子犬に最適なおもちゃの選び方とは?
犬のおもちゃを選ぶためにペットショップやネット通販を見てみると、たくさんの種類があって悩むことがあると思います。特に、子犬におもちゃを選ぶときは慎重になりますよね。
子犬は乳歯から永久歯に生え変わる時期があり、そのときは歯がかゆく何でも噛みたがります。だからといって、家のものを何でも噛まれたら大変。それでは、一体どのようなおもちゃが良いのでしょうか?
タオルや布製のおもちゃ
まずおすすめしたいのは、タオルや布製の引っ張り合いができるおもちゃです。
軽く引っ張り合うことで歯の生え変わりを促してくれますし、出血していても布製であれば血を吸い取ってくれます。歯の生え変わりの時期にはぴったりのおもちゃといえるでしょう。
この類いのおもちゃは飼い主さんと一緒に遊ぶことができるので、しつけの上でも役立ってくれます。
鈴木桂子
綿ロープを結んだものは、飼い主と引っ張り合いをして遊べるので、コミュニケーションが取れますし、成長の度合いも分かりやすいです。デンタルケアにもなり、汚れたら洗えるのも便利。
ぬいぐるみ型は柔らかく噛みやすいのでおすすめですが、ボタンが付いていたりビーズが付いていたりすると誤飲につながるので、シンプルなものを選びます。
木製のおもちゃ
木製のおもちゃも甘噛み軽減に役立ってくれます。こちらは飼い主と一緒に遊ぶというより、子犬自身が集中して遊べるおもちゃです。
ピーピー音が鳴るおもちゃ
ピーピーと音が鳴るボールなどのおもちゃも楽しんで遊んでくれる思います。このとき気をつけたいのは、この類いのおもちゃは飼い主さんが管理しなければいけないということです。
出しっぱなしにするのではなく、飼い主さんが遊びに誘うこと。そして、子犬が興奮し過ぎると片付けるようにします。そうすることで、自然と遊びに対するしつけができます。
鈴木桂子
音がする部分を集中的に噛むので、柔らかすぎる素材だと直に噛み切られてしまいます。特に大型犬の子犬は噛む力も、歯もそれなりに大きく鋭いので、やわらかいビニール素材などわずかな時間でバラバラに。
細かくなったのを飲み込む危険性があるので、素材は安全なものを選んでください。笛の部分が壊れたらすぐに取り上げないと、部品を飲み込んだりして危険です。
コングなどの知育おもちゃ
中におやつを詰められる、コングなどの知育おもちゃも良いでしょう。子犬の集中力が身に付きます。コングは中におやつを入れておくと、一人でよく遊んでくれるので留守番させる時にも重宝します。
鈴木桂子
子犬用のおもちゃは噛みやすくて、噛んでもすぐに壊れないものを選びましょう。
ボールは子犬の成長に合わせて、固さを調整した方がよいですね。投げて遊べますし、持ってこさせるなどのトレーニングにも使えます。家にあるからといって、古くなったテニスボールなどを与えるのはNG。グラスファイバーなので歯が削られてしまいます。
木製のおもちゃは「ささくれないタイプ」を選びます。本物の木などは噛み砕いて食べてしまったりするのでやめましょう。
あまり匂いの付いているおもちゃは与えないように。特にお菓子系の匂いは、本物を食べてしまうことにも繋がるので与えない方がよいですね。
これイイ!子犬に最適なおもちゃをご紹介
ボンビアルコン デンタルアニマルズ うさぎ
商品情報
・デンタルケアができる
・小型犬でも噛み心地が柔らか
・フリース網でできていて咥えやすい
ソフトな噛み心地で人気のある商品です。長細いので、軽く引っ張り合いもできます。
パピーペットコットン
ロープ状のおもちゃは引っ張り合いに最適です。結び目があったり、捻れていたりするので適度に歯に刺激を与えてくれます。
ペットステージ ウッディー・タフ・スティック
我が家でも大活躍の木のスティック状のおもちゃ。この商品は、噛んでいるうちに食べてしまっても安心な素材です。
Alien Pet プレイディスク フリスビー(アヒル)
ピーピー音の鳴る、可愛らしいフリスビーです。布製なので噛むこともできる人気の商品です。
音の出るラテックスゴム犬おもちゃ 小型犬用 アソートカラー
ボールに興味のないわんちゃんもいますが、室内での適度な運動にもなるためボールは持っていると便利です。
リッチェル ビジーバディ ツイスト S
我が家でも大活躍中です。ドックフードを入れることができるため、早食いの子犬にもおすすめです。
▼「犬のおもちゃ」の基本を知りたい方はこちら
まとめ
子犬に最適なおもちゃをご紹介しました。
歯の生え変わりの時期は、固すぎるものは噛み合わせが悪くなるため与えてはいけません。(ペットボトルのふたなどは要注意!)最近の犬用おもちゃは、適度に柔らかさもあるため安心して子犬に与えることができるはずです。
子犬との楽しい生活を手助けしてくれるおもちゃに出会えますように。
鈴木桂子
子犬のおもちゃは、その子の体格にあったものを選ぶ事が重要です。
小型犬の子犬は力も弱く、骨格も華奢なので、力で引っ張りあうタイプは骨折することもあるので、力加減に注意が必要です。大型犬の子犬は、とにかく頑丈なもの、壊れて誤飲しても安全なものを選びます。
引っ張り合うロープやボールは、飼い主と遊べるので子犬は大好きですが、滑りやすい床だと後ろ脚の骨の形成に影響が出たりするので、気を付けてください。また、過度のジャンプも腰に負担がかかるので気を付けましょう。
楽しくて興奮しすぎて、エンドレスになりやすいので、キリを付けてやめることも大事。その時無理に取り上げるとストレスになるので、よく遊んだね、など優しく褒めて気を逸らせます。
おもちゃで遊ぶのはしつけの一環にもなるので、「まて」「おいで」などの簡単なコマンドを遊びながら覚えさせることができます。