ドッグフードが臭くなく、できるだけ体臭や口臭を低減したい場合は、
・ドッグフードの油分が安心できるドッグフード
・穀物使っていないドッグフード
・化学的な添加物の少ないドッグフード
を選ぶと良いでしょう。
一般的なドッグフードはニオイ付けとして使われている油が臭く、人間にとって不快になりやすいです。
犬の体臭や口臭にもつながります。
油が使われていなかったり、使われている油脂が酸化しにくいものがおすすめです。
また穀物は消化が悪いのでうんちの臭いがきつくなりやすいです。
消化の良いタンパク質を中心としたドッグフードがおすすめです。
添加物もできるだけ少ないドッグフードを選んであげるのがおすすめです。
添加物によって消化酵素が減少したり偏ると消化不良が増えてうんちの臭いの原因になりかねません。
ドッグフードの中身を見てしっかり選べば愛犬の臭い対策は可能です。
臭い対策にもなり普段の主食としても品質が高いドッグフードをご紹介します。
ドッグフードの臭いの原因は?
ドッグフードの臭いの原因になりやすいのが油(油脂)です。
ドッグフードの油は犬が好む香りものを用いられることが多く、それが臭いの大きな原因になります。
ドッグフードには嗜好性(食いつきやすさ)を高めるために香りが立ちやすい「油(油脂)」を使用していることが多いです。
特に原材料の品質が悪く、食材由来の香りで嗜好性を高められない一般的なドッグフードの場合は油に頼ることが多いです。
ドッグフードの油は人間にとって良い香りのものを使っているわけではなく、あくまで犬が好みやすいものを使っています。
犬は少々腐敗した香りを好みやすいです。
ドッグフードの香りが人間にとって良い香りではないのに犬は食べる理由はこれらが理由です。
口臭の原因にもなります。
一般的な安いフードほど臭いで食材の品質をごまかしている可能性が高くなるので注意ししましょう。
ドッグフードでうんちが臭くなるのはどうして?
ドッグフードでうんちが臭くなるのは
・消化に悪い食材
・添加物
この2つが関連します。
犬にとって消化に悪い食材は穀物です。
穀物には小麦やトウモロコシ、米、大麦などが該当します。
犬はもともと肉食なのでタンパク質の分解は得意です。
しかし穀物などは不得意で、未消化が続くとうんちの臭いがきつくなりやすいです。
また添加物もうんちの臭いがきつくなる原因の一つです。
食材の分解は胃や小腸内の消化酵素が行います。
添加物が多く含まれるドッグフードを与えていると消化酵素の偏りや減少が起こりやすくなると言われています。
消化酵素が偏ったり減少することで分解がスムースに行えなくなり、結果的にうんちの臭いがきつくなる可能性が高まります。
ドッグフードで体臭が臭くなるのはどうして?
ドッグフードで体臭が臭くなる理由には油脂が関係していると言えます。
ドッグフードに用いられる油は基本的に酸化しやすく、比較的良い油ではありません。
犬も人間と同様に毛穴の皮脂腺から皮脂が排出されます。
皮脂は空気と触れることで酸化し体臭の原因になります。
日ごろからドッグフードで酸化した油を摂っているとさらに皮脂が臭くなりやすくなってしまいます。
臭くないドッグフードを選ぶポイント
ドッグフード自体が臭くなく、うんちの臭いや体臭、口臭など嫌な臭いを予防したいなら
・ドッグフードの油に抗酸化作用があるもの
・穀物を使っていないドッグフード
・添加物が少ないドッグフード
に留意するのがおすすめです。
結論からいうと、
・サーモンオイルなど抗酸化作用がある油を使っている
・穀物フリーで消化しやすいタンパク質中心のフード
・香料や着色料は使わず、保存料も天然成分で賄っているフード
これらに該当するものがおすすめです。
ドッグフードの油をチェック
油が塗布されていないドッグフードがおすすめです。
体臭や口臭、ドッグフード自体の臭いを抑えることができます。
油脂が使用されているものであれば、どのような油脂が使われているかを確認するのがおすすめです。
例えば「動物性油脂」としか表記されていないものよりも「サーモンオイル」などと記載されているものがおすすめです。
なぜならどのような油脂にどのような油が含まれているかがわかるからです。
例えばサーモンオイルと表記されていればアスタキサンチン等が含まれ、抗酸化作用があることがわかります。
酸化しにくい油を使っているかが焦点と言えるでしょう。
当編集部がおすすめしている1位の商品はサーモンオイルを使用した高品質のドッグフードになっています。
ドッグフードの原材料をチェック
ドッグフードに穀物が使われていないか、もしくは比率が高くないかをチェックしましょう。
ドッグフードの穀物の割合が少なくなればその分消化しやすくなりうんちの臭い対策につながります。
さらにいうと、タンパク質が主成分のドッグフードだと消化しやすさにつながるのでおすすめです。
原材料表記を確認して鶏肉や魚などが一番初めに表記されているものを選びましょう。
