飼い主と愛犬の命綱とも言えるリードを離すことは、いかなる場合でも許されないという認識なのですが…反省すべきことに、若い頃は特にこくぼは力が強くて急に引っ張られた時にリードを離してしまった経験があります。
その瞬間、私は生きた心地がせず血の気が引く思いでしたが、こくぼは私がついて来ないことに気がつくや否や、 その場に止まって待ってくれたのです。
そのキョトンとした顔を見ると 「ちゃんとついて来ないとダメだぞ」と言ってるようにも見え、散歩に連れて行ってもらってるのは私の方かもしれないと思いました。
改めて、どんな時も手綱を離してはいけないと誓いました。だって飼い主(こくぼ)を心配させてしまいますから…。
作者：ゆぴ
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