大人気の犬用テント!2つの種類とは
犬用のテントとは、犬が使うことを前提に作られたテントのことで、アウトドア用とインドア用と大きく2つに分けられます。アウトドア用は外出時や災害時に、犬の休憩スペース、日よけ、またドッグハウスとして活用できます。
インドア用としては、犬が室内でくつろげる場所として「ティピーテント」が近年注目を集めています。ティピーテントはインディアンテントとも呼ばれ、平原で暮らすアメリカインディアンの住居が由来となっています。簡単に組み立てられることができ、使用する布や飾りによっておしゃれにアレンジもできるので、最近では手作りする方も増えているそうです。
犬用テントのおすすめランキングトップ5
DETAIL ドデカヒードロン テント
アウトドアデザインの犬用テント「ドデカヒードロンテント」は、約0.8kgの超軽量でコンパクトな作りとなっています。組み立てや折りたたみが簡単で、なおかつ専用バッグに収納し持ち運ぶことができる優れものです。災害時の避難先で愛犬のテントハウスとしても使えます。
生地には防水と防滴の加工はされていないので、屋外で使用するときはお天気の良いときを選び使用するようにしましょう。
HOPPO 天然素材の布テント ティピーテント
犬の室内用テントとしておすすめの「HOPPO ティピーテント」は、円すい型のかわいらしいフォルムが特徴で、愛犬の大きさに合わせてSとMの2サイズから選ぶことができます。テントの布デザインは、シンプルな「ホワイト無地」と、お部屋のアクセントにもなる「モノクロストライプ」の2種類です。
布にはポールを差し込む部分があるので、簡単に組み立てることができます。また、ティピーテントの中に敷く専用クッションや、愛犬の名前などを書いてテントに飾れるミニ黒板なども別売りされているので、是非チェックしてみてください。
室内ペットテント クッション付
こちらの犬用テントは木の枠組みをネジで留めるタイプなので、安定感が欲しい方にぴったりな室内向けテントです。木と布の組み合わせがおしゃれで、インテリアとしても馴染みやすいでしょう。しっかりした作りでありながら、5分ほどで簡単に組み立てられるのも魅力です。
サイズは大小2種類、生地はアイボリーとレースがあります。レースタイプは外から透けて見える生地を使っているので、テント内の様子が確認しやすくなっています。
PP&DD 小型犬用テント ライト付
三角屋根が可愛いこちらの室内向け犬用テントは、小型犬にぴったりのサイズです。四方がクッションに囲まれている作りで、テントベッドとして使えます。組み立てた後もそのまま持ち上げられるので、お掃除や来客時などに移動ができ便利です。
カラーはグレー、ピンク、ブルーの3色でそれぞれ異なる絵柄が描かれています。テントに取り付け可能な、電池式夜間ライトも付属されています。
モンベル(mont-bell) ドギードーム
愛犬と一緒にアウトドアを思いっきり楽しみたい方におすすめなのが、アウトドアブランド「モンベル」の犬用テントです。テント上部のメッシュ地は通気性にこだわったことに加え、網み目を細かくすることで犬の爪が引っかからないよう配慮しています。付属のドギーベッドは、取り外しができ手洗いが可能です。
雨や湿気から守ってくれるフライシートが付属されているので、屋外キャンプにも最適です。車内の犬用ケージとしても使用できます。
簡単3ステップ!ティピーテントのDIY方法
犬用のおしゃれテント「ティピーテント」を手作りしてみましょう!今回は難しい作業も工具もいらない、簡単な作り方をご紹介します。
準備するもの
- 丸棒
- ロープ
- 滑り止めシート
- お好みの布
- ハサミ
- 輪ゴム
- クリップ
丸棒は4~5本用意すれば安定した支柱を作ることができます。丸棒の長さは犬のテントの仕上げたい大きさに合わせて決めます。中型犬程度まで使用できる幅60cm×高さ90cmのティピーテントを作る場合には、棒の長さを120cm程にするとちょうど良いでしょう。
ロープは綿や麻といった自然素材を使うと、自然の風合いが感じられ、おしゃれに仕上がりますよ。
①基礎の支柱部分を作る
テントの支柱部分を作っていきます。準備した丸棒の先端を揃えてひとまとめにし、先端から15~20cmの所をロープでぐるぐると巻いて結び、固定しましょう。次にロープで固定した方とは反対側の先端部を、適当な大きさにカットした滑り止めシートで包み、輪ゴムで留めます。
ロープを巻き付けた方を上にして、等間隔になるように丸棒を広げてみましょう。犬が出入りする場所を決め、犬の大きさに合わせて出入りしやすいように調整します。棒が床と接する面に滑り止めシートがついているので、ずれにくく安定します。
②布をかぶせて固定する
支柱にお好みの布をかぶせてテントにしていきましょう。布を巻きつける位置によって印象が変わりますので、色々と試してみてください。
布の端と端がテントの出入り口になります。布上部の内側から布の端同士をクリップで留め固定し、出入りがしやすいように広さを調整します。クリップは布に縫い付けるなど、取れにくい工夫をして犬の誤飲防止を心がけましょう。
③仕上げ
出来上がったテントの中にラグや犬用のクッションを置いて、犬が落ち着ける空間を作ってあげましょう。また、テントの外側にガーランドや愛犬の名前を書いたボードなどを飾れば、ぐっとおしゃれなティピーテントに仕上がります。ただし、犬がおもちゃにして噛んだり飲み込んだりしてしまわないよう配慮しましょう。
テントに使う布や中のラグは、カラーや生地の質感を統一させると、よりおしゃれな雰囲気が演出できますよ。
▼「犬小屋・ハウス」の基本を知りたい方はこちら
まとめ
犬用のテントはたくさんの種類が販売されています。アウトドア用のドッグテントを選ぶ際には、日差しや虫から身を守る、持ち運びが便利などといった、機能性や実用性を重視するとよいでしょう。ティピーテントなど室内でのみ使用するドッグテントは、装飾がされている場合が多いので、安全性を配慮しているかなどを確認してください。
今回ご紹介した手作りティピーテントは、難しい作業がないのでどなたでも簡単に作ることができます。お部屋にマッチした手作りティピーテントで、愛犬のくつろげる場所を気軽に作ってみてはいかがでしょうか。