当編集部でおすすめしている1位の商品は穀物フリーでタンパク質中心のドッグフードです。
ドッグフードの添加物をチェック
ドッグフードの添加物が少ない、または無添加のドッグフードを選ぶのがおすすめです。
添加物による消化酵素の偏りや減少を抑えることで腸内環境を正常化し、うんちの臭い予防を目指せます。
特に香料や着色料というのは犬にとって無意味なので避けてあげてください。
保存料も「ソルビン酸カリウム」などではなく「ローズマリー抽出物」などの天然成分で賄っていたりするとより安心につながると思います。
当編集部がおすすめしている1位の商品はこれらの点をしっかり押さえているドッグフードを選びました。
おすすめの臭くないドッグフード5選
こちらでは臭くないドッグフードの中でもっとも優れている商品を5つに絞って解説します。
臭くないドッグフードとして紹介されている商品を徹底的に調査し、その中から「選び方」で解説した内容に沿って5つに厳選しました。
ドッグフードそのものの臭いや口臭、うんちの臭いなど臭いに関して悩んでいる方におすすめのドッグフードをご紹介します。
油脂 | サーモンオイル |
穀物フリー | 〇 |
主原料 | チキン・魚 |
添加物 | 香料・着色料フリー(保存料はローズマリー抽出物を使用) |
モグワンは使用している油脂や原材料、添加物すべてで条件を満たしているドッグフードです。
油脂は抗酸化成分が豊富なサーモンオイルを使用し、穀物は不使用。
主原料はチキンと魚なのでタンパク質も豊富です。
香料・着色料無添加で保存料も天然成分で代用している安心できるドッグフード。
高品質な原材料を使用しているので臭いを対策しながら栄養もしっかり補給することができます。
油脂 | 鶏脂 |
穀物フリー | ✕ |
主原料 | チキン |
添加物 | 不使用(詳細記載なし) |
ニュートロブランドの由来は、Nutro=New Nutrition(新しい栄養)という意味で付けられ、その歴史は90年以上にも及びます。
1926年からペットフード製造に力を入れ、今ではニュートロというとシュプレモやワイルドレシピなどの商品はとても有名ではないでしょうか。
その中でも、ニュートロの『ナチュラルチョイス・プレミアムチキン、チキン&玄米』は、口コミも高評価のものが多く、ドッグフードそのものの臭いもあまりないとして選ばれています。
もしも、ご自身の愛犬にチキンや穀物へのアレルギーがなければ、こちらの商品はおすすめな商品なのではないかと思います。
油脂 | 動物性油脂 |
穀物フリー | ✕ |
主原料 | 米・コーン |
添加物 | ✕ |
こちらは、何かしらの病気を持っている愛犬に獣医師からよく推奨されるドッグフードですが、もちろん通常のドッグフードとしてもとても有名です。
また、犬種専用に作られたフードがあるなど種類も豊富です。中でも、ロイヤルカナン・ミニインドアアダルトは、臭いが気にならないといった効果があるようなので検討してみてはいかがでしょうか。
油脂 | サーモンオイル・オリーブオイル |
穀物 | 〇 |
主原料 | イワシ・タラ |
添加物 | 香料・着色料フリー |
こちらは、店頭で市販されているドッグフードにおいては珍しく、グレープシードエキスを使用したドッグフードで消臭効果が期待できるユッカエキスを配合することにより、便臭などの軽減にも力を入れています。肉よりも魚が好みといった愛犬の飼い主さんにはとてもおすすめです。
油脂 | 菜種油 |
穀物フリー | ✕ |
主原料 | 鶏肉・小麦粉・雑穀 |
添加物 | 不使用のみ記載 |
最後におすすめする商品は、株式会社ミンシアという会社が販売するドッグフードです。
こちらのドッグフードは、自然素材のみを使用し、国内生産、国内製造にこだわったドッグフードで、着色料や香料、保存料も一切使用していないという徹底ぶりです。
全犬用の中には、チキンの他にホース、マトン、ポーク、ビーフ、ライトといった5種類もの味を選択でき、日本製のものでクオリティの高いものを求めたいといった方、自然素材の臭いが良いといった方にはおすすめな商品ではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?本日は、ドッグフードの臭いの原因から、臭わないドッグフードの種類までをご紹介させて頂きました。愛犬や愛猫と共に生活している方には、当たり前のドッグフード選び。
しかし、愛犬の体質や年齢などを考慮した上でドッグフードを選ぶ必要性があるため、ドッグフードの原材料によってはとても高く値が張る場合も多く、なかなか決めあぐねてしまうと言った事も少なくないのではないでしょうか。
特にアレルギーがある愛犬だと、どの素材がアレルギーの原因物質になるのかは、与えてみないと分からないものです。けれど、そんな時でも普段の食事だからこそ、愛犬に合った、愛犬が日々喜ぶドッグフード選びを心掛けてあげたいものですね。