犬のブラッシングのやり方を解説!喜ぶポイントからブラシの選び方まで

犬のブラッシングのやり方を解説!喜ぶポイントからブラシの選び方まで

愛犬のブラッシング、正しいやり方で行っていますか?犬にとって、ブラッシングは毛並みを整えるだけでなく、重要な役割がたくさんあります。せっかくブラッシングをするなら、愛犬の喜ぶブラッシングをしてあげたいですね。そこで今回は、犬のブラッシングのやり方や、犬が喜ぶポイントとブラシの選び方についてご紹介します!

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ブラッシングが好きな犬は約半数!

ブラッシングされる犬

あなたの愛犬はブラッシングが好きですか?

先日わんちゃんホンポにて実地したアンケートの結果はこちら!アンケートにご協力して頂き、ありがとうございました。

あなたの愛犬はブラッシングが好きですか?

愛犬がブラッシングが好きと回答された方は55.7%、嫌いと回答された方は44.3%という結果になりました。半数以上の犬がブラッシングをされることが好きなようですが、嫌いな犬でもブラッシングは必要な行為なため、せっかくなら喜んでもらいたいものですね。愛犬のブラッシングは普段何気なく行っているかもしれませんが、もう一度犬のブラッシングについて考えてみましょう。

犬にブラッシングをする頻度は?

スリッカーブラシと抜け毛

犬のブラッシングをする頻度は、長毛種でも短毛種でも毎日行うことが望ましいです。ブラッシングは愛犬との大切なコミュニケーションの時間であると共に、抜け毛や死毛を取り除き被毛を美しく保つ、ノミやダニの予防、ホコリや花粉などの除去、皮膚の血行促進、皮膚状態からの健康チェックなどの重要な意味があるため、できれば毎日行ってください。

では実際に、どのくらいの頻度で愛犬のブラッシングを行っているか、先日のアンケートの結果を見ていきましょう。

ブラッシングの頻度はどれぐらいですか?

愛犬のブラッシングを毎日行っていると回答された方は48.5%に対して、数日に1度と回答された方は32.4%、週に1度と回答された方は16.2%、月に1度と回答された方が1.5%、ほとんどしないと回答された方は1.5%という結果に。

平均すると週に3~4度の頻度となっていることがわかります。犬のブラッシングは、長毛種なのか短毛種なのか、シングルコートなのかダブルコートなのか、換毛期なのかによって1日に行う回数は異なってきますが、どんな犬種でもできれば毎日、なかなか難しければ最低でも週に2~3度は行ってあげましょう。

もちろん、ブラッシングのしすぎやブラシが愛犬に合っていなければ、皮膚や被毛を傷めることとなるため、過剰に行う必要はありません。1日に1度短時間でいいので、愛犬とのスキンシップを図る意味でもブラッシングをしてあげてくださいね。

犬がブラッシングされると喜ぶ部位は?

笑顔の犬

せっかくブラッシングをするなら、愛犬が気持ちいいと感じる部位をしてあげたいですね。でも、犬は言葉が話せないため、残念ながらどこが気持ちいいのか聞くことはできません。アンケートの結果では、犬がブラッシングで喜ぶ部位は背中という結果が1番多いことがわかりました。

犬がブラッシングで喜ぶポイント

背中に続いて多い回答は頭、首、お腹、胸、耳、顎、喉、お尻、後ろ足、腰、コート部分、しっぽ、つま先、顔まわり、前足という結果に。もちろん、その犬によって気持ちのいいと感じる部位は異なりますし、飼い主さんにブラッシングされる行為が嬉しくてどこでも喜ぶ犬もいます。

もともと犬は背中や頭、首に気持ちいいと感じるツボがあり、ブラッシングによって刺激が与えられます。特に首はいつも飼い主さんを見上げて疲れている場所になるため、適度な刺激が気持ちいいのかもしれません。

一般的に犬がブラッシングで気持ちいいと感じる部位は、背中、頭、首、前足や後ろ足の付け根です。犬が自分の足で触ることのできない部位は、ブラシを当ててあげと喜びますよ!

犬がブラッシングを嫌がるのはなぜ?

