子犬のブラッシングはいつから始める?嫌がらないやり方を紹介

子犬のブラッシングはいつから始める?嫌がらないやり方を紹介

飼い主さんの中には「犬はブラッシングが必要だと聞くけど、子犬の頃はどうなの?」と気になる方もいると思います。そこで、今回は子犬のブラッシングの開始時期から頻度、方法までをご紹介していきます。

子犬のブラッシングはいつから始める?

子犬のブラッシング

本来、子犬の被毛はもつれや毛玉になりにくい特徴があります。しかし、成犬になるにつれて被毛のもつれによる絡まりや毛玉になりやすいです。また、被毛の汚れ・ノミやダニなどの寄生虫が住みつくことにより、皮膚炎を発症する機会も増えます。

さらに、幼い頃からブラッシングをしていないワンちゃんは、将来ブラッシングが苦手な子になる可能性があります。そのため、生後2~3カ月頃の子犬からブラッシングを始めていくことが大切です。

子犬に必要なブラッシングの頻度

頭をブラッシングされるジャックラッセルテリア

子犬の頃からこまめなブラッシングを行うことで、ブラッシングに慣れやすくなります。そのため、子犬のブラッシングの頻度は、毎日行うこと良いでしょう。

ある程度ブラッシングに慣れた場合には、愛犬の被毛に合わせて行うことも可能です。

長毛種の場合

ミニチュアシュナウザー、ヨークシャーテリア、トイプードル、シェルティー、ロングコートチワワといった長毛種は、毛が絡まりやすく、もつれや毛玉になりやすいです。そのため、可能であれば毎日ブラッシングをしてあげましょう。

短毛種の場合

柴犬、ラブラドルレトリバー、ミニチュアダックスフンド、スムースコートチワワといった短毛種は、長毛種に比べるともつれや毛玉になりにくいです。ですが、最低でも週2~3回はブラッシングをしてあげる必要があります。

また、柴犬やラブラドールレトリバーには換毛期(春・秋)があり、抜け毛と新しく生えた毛の二重構造になることで蒸れやすく、皮膚炎を発症する可能性が高くなります。

換毛期には抜け毛処理として、積極的にブラッシングを行うことをおすすめします。

子犬のブラッシングのやり方

小さなジャックラッセルテリア

ブラッシングに必要な道具

愛犬のブラッシングには、以下の道具を用意しましょう。

また、愛犬に合っていて飼い主さんも使いやすい道具を選びたい場合には、ホームセンターのペット部門で一度見本をみてから決めても良いと思います。

スリッカーブラシ

スリッカーブラシ

スリッカーブラシは細かい針金が集まってできたブラシになります。細かい針金が毛の汚れや絡まりを取り除き、犬の毛並みを整えることができます。

また、スリッカーブラシはブラシのサイズが小さいものから大きいものまであり、針金の先端が丸いものやソフトのものまで様々な種類があります。

愛犬の被毛がまだ薄い場合には、ソフトなもの使うことや頭は面積が小さいので小さめで、体は大きめを使い効率的に行うなど、愛犬の状態に合わせてスリッカーブラシ選んで用意しても良いと思います。

コーム

コーム

コームは金属でできている板状で目が一列に並んでいるタイプのくしです。一般的に被毛のもつれや毛玉のチェックに使用します。

コームには、全面に目が一列に並んでいるものと、柄が付いているものがあります。飼い主さんの好みや使いやすさで選んでみてください。

基本的なブラッシングの手順

基本的なブラッシングの手順は以下になります。またブラッシングを行う部位の順番はあくまでも一例なので、順番通りが難しい場合には愛犬に合わせて臨機応変に行ってください。

