何度か胎内記憶についてえっちゃんに聞いた事がありましたが、
その日遊んだ事や、見たテレビなどの話をしていたえっちゃんなので、
胎内記憶のお話は飽きらめていました。
そんな時急に寝起きに話し出すえっちゃん。
えっちゃんがお腹の中にいる時
フィーユは毎日お腹に寄り添いひっついて普段舐めない私の手をよく舐めてくれていました。
それをえっちゃんも覚えていてくれたんだなぁと感動し
同時に思ったのでした。
「……あれ?おかーちゃんの思い出は?」
その後もおかーちゃんに関する胎内記憶は聞くことがありませんでした。