犬用の毛布やブランケットの選び方
犬用の毛布やブランケットの選び方についてご紹介します。
使用目的で選ぶ
犬の毛布やブランケットの選び方として、最も重要なのがその使用目的に合わせて材質やサイズを選ぶことです。例えば、犬用の毛布やブランケットを、犬小屋やケージ内に設置したマットのカバーとして使用する場合は、洗濯が簡単で乾きやすいものがオススメですが、ベッド代わりや防寒グッズとして使用する場合は、厚めの生地の毛布やブランケットがオススメです。
また、愛犬が毛布を敷いて使用するのか、体の上からかけるようにして使用するのかによって毛布やブランケットの厚さや重さ、通気性などを考慮するのも大切です。犬は暑い季節はもちろん、寒い季節であっても気づかないまま熱中症になってしまうこともあるため、毛布やブランケットを選ぶ時はその使用目的に合ったものを選べるよう心がけたいですね。
季節に合わせて選ぶ
犬用の毛布やブランケットを選び方として季節に合わせて選ぶことが大切です。暖かい季節には薄手の通気性の良い毛布や接触冷感素材のブランケットなどを選び、寒い季節には保温性の高い毛布やブランケットを選ぶと良いですね。
また、季節に合わせて入れ替えるものと、通年通して使用できるものの2種類を用意しておくのもオススメです。お留守番中やお気に入りの寝床で安心して過ごすために、飼い主さんや犬自身のニオイが付いた毛布やブランケットが役立つこともありますので、タオル地などの手入れがしやすいものを常備用として購入しておきましょう。
大きさで選ぶ
犬用の毛布やブランケットを選ぶ時、犬の体や使用する場所に合った大きさのものを選ぶのも良いでしょう。特に犬小屋やケージの中で使用するものは、事前にサイズをしっかり確認しておかなければ必要以上に場所を取ってしまうこともあるので注意してくださいね。
また、小さめの毛布やブランケットをくしゃくしゃにして枕代わりにして寝るのが好きだったり、大きめの毛布にくるまるようにして寝るのが好きだったりすることもあるので、愛犬の好みの大きさの毛布やブランケットを選んであげたいですね。
材質で選ぶ
犬用の毛布やブランケットを選ぶ時、その材質で選ぶのも一つの手です。犬用の毛布やブランケットにもフリースや綿、ポリエステル、マイクロファイバー、フランネルなど様々な材質のものがありますので、愛犬の好みに合わせてあげるのも良いでしょう。
メーカーによってはムートン調やアルパカ調、シルク調など贅沢感のある素材を採用した犬用毛布やブランケットも販売されていますので、愛犬へのプレゼントにもオススメですよ。
デザインで選ぶ
室内のソファや犬用ベッドのカバーとして犬用の毛布やブランケットを使用する時など、特に機能性にこだわる必要がないという場合にはデザインで選ぶのも一つの手です。
犬用の毛布やブランケットにもシンプルなデザインのものから、人間用のブランケットと見分けがつかないほどオシャレなデザインのものまでが販売されていますので、愛犬の毛色やお部屋のインテリアに合わせて犬用の毛布やブランケットを選ぶのもオススメです。
犬用の毛布やブランケットのオススメ商品
犬用の毛布やブランケットのオススメ商品をご紹介します。
1. ペット用タオル
こちらは、ペット用のバスタオルとして販売されているものですが、柔らかいマイクロファイバー素材は吸水性や速乾性があるため、犬小屋やケージに敷くブランケットとしても利用することが可能です。
その肌触りの良さや生地の丈夫さから、愛犬の毛布やブランケットととして活用していると評判の良い商品です。特にすぐに毛布やブランケットを汚してしまう子犬や、冷えやすいフローロングのお部屋で過ごしている愛犬に非常にオススメです。
2. Kooyi ペット用 ブランケット
こちらのペット用ブランケットは軽くて柔らかいフランネル素材を使用、生地は薄手なので通年利用することが可能です。もちろん洗濯も可能で乾きやすく、2枚組になっているので洗い替えにも便利ですね。
シンプルなデザインや触り心地、何度洗っても毛玉やほつれが生じない丈夫さなどに喜びの声も多く、実際に購入した飼い主さんの多くは洗い替え用にリピートしているようです。サイズも70cm×100cmと犬小屋やケージ内での使用はもちろん、犬用ベッドのカバーや掛け毛布としてもちょうど良いサイズになっています。
3. JEMA ブランケット
犬の防寒用ブランケット、毛布としてオススメの商品です。生地は柔らかいフランネル素材を両面に採用、湿気や冷気を遮断するアルミシートとポリエステル綿が充填された高保温設計のブランケットです。生地は厚めですが洗濯機で丸洗いが可能、サイズは3種類でデザインはリバーシブル、種類も豊富なためお部屋のインテリアに合わせて選べますね。
4. マルカン セレブ毛布 犬用
マルカンが販売する「セレブ毛布」は、ムートン調の贅沢感溢れる肌触りが特徴の犬用毛布です。サイズはレギュラーとワイドの2種類あり、キャリーや車内用の敷毛布として利用する飼い主さんも多いようですね。セレブ毛布は洗濯機での洗濯は不可なため手洗いが必要となりますが、その肌触りは癖になると評判です。
5. マルカン ぬくぬく着る毛布
こちらは、犬用の着る毛布です。寒さが厳しい夜や寒さに弱い犬種などにオススメの商品。素材はポリエステルで非常に柔らかく手触りも良く、ボタンタイプで着せやすいと評判です。サイズはSS、S、M、Lの4種類ありますが、夜間のパジャマとして長時間着用させる場合は、ゆったりめに着せてあげるのがオススメです。
犬が毛布やブランケットを好きな理由