  1. ブラッシングを行う姿勢をとる
    落ち着いてブラッシングが行えるようにテーブルの上に立たせるか、座って抱きかかえる体勢をとります。
  2. 体をスリッカーブラシでブラッシングする
    スリッカーブラシの柄を鉛筆持ちして、毛の根元にブラシを軽くあてて、そのまま毛先に向かってとかしていきます。ちなみに、ブラシを握りしめずに鉛筆持ちする理由は、余計な力が入って皮膚を傷つけてしまうことを防ぐためです。
  3. 手足をスリッカーブラシでブラッシングする
    体と同様に足元から上に向かって少しずつブラッシングしていきます。
  4. 首周りと頭をスリッカーブラシでブラッシングする
    顎のしたの毛を持って顔を固定しながら、首周りや頭をブラッシングします。
  5. 顔まわりをコームでブラッシングする
    顔のまわりの毛はコームの細かい目の方でブラッシングします。また目や鼻に近いところをブラッシングする際は怖がってしまうこともあるので、愛犬の状況に合わせてゆっくり行いましょう。
  6. コームでブラッシングされていないところを確認する
    毛をかき分けながら、根元からゆっくりコームで毛をとかしていきます。毛をとかしている最中に、引っかかりを感じたところがブラッシングが足りない部分になります。スリッカーブラシでブラッシングし直しましょう。

子犬がブラッシングを嫌がらないためのコツ

ブラシをくわえるパピヨン

子犬の中には慣れないブラッシングを嫌がって、逃げてしまうことや暴れてしまうこと、怒って嚙みつくことがあります。その場合には、愛犬の状況に合わせて以下の方法を試してみることをおすすめします。

体に触られることに慣れてもらう

ワンちゃんの中には体に触られること、特に撫でられることを嫌う子もいます。またそのような子に対して、いきなりブラッシングをしてしまうと、本当にブラッシング嫌いにさせてしまう可能性があります。

まずはスキンシップや遊びの一環として、体の様々な部位を触り、体に触られることに慣れてもらうことから始めましょう。

部位ごとに分けて毎日ブラッシングする

飼い主さんの中には「せっかくなら一度で済ませたい」という思いから、愛犬がブラッシングを嫌がっているけど、無理に一度で済ませているという方はいませんか?

しかし、この方法は愛犬がブラッシング嫌いになってしまう可能性が高いです。毎日ブラッシングを継続できるようなら、「今日は体だけ、明日は足をやる」など部位ごとに分けて、少しずつブラッシングする方法もあります。

ご褒美におやつを与える

ワンちゃんがブラッシングを嫌がらないよう、ご褒美をうまく活用する方法もおすすめです。ブラッシング後にご褒美としておやつを与えます。すると、ワンちゃんの中でブラッシングが嫌なことから嬉しいことへ認識を変えることができます。

まずは足一本をブラッシングさせてくれたら、おやつを与える。もう片足をブラッシングさせてくれたら、またおやつを与えるなど、少しずつ進めてはご褒美を与えるという方法で試してみると良いと思います。

無理せずトリマーにお願いする

ワンちゃんの中にはどうしてもブラッシングが苦手で、様々な方法を試したけれど飼い主さんでは難しい子もいます。

飼い主さんが無理に行うことで、飼い主さんが噛まれてしまうことや愛犬との信頼関係にも影響を与えてしまうことが考えられます。その場合には無理に行わず、トリマーへお願いするようにしましょう。トリマーであれば愛犬にあった方法や道具で行ってくれることが多いです。

まとめ

ブラシをくわえる子犬

今回は子犬のブラッシングの開始時期から頻度、方法までご紹介しました。

子犬の被毛はもつれや毛玉になりにくいですが、ブラッシングに慣れるためにもできるたけ毎日ブラッシングを行えると良いでしょう。

また初めて子犬の愛犬にブラッシングを行う際には、今回紹介した方法を参考に行ってみてください。ぜひ愛犬に、子犬の頃からこまめなブラッシングを行う習慣を身に着けてもらい、美しい毛並みが保てるようにしてあげてくださいね。

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