【愛犬と暮らす方の住環境に関する調査】今の住まいに満足していると7割以上が回答。満足度は戸建てがダントツ！マンションの満足度は僅かな結果に。

株式会社ピーネストジャパン（東京都品川区、代表：村田 泰）が運営するわんちゃんホンポ（https://wanchan.jp）は全国の犬を飼っている500名を対象に「愛犬と住環境」に関するアンケート調査を実施しました。

調査概要

質問項目

愛犬と暮らす上で、現在の住まいに満足していますか？

現在の住まいへの満足度アンケートでは、500人中370人が「満足している」と回答し、満足度の高さは予想以上の結果となりました。

居住形態別の満足度

居住形態	割合	人数
持ち家（一戸建て）	65%	241
持ち家（マンション）	8%	30
賃貸（一戸建て）	3.5％	13
賃貸（マンション・アパート）	19.5％	72
その他	4％	14

居住形態別の満足度では、持ち家（一戸建て）が65％と高く、マンションの満足度はわずか8％でした。また、賃貸の満足度は全体でも23％と低く、「ペット飼育細則」や「近隣への配慮」など、不自由さが満足度の低さの原因と考えられるでしょう。

居住形態	割合	人数
持ち家（一戸建て）	50％	65
持ち家（マンション）	20％	26
賃貸（一戸建て）	3％	4
賃貸（マンション・アパート）	23％	30
その他	4％	5

「不満がある」でも、持ち家が70％と、賃貸を大きく上回る結果となりました。
部屋のカスタマイズや、環境を整えることが自由に出来る持ち家だからこそ、「現状に満足していない」＝「不満がある」という結果につながったのかもしれません。

不満があると回答した方へ。不満に思っている理由を教えてください。

不満に思っている理由の全体では、「床の滑りやすさ」「犬専用スペースがない」が、僅差で１、2位の結果でした。犬を飼っていて直面する多くのお悩みである床の滑りによる愛犬のケガや、愛犬のストレス、トイレの臭いや壁や床の汚れなどを考慮した専用スペースが無い等が反映した結果となりました。

居住形態別の理由では、持ち家は「床が滑りやすいフローリング」、賃貸は「犬専用スペースがない」が1位と、僅差ですが異なる結果となりました。

理由	持ち家	賃貸	その他
床が滑りやすいフローリング	41	14	3
犬専用スペースがない	39	15	3
階段の段差・勾配がきつい	24	6	2
換気が悪い・涼しい場所がない	19	10	2
近くに散歩コースがない	13	7	1
マンション等敷地内に制限がある （廊下やロビー、エレベーター内を直接歩けない）	9	5	-
ベランダからの脱走・転落の危険性	4	5	1
周囲がペットへの理解がない	6	3	1
その他	7	2	1

その他の理由を紹介します。

「賃貸」にお住まいの方へ。物件探しや引っ越しの際に困ったエピソードを教えてください

リアルなエピソードをご紹介しました。

物件探しや引っ越しの際に困ったのは、ペット可物件が少なく、見つけるのに苦労した事と、多くの飼い主さんが答えてくれました。

レアケースですが、良かったエピソードもご紹介します。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、外出しづらい状況が続いています。そんな中、巣ごもりのストレスを癒したい、一緒に過ごしてくれるペットを飼いたい、という需要が増えていますが、ペットの需要と住まいの供給は一致しないのが現状です。

今回の分析では、「不満がある」は26％と少ない結果となりましたが、ペットの購入が増加し、ブームは続いています。

覚悟なく安易に飼ってしまい、しつけやマナーもわからない飼い主によるトラブルが増えれば、賃貸だけでなく、持ち家でも満足した環境を手に入れることが今より難しくなるかもしれません。