犬が毛布やブランケットを好きな理由は、単にその触り心地や寝心地の良さはもちろん、自分のニオイが付いた毛布やブランケットにくるまることで安心感を得られることや、野生の頃の習性が関係していることなどが挙げられます。
犬の先祖であるオオカミは、外敵から身を守るために巣穴を掘って体を休めていました。犬が寝る前に穴を掘るように毛布やブランケットをかいたり、ふみふみしながらくるくる回ったりする行動はこの土を掘って休む習性の名残であると考えられています。そのため、フローリングや地面などよりも柔らかく、堀りがいがある毛布やブランケットなどを好むのかもしれませんね。
また、愛犬用に毛布やブランケットを購入しても、飼い主さんが使用しているもので寝たがるという犬も多いようです。これは、飼い主さんのニオイが付いている毛布やブランケットにくるまることで、安心感を得られることが関係しているのでしょう。
犬に毛布やブランケットを与える際の注意点
犬に毛布やブランケットを与える際は、以下のようなことに注意してください。
衛生面に注意する
犬に毛布やブランケットを与える際の注意点として、衛生面には十分に注意しましょう。与えたら与えっぱなしではなく、毎日汚れがないかをしっかりと確認し、定期的に丸洗いするようにしてください。汚れたり濡れたりした毛布やブランケットを放置しておくと、雑菌が繁殖して皮膚病の原因となる可能性もあります。
特に暑い季節は薄手の速乾性の高い毛布やブランケットを使用するようにして、可能であれば毎日、少なくても3日に1回程度は洗濯をするのが理想です。防寒用の生地が厚い毛布やブランケットの場合も、洗い替えを準備しておき1週間に1回程度は丸洗いするようにしたいですね。
ブランケットサッキングに注意する
犬が毛布やブランケットなどをチュパチュパと吸ったり、噛んだりしながらふみふみと足踏みのような仕草をすることをブランケットサッキングと呼びます。このブランケットサッキングとは、心の病気である強迫性障害から生じる行動の一つです。
この仕草は、子犬が母犬のおっぱいを飲む時の行動と似ており、子犬期であれば特に心配ありませんが成犬になっても頻繁に行う場合はしっかりと様子を観察する必要があります。ごくたまに毛布やブランケットを吸ったり、優しくかみかみしたりする程度であれば様子見でも問題ありませんが、この吸うという行動が強く噛む、食べると進行していく可能性があります。
強迫性障害による行動は進行すると自分の意思で止められなくなり、心や体に多大な害を及ぼすこととなります。犬がブランケットサッキングをする理由や原因については多岐に渡るため、かかりつけの獣医師など専門家に相談することが大切です。
熱中症に注意する
犬に毛布やブランケットを与える際は、熱中症に十分に注意しましょう。毛布やブランケットで熱中症になると言われてもピンと来ないかもしれませんが、寒い季節であっても熱がこもりすぎることで、犬自身も気づかないまま、熱中症や脱水症状を起こす可能性があります。
特にケージの中でお留守番をする場合などに、毛布やブランケットを使用する場合は、犬自身で体温調節ができるような環境を用意しておくことを心がけましょう。暖かい場所と熱気から逃げられる場所を準備しておくことが大切です。また、犬自身で着脱できない着る毛布などは、飼い主さんの目の届く場所のみで使用しましょう。
まとめ
犬用の毛布やブランケットの選び方とオススメ商品についてご紹介しました。毛布やブランケットが大好きなわんちゃんは非常に多いようですね。寒い季節はもちろん、暑い季節でも毛布やブランケットの上で寝ようとするわんちゃんも少なくありませんので、季節に合わせて材質を選んであげることも大切です。
我が家の愛犬も毛布やブランケットが大好きなので、暑い季節は綿と接触冷感素材のリバーシブルになったブランケット、寒い季節はフランネル素材の防寒毛布を出すようにしています。
筆者が購入時に重要視しているのはお手入れのしやすさで、やはり洗濯機で丸洗いできるものがオススメです。犬用の毛布やブランケットも様々な種類のものが販売されていますので、愛犬の好みのものを見つけてあげてください。
ユーザーのコメント
30代 女性 mika
20代 女性 さえさえ
30代 女性 ちびまま
40代 女性 まみ
20代 女性 かねごん
40代 女性 こたママ
40代 女性 匿名
早くに知る事ができてよかったです。
女性 ザブトン
30代 女性 うーん
思い込み激しくないかな?乱暴な気がする。
人間でも指をおしゃぶりしたりする子いるのと同じで
早期の乳離れが原因だったり
心理的要素も少なくないのだろうけど
病気!ってなんか違う気がする。
毛布をおしゃぶりにして安心するんじゃないかな。
じゃあ何が不安なの?ってなるけど
人間も唇さわったり髪の毛さわったり
貧乏ゆすりしたり
何かしら自分を落ち着かせる癖みたいなものがあったりするよね。
それに似たものだと思う。
女性 匿名
私も記事を読んでいて、病気と言われるほどのものなのか、疑問に思いました。
飼い主側の見極めが最も必要だと思いました。
愛犬が明るく元気であれば良いのではないでしょうか。
女性 匿名
あと記事にはわざと犬に関係ないことを話しかけた感じで治したって書いてあるけど元々言葉を理解してる訳ではないのだから構ってるのと一緒だと思いました。
寂しかっただけですよね、病気かなぁ?
30代 女性 匿名
何のストレスかな…(。・ω・。)
女性 もふころ
50代以上 女性 匿名
夕食後にやる事が多く、10分ぐらい経つとやめます。
たまにそのまま寝てる事もあります。
ストレスとか強迫性障害なのかな?