困った顔でブラッシングされる犬

ブラッシングが好きな犬がいる一方で、ブラッシングを嫌がる犬もたくさんいます。本来であれば気持ちいいはずのブラッシングですが、どうして嫌がるのでしょうか。

怖い思い出がある

ブラッシングを異常に嫌がる場合では、以前ブラッシングをされたときに、何か怖い思いをしたのかもしれません。ブラシで痛い思いをした、ブラッシングとは関係なくてもブラッシング中に何か嫌なことがあった...など何らかのトラウマになっているとブラッシングを嫌がるようになってしまいます。

この場合の対処法は、いきなりブラシでブラッシングをするのではなく、指の爪5本を使って軽く手櫛でしっぽの付け根から首元まで逆毛をたてることを繰り返します。「背線マッサージ」という自律神経の働きを利用した方法で、慣れてきたらブラシで優しくブラッシングしてあげましょう。

不快だから

犬によってはどんなに大好きな飼い主さんでも、手足やしっぽなどを触られることを嫌がることがあります。飼い主さんがブラシを持った時点で犬は手足やしっぽを触られることを察知し、警戒している状態でブラッシングを行っても不快でしかありません。

対処法としては、ブラッシングを行う前におやつを与えたり撫でるなどして、緊張をほぐしてからブラッシングを行います。ブラッシングをさせてくれたらたくさん褒めることと、おやつなどのご褒美を与えることでブラッシングに慣れてくれるでしょう。

ブラッシングの仕方が間違っている

愛犬にブラッシングを行う際に、力を入れすぎていませんか?または、きちんと毛並みに沿ってブラッシングを行えていますか?犬がブラッシングを嫌がる理由には、ブラッシングの仕方が間違っているという場合もあります。

犬用ブラシは力を入れてとかす必要はなく、力の入れすぎは皮膚を傷つけてしまったり、痛みを感じさせてしまうことがあります。また、撫でるときは毛並みを気にすることはありませんが、ブラッシングの場合は毛並みに沿って行わなければ犬にとって不快感を与えてしまうため、正しいブラッシングのやり方を実践してあげましょう。

ブラシがあっていない

ブラッシングに使うブラシがあっていない場合に、犬はブラッシングを嫌がることがあります。犬用ブラシにはさまざまな種類のものがあり、それぞれ材質や硬さ、毛の密度などメーカーによって違いがあります。

実際、我が家の愛犬がブラッシングを嫌がるようになった理由は、まさしくコレでした。長年使っていたスリッカーブラシを買い替え、新しいスリッカーブラシでブラッシングを行ったら、それまで大好きだったブラッシングを嫌がるようになりました。

同じスリッカーブラシでも、愛犬にしてみたら何かが違く不快に感じたようです。柔らかさは変わりありませんが、少し密度があり被毛を引っ張られることが嫌みたいで、しばらくはブラシを見ただけで逃げていました。結局以前のスリッカーブラシに戻したら問題は解決しましたが、ブラシがあう、あわないというのは、重要なポイントであることを実感した出来事です。

ブラシがあっていないかどうかは、愛犬の様子で判断するしかありませんが、犬にあったブラシを使ってあげることも大切なことですね。

正しく実践!ブラッシングのやり方

犬のブラッシングをしている手

愛犬のブラッシングのやり方をもう一度見直す意味でも、正しいブラッシングのやり方を知っておきましょう。長毛種、短毛種、ワイヤー種などの複雑な被毛を持つ犬によって、ブラッシングのやり方は異なります。

長毛犬種の場合

長毛犬種は、最初は毛先だけをスリッカーブラシでブラッシングします。いきなり根元からブラシを通すのは、生きている毛を引っ張ってしまうこととなり、皮膚トラブルや必要以上の抜け毛のもととなるため、毛先だけブラッシングをしてからやや中、根元というように数回に分けて力を入れずに優しくブラッシングを行います。

スリッカーブラシで抜け毛が取り除けたら、ピンブラシやコームに持ち替え、毛の流れに沿って毛並みを整えてあげましょう。この時に、毛玉があっても無理にブラシでほどこうとせず、指で軽くもんでほぐすかハサミで切ってくださいね。

