持、添加物に注目しながら比較してみました。
【モグワン】
チキンやサーモンを使用し、厳選した原材料をバランス良く配合。動物性タンパク質の割合は50%と高タンパク。穀物にアレルギーのあるワンちゃんにも安心な、グレインフリーです。
オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸も含まれているため、皮膚の健康維持にも活躍してくれそうです。
イギリスにある、欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした施設で作られており、衛生面も安心。危険な添加物も不使用で、保存料も天然のビタミンEやハーブを使用しているため安心して与えられるドッグフードです。
【カナガン】
チキンを50%以上配合している、高タンパクフード。こちらも穀物にアレルギーのあるワンちゃんでも安心な、グレインフリーです。メインのチキン以外に、ジャガイモと卵が含まれているため、それらにアレルギーのあるワンちゃんは気を付ける必要があります。
モグワン同様、皮膚の健康維持に効果的なオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸配合。欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした施設で作られており、危険な添加物も不使用。安心安全なドッグフードです。
【サクラペットフード】
種類によって異なりますが、国産チキンや国産ビーフ、国産マグロ・カツオを使用しています。国産の動物性タンパク質を使用しているのは安心ですね。ただし、配合量は記載がないため不明です。
プレミアムシリーズはグレインフリーとなっていますが、通常のものは小麦やとうもろこしを使用しているため穀物アレルギーのあるワンちゃんは注意が必要です。
オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸は配合している旨の記載はありましたが、配合量までは記載がなかったため、どれくらい含まれているかは不明です。
また、フードに粘り気をもたせて形を安定させる食品添加物の「増粘安定剤」が含まれている点は気になります。人間用にも使用されており、危険性は認められていませんが極力添加物を避けたいと考える飼い主さんは注意してください。
【ネルソンズ】
原材料の内50%がチキンとなっており、高タンパク。他のフードと同様、グレインフリーです。
ただし、「原材料は入荷時点で細かに品質のチェックが行われます」との記載はあるものの、他のドッグフードのように細かい品質についてまでは記載がなかったため、そこは気になる点です。
オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸については記載がありませんでした。しかし、サーモンオイルにはオメガ3脂肪酸が、チキンやチキンオイルにはオメガ6脂肪酸が含まれているため配合量まではわかりませんが、含まれてはいると考えられます。
モグワンやカナガン同様、欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした施設で作られており、危険な添加物も不使用です。
中型・大型犬向けのため、内容量が5kgのものしかありません。多頭飼いのご家庭ならば問題ないかもしれませんが、そうでない場合は食べ切るまでに時間がかかってしまい、フードが酸化してしまう恐れがある点は注意が必要です。
4つのフードを比較してみましたが、原材料の詳細が分かり、人口添加物も不使用、アレルギーを引き起こす可能性のある原材料も少ない点から、チキンアレルギーでなければ「モグワン」がおすすめです。
また、「満足のいく食いつきを目指してカナガンスタッフが総力をあげて開発した」ドッグフードがモグワンです。好みはそれぞれあるので、必ずしも食いつきが良いとは限りませんが、愛犬の健康が気になる方は、一度試してはいかがでしょうか。
【柴犬の餌】柴犬が餌を食べない場合の対処法
フードを食べない原因は様々ですが、以下の4つの場合が多いと考えられます。それぞれの対処法についてお伝えしていきますね。
- 体調不良
- ストレス
- フードが合わない
- わがまま
元気がなくぐったりしている、おやつも食べない、嘔吐や下痢をしている、などいつもと様子が違う場合は、病気や口の中に痛みがある可能性があります。その場合は、すぐに病院に連れて行ってあげてください!
