犬の散歩に必要な持ち物リスト!あると便利なグッズも紹介

犬の散歩に必要な持ち物リスト!あると便利なグッズも紹介

犬の散歩には、いくつか必要な持ち物があります。いざという時に困らないようにあらかじめ準備しておくと安心ですよね。この記事では、散歩の必需品やあると便利なグッズや散歩の注意点をご紹介します。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

犬の散歩に必要な持ち物リスト

犬の散歩に必要な持ち物リスト

犬をお迎えしたばかりだと、犬の散歩に持っていくものに迷うこともありますよね。首輪やリードはイメージしやすいですが、快適な散歩のために飼い主さんが用意しておきたいマナーグッズもあります。

ここでは、散歩に出掛ける前にこれだけは用意しておきたい散歩に必要な物をご紹介します。

リード

リードとは、犬と飼い主を繋ぐ道具であり、ほかの犬や通行人などに迷惑をかけないためにも重要な役割を果たしているため、散歩の際には必ず必要です。

犬の大きさによっても引っ張る力が違うため、とっさの犬の行動にも対応できる強度で、飼い主さんの手に馴染むものを選ぶと良いでしょう。広い公園や広場などで散歩をする機会がある場合は、伸縮性のリードを持っておくと犬をのびのび走らせてあげることもできて便利です。

首輪かハーネス

首輪やハーネスは、犬の体とリードを繋ぐ大切なアイテムです。首輪は、飼い主さんの指示が伝わりやすいためしつけ中の犬に最適です。ハーネスは、胴回りに装着するため犬が引っ張っても首に負担がかかりにくいのが特徴です。

犬の特徴やサイズ、用途などに合わせて選ぶようにしましょう。

うんち袋(エチケット袋)

散歩中に排泄をする習慣のない犬でも、うんち袋は必ず持っていくようにしましょう。お腹の調子が良くない等、我慢できない場合もあるかもしれません。万が一のためにも袋は多めに持っておくと安心です。

さらに、うんちを処理した後の袋を入れておくためのマナーポーチもあると、臭いを気にせず散歩することができるのでおすすめです。

水の入ったペットボトル

散歩中におしっこをした時は、ペットボトルの水をかけて洗い流し、トイレシートで水分を拭き取るようにしましょう。生活圏内で散歩をする場合のマナーになります。

土や草むらでのおしっこの場合は、水で流すだけでも問題はありません。専用のボトルも販売されていますが、使い終わった食器用洗剤の入れ物でも代用が可能です。

懐中電灯やライト

夜の散歩の際には、懐中電灯やライトを持っていくようにしましょう。

夜道などでは、車や自転車から犬が見えにくくなるため事故に遭ってしまう可能性があります。ライトで照らすことで犬の存在を相手に知らせることができます。また、犬の首輪に付けられる小型のLEDライトなども販売されているので、上手に取り入れましょう。

犬の散歩であると便利な持ち物

リードを咥える犬

散歩の際の必需品をご紹介しましたが、他にも持っておくと便利な物もあります。基本の散歩グッズを揃えたら、次はあると便利なグッズも揃えてみましょう。

ウェットティッシュ

散歩後に、汚れた足や体などを拭くために使用します。とくに室内飼いなら、家の中にほこりや細菌を持ち込まないためにも、部屋に上がる前に玄関先などで汚れを落とすことを習慣化すると良いでしょう。

ウェットティッシュは、犬に刺激のあるものが使われていない犬用を利用しましょう。

トイレットペーパー

排泄時に犬のお尻を拭いたり、うんちを拾ったりする際に使用します。使用後はそのままトイレに流せて処理もしやすいですし、最近では持ち歩き用のホルダーも販売されていますよ。

新聞紙

犬が排泄しそうなタイミングでお尻の下に新聞紙を敷くことで、地面を汚さずにうんちを処理することができます。そのままくるんで持ち帰ることもできて便利です。

虫除けスプレー

虫がいる季節には、虫除けスプレーがあると便利です。川辺や草むらにはフィラリアを媒介する蚊などの虫も多いので、予防策として持ち歩きたいグッズのひとつです。

犬の体に直接スプレーするタイプのものがほとんどですが、首に装着するタイプもありますので、体に直接振りかけるのに抵抗がある場合は、そちらを使用しても良いでしょう。

おもちゃ

ドッグランや公園など広い場所にフリスビーやボールといったおもちゃを持っていくと、飼い主さんと犬が一緒に楽しむことができるため、犬の散歩への満足度も上がることでしょう。

ただし、フリスビーなどを利用しても良い場所かを事前に確認することも忘れずに。

犬のおやつ

散歩をしながらしつけをする場合、ごほうびとしておやつを使うこともできますし、吠えグセや引っ張りグセのある犬であれば、こちらに注意を引くために使うこともできます。

与えすぎは犬の体のためにも良くありませんので、使用する分を小分けにして持っていくと良いでしょう。

お散歩バッグ

散歩に必要なものをまとめて入れられる大きさのバッグがあると、散歩だけでなく、家で保管しておく時も便利です。ショルダーバッグのような斜め掛けバッグであれば、両手を塞ぐことなく快適に散歩できるのでおすすめです。

雨や雪が降っている時の犬の散歩にあると便利な持ち物

レインコートを着た子犬

外でないと排泄してくれない、散歩に行かないと寝てくれないなど、雨や雪が降っていても散歩に行かなければならない場合もあるでしょう。ここからは、雨や雪の散歩に便利なグッズをご紹介します。

犬用レインコート

雨で体が濡れるのを防ぐ犬用のレインコートがあると、散歩後のお手入れもラクになります。ウェアを着るのが苦手な犬には、さっと着せることのできるポンチョタイプも販売されています。

