犬に対してエマが初めて腹出ししたのは、4ヶ月のときでした。
犬の幼稚園(しつけ教室)に体験入園したときのこと。
トレーナーさんが先輩犬(2歳のミニチュアシュナウザーの男の子でした)を連れてきてくれて、エマと挨拶させてくれました。ミニシュナ君もエマもクンクンしあって、遊び始めたと思ったら突然エマがゴロン!
「あ!俗に言う降参のポーズだ!エマはビビリ犬だったのか!」と思っていたら、トレーナーさんが「うまいです!素晴らしい!!」と絶賛。
「え???」
「お腹を出すのは相手を落ち着かせるためで、母犬が子犬にやることもあるんですよ。エマちゃんは遊びのリズムをすでに作れるんですね。良いことですよ!」
目から鱗でした。
まだ犬ビギナーだった私。
お腹を出すのは「怖くて、なす術がなくなって、命を投げ出してる状態」かと思っていました。
でもよく考えたら、お腹ってどこよりも柔らかくて、毛も薄くて、一番弱いところなんですよね。そこを見せるってものすごく勇気のあることだし、逆に言えば、相手を信頼してないと絶対出せない。
あのときトレーナーさんに教えてもらえて良かった。
もし知らなかったら、ビビらないようやめさせていたかもしれない。
知ってる人に教わるって大事。
今は汚れても、砂だらけになっても、急いでないとき以外はゴロンを許しています。
エマがのびのびと犬と接することができて友達を増やせたのは、きっとこれのおかげです。
↑好きな相手に腹出しは欠かせません。
↑こちらがやばい顔です。ご査収ください。
作者:おおうちまりこ
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ユーザーのコメント
40代 女性 なお
50代以上 女性 プーリママ
うちのトイプーちゃんは相手が大型犬だろうがなんだろうがおとなしくにおいを嗅がせます。でも、こんなうれしそうな顔はしませんのでびっくりしました。