環境が変わった、飼い主さんが構ってくれない、散歩に行けない、などストレスを抱えているときも食欲がなくなる場合があります。ストレスの原因を見つけて、解消してあげるようにしましょう。無理に食べさせようとすると、逆効果になってしまうこともあるので愛犬に寄り添ってあげましょう。
フードの匂いが好みでなかったり、酸化していたり、粒の大きさや硬さが食べにくい場合も食べないことがあります。酸化してしまうようであれば、密閉容器に保存したり、小分けのフードを選ぶと良いかもしれません。フードの匂いを引き立たせるために、温かいスープをかけてあげるのもおすすめです。
食べなければおやつがもらえる、美味しいものをトッピングしてもらえる、などごはんを食べないことで他のことを期待している可能性もあります。その場合は、無理に食べさせたり、食器を出しっぱなしにしたりせず、30分や1時間など一定時間食べなかったら食器を片付けるようにしましょう。
健康な犬は水があれば、1~2日程度なら食べなくても大丈夫なので、お腹がすいたら「待っていてももらえない」と諦めて食べるはずです。かわいそうと思わずに、続けることが大切です。それでも食べない場合は、体調不良の可能性があるので病院で診てもらいましょう。
【柴犬の餌】柴犬の餌、子犬には?
子犬は成長のために、栄養バランスが取れた栄養価の高いドッグフードを選んであげる必要があります。また、消化器官が未発達なので、消化しにくい穀物類が含まれていないグレインフリーで、良質な肉や魚をメインの原材料としているものがおすすめです。
ただし、栄養が必要だからといって過剰にフードを与えたり、栄養のバランスが崩れてしまうと体調不良を起こしたり、成犬になってからのトラブルにつながったりすることもあるので注意しましょう。
子犬用のドッグフードとしては、全年齢用とパピー用(子犬専用)があります。どちらも子犬の成長に必要な栄養素は含まれていますが、パピー用(子犬専用)のドッグフードであれば、子犬に必要な栄養をバランスよく配合してくれていたり、給与量も分かりやすく記載されているため、パピー用(子犬専用)フードを与えることをおすすめします。
また、子犬用に限ったことではありませんが、危険な添加物が含まれていない安全なフードなのか、原材料は粗悪なものが使われていないかなどの、安全性を確認して選ぶことも大切です。
開封後時間の経ってしまったフードは酸化してしまい、子犬の内臓に負担をかけることになる可能性があるため、開封後は1か月以内に食べきれるサイズを選ぶことも気にしましょう。
【柴犬の餌】柴犬の餌でアレルギー対応は?
食物アレルギーのある柴犬には、以下の点に注意したフードを食べさせてあげるのがおすすめです。
- 原材料がシンプルなフード
- タンパク源が単一のフード
- アレルゲンになりやすい食材が使われていないフード
- 人工添加物が不使用のフード
原材料がシンプルで、タンパク源が単一(ラム肉だけ、サーモンだけ、など動物性タンパク源が1種類のみ)ならば、アレルギーが発症した際にアレルゲンを特定しやすくなります。
また、アレルゲンになりやすい食材(豚肉・牛肉・大豆・とうもろこし・乳製品・小麦・卵など)は使用されていないフードを選んだ方が安心でしょう。原材料も「動物性油脂」のようにアバウトではなく、「サーモンオイル」のように具体的に記載されているものを選ぶことをおすすめします。
詳しく記載されていない場合は、安全性も不明ですし、アレルゲンになり得る可能性があります。可能であれば、原材料がどんな環境で、どのように育てられたかまで分かるフードを選ぶと、育つ過程で使用された餌や農薬の有無が分かるため、より一層安心です。
添加物はアレルギーの原因となる可能性があるため、避けた方が良いでしょう。しかし、酸化防止剤は必要な添加物であるため、ミックストコフェロール(ビタミンE)やローズマリー抽出物、クエン酸といった、天然由来の添加物を使用しているものを選んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。柴犬は太りやすく、皮膚病や認知症を患いやすい犬種です。そのため、これらの症状を予防・緩和させることができる成分が多く含まれている、あるいは肥満になりにくい低カロリーな餌を選んであげることが大切です。
柴犬に限らず、犬は犬種によって患いやすい病気や体質が異なります。それぞれに合った餌を選んであげることで、愛犬の健康を維持してあげる事につながります。
しかし、今回ご紹介した例はあくまで健康な柴犬を多少としたものです。したがって、病気を患っていたり、体調が悪い柴犬の場合は獣医さんのアドバイスに従って餌を選ぶようにしてください。獣医さんに尋ねるとおすすめの餌を紹介してくれることもありますので、ぜひ尋ねてみてくださいね!