男の子のワンちゃんに必需品?犬のマナーベルトを用意しよう
犬のマナーベルトってなに?
マナーベルトは、オスの犬用オムツのことです。
腹巻のような形状で、尿の吸水パッドを内側に貼って使用します。
主に、オシッコによる粗相をしてはいけない場所や、病中、老犬の介護などで使用します。
犬のマナーベルトはこんなシーンに活躍
マナーベルトは以下のようなシーンにおいて、大活躍します。
- 室内ドッグラン
- 旅先のホテル
- カフェやレストラン
- 移動中の車内
- 自宅以外のお宅への訪問時
トイレのしつけが万全でも、他の犬の匂いがするとマーキングをしてしまう場合、粗相をしてはいけない場面ではマナーベルトを活用しましょう。
また、マーキング癖がない犬でも、マナーベルトをしていれば他の人から見ても粗相をされない安心感があります。マナーベルトをしているので大丈夫ですよ、という対外的なサインとして非常に有効です。
多くのカフェやレストランでは、たとえペット入店可であってもトイレシートを広げるのはマナー違反です。愛犬の様子を見て、トイレ休憩のため店外へ散歩へ出るのが理想ですが、万が一のためにマナーベルトを巻いておくことをおすすめします。
犬のマナーベルトの選び方と使い方
マナーベルト・マナーパッドの選び方
マナーベルトはペット専門店やホームセンター、ネットなどで購入できます。
多くのマナーベルトは、マジックテープで留める仕様になっているので、ある程度はサイズの融通が利きますが、愛犬の腰回りのサイズを計測して、適したサイズのものを選んでください。その際に、マナーパッドの厚さを考慮して、ギリギリのサイズを選ばずに1cmほど余裕を持ったサイズを選ぶと良いでしょう。
マナーパッドは、専用のものが売っています。価格はサイズにより異なりますが、1個単価15円~40円程度です。小さめの小型犬まででしたら、女性の生理用ナプキンでも流用できますし、大きめの小型犬で体重が7kgくらいまでの犬には幼児用の吸水パッド、中型犬などは老人介護用の吸水パッドを使用しても便利ですよ。価格は犬用のものよりも、人間用のものの方が比較的安価なようです。
犬のマナーベルトの使用法と注意点
犬のマナーベルトはぴったりと巻きましょう
マナーベルトにオシッコを吸水させるためのパッドを敷いたら、犬のおちんちんをすっぽりと覆う位置で、胴回りにぴったりと沿うように巻きます。
きついとかわいそうだから、と少し緩めに巻いてしまうと隙間から漏れたり、ベルトがずれてしまったりしますので、ぴったりと巻きましょう。もちろん、きつく締め過ぎるのはダメですよ。
オシッコをしたらすぐにパッドを取り換えましょう
濡れたパッドのままマナーベルトを長時間装着していると、デリケートな犬の肌が心配です。湿疹やかぶれの原因となりますので、愛犬がオシッコをしたな、と思ったらパッドをチェックして、オシッコをしていたらパッドを取り換えてあげてください。
マナーベルトを装着する練習をしてから使用しましょう
マナーベルトを装着したことのない犬にとって装着はストレスになり、マナーベルトを巻いた途端に腰が引けて動けなくなる犬もいます。お出かけ先で使えるよう、ご自宅で少しずつマナーベルトに慣れてもらうよう練習をしてから外出先で使用しましょう。
意外とカンタン!犬のマナーベルトを手作りしませんか?
売っているマナーベルトがかわいくない、マジックテープの位置がもうちょっと違うといいんだけど…なんてご不満ありませんか?
中型犬や大型犬用のマナーベルトは、量の多いオシッコを漏らさないようにギャザーがあったりひと工夫がありますが、小型犬用のマナーベルトの作りはとてもシンプルです。愛犬に似合って体にもぴったりフィットするマナーベルトは、手作りしても意外と簡単なんですよ。
お気に入りの布で作るのも良いですし、材料は100円ショップですべて揃うものなので、気軽に試してみてください。慣れると1つ30分もかからないで作れちゃいます。
材料
- 表地と裏地用の布
- バイアステープ
- 平ゴム
- マジックテープ
道具
- 針と糸(ミシンがあると早い!)
- チャコペン
- ハサミ
- お手本のマナーベルトか型紙
手順
①お手本のマナーベルトがあったら、輪郭をなぞって型紙を作りましょう。
②表地と裏地用の布を重ねて、型紙を当ててチャコペンで輪郭を書き込み、カットします。
③②でカットした2枚の布地を、バイアステープでぐるっと一周パイピングします。その際に、吸水パッドがずれないよう抑えるゴムを2カ所、バイアステープの内側に縫い込みます。
④マジックテープを愛犬の胴回りのサイズに合わせた位置に縫って、完成です。
まとめ
あまり聞きなれない方もいるかもしれませんが、犬のマナーベルトは最近ではだいぶ浸透してきた犬用グッズのひとつです。
愛犬とお出かけをする機会が増えたのがその要因かもしれませんね。
私は、愛用していたメーカーのマナーベルトが廃盤になってしまったのをきっかけに手作りするようになりました。夏場はしっかりした布地だと暑そうだったため、メッシュ素材や薄い生地で作ってみたら、洗濯も楽(すぐに乾く)で大ヒットです。また、もう着ないけど捨てるのは惜しいな、といった服を愛犬のマナーベルトにリメイクするのもおすすめですよ。ソーイングが得意な方だったら、きっと既製品以上に愛犬にお似合いで体にフィットするマナーベルトが作れると思います。
ユーザーのコメント
40代 女性 セナ
女性 マッシュ
50代以上 女性 ラルフとテディのママ
それ以来、お散歩の時は2匹共マナーベルト着用で行きます。
おしっこ後を水で洗い流す必要も無くなり楽になりました。