毛玉ができやすい場所は、耳の付け根、前足のわきの下、後ろ足の腿の周辺、肉球の間の被毛などです。コームは粗目から使用し、次に細目を通すようにしてください。仕上げに獣毛ブラシを通してあげると毛艶を出すことができます。

短毛犬種の場合

短毛犬種では、皮膚に負担が少ないラバーブラシや獣毛ブラシを使用して、毛の流れに沿って上から下へ優しくブラッシングを行い抜け毛を取り除きます。スリッカーブラシでは皮膚を傷つけてしまう恐れがあるため、ダブルコートの犬種に使用する際は十分注意してください。

また、毎日のブラッシングが皮膚の負担となるようであれば、蒸しタオルで体を拭いてあげるだけでも皮膚の汚れが取れやすくなっておすすめです。

複雑な被毛を持つ犬種の場合

ワイヤー種など複雑な被毛を持つ犬種の場合では、最初に汚れや抜け毛を取り除くためにスリッカーブラシを使用します。換毛期のある犬種では、抜け毛の多い時期はスクラッチャーやラバーブラシを使うのもいいですよ!その後、コームで整えてあげましょう。

ブラッシングの注意点

全ての犬種に共通することですが、ブラッシングを行う際に力の入れすぎは犬の皮膚を傷めてしまうことになりかねません。ブラシを持つ腕や手首の力は抜き、柔らかくスナップを効かせるようにすることがポイントです。

そして、ブラシは皮膚に対して平行に動かすことも心がけてください。皮膚が薄く敏感な骨の出っ張りがある部位、前足の付け根、後ろ足の付け根やかかと、胸、耳はブラシが当たりすぎないように注意してくださいね。

ブラッシングブラシの選び方

犬とブラシ数種類

犬のブラッシングに使用するブラシにはさまざまな種類があります。

  • スリッカーブラシ
  • ピンブラシ
  • ラバーブラシ
  • スクラッチャーブラシ
  • コーム
  • 獣毛ブラシ

この代表的な6種類はそれぞれ用途が異なるため、愛犬のブラッシングに必要なブラシを上手に使い分けましょう。ここでは、それぞれのブラシの特徴をご紹介します。

スリッカーブラシ

スリッカーブラシは、折曲がった細いステンレスのピンがたくさん付いているブラシです。抜け毛や死毛を細かく取り除くことができ、長毛犬種や毛量の多い犬、ダブルコートの犬種、ワイヤー種など複雑な被毛の犬種に使用します。

ソフトタイプとハードタイプがあり、選び方としては、小型犬ではソフトタイプで自分の手にあててみて痛くないものを、中型犬や大型犬では被毛の硬さ状態でソフトタイプにするかハードタイプにするか決めましょう。

ピンブラシ

ピンブラシは、人間のブラシのような形をした先端が丸くなっているピン状のブラシです。犬の被毛のもつれや抜け毛、死毛を取り除くことができ、長毛犬種のブラッシングに使用します。先端が丸くなっているため、犬の皮膚を傷つける心配がなく、初心者でも安心して使用することができます。

選び方としては、愛犬の体にあった大きさであることや、飼い主さんの持ちやすさで選んで問題ありません。

ラバーブラシ

ラバーブラシはゴムやシリコンでできているブラシです。とても柔らかいため、犬の皮膚を傷つけることなく抜け毛や死毛を取り除いてくれます。短毛犬種やダブルコートのワイヤー種、中型犬、大型犬のブラッシングにおすすめです。

さまざまな大きさや形があるため、愛犬の体格や飼い主さんの使いやすさで選ぶといいでしょう。

スクラッチャーブラシ

一見、ノミ取りコームのような形をしているスクラッチャーブラシは、生きた毛はそのままに、抜け毛と死毛だけを取り除いてくれる画期的なブラシです。アンダーコートよりも下にいかない構造となっているため、犬の肌を傷める心配はありません。

ほぼすべての犬種に使用することができますが、プードル、ビションフリーゼ、マルチーズ、ヨークシャテリア、シーズ、サルーキーはアンダーコートのない犬種なので、使用する際は根元までいかないように注意してください。