犬用の靴

犬用の靴を履かせることで、汚れやケガ、雪の日には地面の冷たさから足を守ります。また、散歩後のお手入れもラクになるでしょう。

防水性の高いシリコン製などがおすすめ。普段から靴に慣れさせておくことでいざという時にすんなり履いてくれるようになります。

季節ごとの犬の散歩であると便利な持ち物

春夏秋冬

散歩グッズは、季節ごとに追加しておきたいものもあります。暑い季節や寒い季節に持っておくと便利なものをそれぞれご紹介します。

気温が上昇してくる春は、フィラリアを媒介する蚊やノミ、ダニ等の虫が増えます。特に草むらや水辺には虫が多いため、虫除けスプレーを持っておくと良いでしょう。最近では、虫除け機能のある高機能素材の洋服も販売されています。

また、春は寒暖差が激しい季節のため、小型犬などの体温調節用に薄手の洋服を持っておくと安心です。

夏は暑さを少しでも避けるために早朝や夜に散歩に行くことも多くなりますが、朝晩でも熱中症に注意が必要。マナーボトルとは別に、いつでも水分補給ができるように飲水を持参すると良いでしょう。こまめに水分を与えることで熱中症予防にもなります。

さらに、熱中症対策として犬用のネッククーラーやひんやりする洋服を着せるのもおすすめ。洋服の中に保冷剤を入れられるものや濡らすだけで冷たくなるものも販売されています。夕方は虫も活発に活動するため、虫除けスプレーも忘れずに準備しておきましょう。

秋も寒暖差が激しく、日が落ちると急に寒くなったりすることもあります。冬毛に生え変わりきっていない犬や、シングルコートの被毛の犬、小さな犬などは洋服を準備しておくと安心です。

虫もまだまだいますので虫よけスプレーも持っておくと良いでしょう。

普段暖かい室内で暮らしている犬は、急に寒い外に出ると体温調節がうまくできないこともあります。特に小さな犬には、動きやすくて暖かい洋服を着せてあげるとよいでしょう。

雪などで地面が凍っている場合もありますので、犬用の靴を準備しておくと冷えたり滑ったりするのも防ぐことができます。

犬の散歩での注意点

!マークと犬

散歩は犬にとって楽しみな時間ですが、快適な散歩にするために飼い主さんが守るべきルールやマナーがあります。ここでは、散歩中に飼い主さんが気を付けておくべきことをご紹介します。

手ぶらでの犬の散歩はNG

犬の散歩中には、排泄の処理はもちろんのこと、他にもさまざまなことが起こる可能性があります。その都度、飼い主さんが適切な対応をしなければなりません。

手ぶらでの散歩は、排泄物を持ち帰ることができず放置することに繋がります。愛犬の排泄物をそのまま放置することはマナー違反です。愛犬が快適に散歩をすることはもちろん、周囲の方々に不快な思いをさせないようにするためにも、マナーをしっかり守れるよう、最低限必要なものは準備をしておくことが大切です。

子犬はワクチン接種を済ませる

子犬は、免疫力も弱く感染症にもかかりやすいため、2~3回のワクチン接種完了後、2週間経過するまでは散歩デビューは控えることが大切。

3~14週ごろは「社会化期」と呼ばれ、環境に慣れさせる最適な期間といわれています。他の犬との接触は感染症の危険もあるため、外の環境に慣らすのであれば、飼い主さんが抱っこしての散歩をするようにしましょう。

散歩前にリードや首輪を確認する

リードや首輪のナスカンが弱っていたり壊れていたりすると、散歩中に犬が引っ張った際に外れてしまったり、首輪が犬の体のサイズに合っていなければ抜けてしまい、脱走など思わぬ事故につながる可能性もあります。

首輪が緩んでいないか、体に合ったサイズに調整されているか、リードなども壊れている所はないかを散歩前に必ず確認しておくようにしましょう。

必ずリードをつける

散歩の際には、必ずリードを付けましょう。周囲の全員が犬が好きというわけではありません。しらずに恐怖感や不快感を与えてしまったりすることもあります。

最悪の場合、人を噛んでしまったり事故に繋がることも。また、脱走して愛犬が交通事故に巻き込まれてしまう恐れも。愛犬や飼い主さん、周囲の人や他の犬も快適でいられるよう、ノーリードでの散歩はNGです。

排泄の後始末をする

飼い主さんが特に注意すべきなのが、排泄後の後始末です。住宅の前や商店街の店先では、排泄はさせないようにしたいものです。

おしっこをした後は、持っているペットボトルの水で洗い流し、うんちは拾ってからその場所を水で洗い流しましょう。できればトイレシートで流した水を吸収させると尚良いでしょう。持ち帰った排泄物は、自治体の指示に従って処理することも大切。

道端にうんちが落ちているのは、誰にとっても気持ちの良いものではありません。周囲の方に嫌な思いをさせないためにも、排泄後の処理は必ず行うのが飼い主としての最低限のマナーです。

まとめ

散歩する犬と女性

散歩の便利グッズから季節に応じたものなどをご紹介しました。まずは、散歩に必ず必要なグッズを揃えておくのが大切です。とくに首輪やリードなどは、愛犬のサイズに合ったものを選びましょう。

散歩中にすれ違う人の中には、犬が苦手な方もいるでしょう。恐怖心や不快感を与えないためにもルールやマナーは必ず守ることが飼い主として大切です。

散歩は基本的には毎日行くものですし、犬と飼い主さんとの大切なコミュニケーションの時間でもあります。持ち物が多いと感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、楽しく安全に散歩をするためにも準備しておくようにしましょう。

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