コーム

こちらも人間のコームと形が似ていますが、犬用のコームは被毛のもつれや毛玉チェック、毛並みを整えるために使用します。真ん中から粗い目と細い目に分かれており、長毛犬種やダブルコートのワイヤー種、コーギーや柴犬、ハスキーなどの中毛種にも使用します。

コームには柄付きコームと全面コームがあるので、飼い主さんが使いやすいほうを選ぶようにしましょう。

獣毛ブラシ

犬用の獣毛ブラシは、豚の毛や猪の毛でできた仕上げ用のブラシです。犬の被毛をなぞるように使用するだけで毛艶を出してくれる効果や、マッサージ効果があります。短毛犬種から長毛種まで幅広く使用できる万能ブラシですが、抜け毛や死毛を取り除くといった効果はあまり期待できません。

獣毛ブラシには獣毛100%のものと、ナイロンなどが混合されたものがあります。ナイロンなどが混合されている獣毛ブラシは安価ですが、静電気が起こりやすく被毛にホコリが付きやすい、被毛が落ち着かないなどのデメリットがあるため、できれば獣毛100%のものを選びましょう。

犬のブラッシングにはこれ!おすすめブラシ

ブラシをくわえる犬

愛犬のブラシ選びは、なかなか難しいですね。できれば直接触って確かめてもらいたいものですが、どんなブラシがおすすめなのか知っておくことで参考にして頂けたらと思います。

武蔵 プロ用ステンレススリッカー ソフト

ONS 武蔵 プロ用ステンレススリッカー ソフト (中)

「武蔵 プロ用ステンレススリッカー ソフト」は、多くのトリマーさんからも推奨されるスリッカーブラシです。とても目が細く、被毛の1本1本がほぐれ、サラサラフワフワになりますよ!ピン部分が柔らかいため、愛犬が痛がる心配もなくおすすめです。

Sukuos ペットグローブ

Sukuos ペットブラシ 猫 犬 お手入れ グローブ マッサージブラシ 手袋 ペット用品 グルーミング 抜け毛取り 猫毛対策 (1ペア)

ブラッシングが苦手な犬でも、飼い主さんに撫でられるのは大好き!そこでおすすめしたいのはグローブ型のラバーブラシです。手にはめて愛犬を撫でてあげるだけで抜け毛や死毛がごっそり取れるだけでなく、適度な凹凸がマッサージ効果をもたらしてくれます。

ケイプロペット ミニ獣毛ブラシ

ミニ獣毛ブラシは、大きすぎずに小型犬にピッタリのサイズです。豚毛100%でできているため、ほどよい硬さで毛艶やマッサージ効果は抜群です。獣毛ブラシは抜け毛や死毛を取り除く効果がほとんどないため、必要性は低いと思われがちですがフケや汚れを落としてくれたり血行を良くする効果もあるので、1つは持っておきたいブラシですよ!

【番外編】ブラッシングの際にあると便利なグッズ

犬にスプレーを向けている男性

番外編になりますが、アンケートの回答にブラッシングの際にあると便利なグッズを書いてくださった方がたくさんいました。見させていただくと、なるほどなぁ、と感心するものばかりでした。皆さんにもご紹介しますので、ぜひ愛犬のブラッシングの際に役立ててくださいね。

一番多かった便利グッズは、艶出しスプレーやブラッシングスプレー、汚れ取りスプレーなどの犬用グルーミングスプレーです。トリートメントを薄めたスプレー液など工夫されている方もいて、被毛が絡まってしまった時に重宝するとのご意見も。

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他にも、マットブレイカーなどの毛玉ほぐし、数種類のブラシを日によって使い分ける、抜け毛対策にバスタオルを敷いた上でのブラッシング、コロコロなどの粘着クリーナーをすぐ近くに置いているなど、参考にできることがたくさんありますね。

マットブレーカー 毛玉ほぐし

マットブレーカー 毛玉ほぐし 毛玉取り 『プチリュバン』の手入れ道具

また、ブラッシング中にガムなどの長持ちするおやつを与えていたり、ブラッシング後に褒めておやつを与えるなど、愛犬にブラッシングをさせてもらうための工夫も見られ、おやつを上手に活用している方もいらっしゃいました。

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