わんちゃんホンポ編集部が馬肉を使ったドッグフードを独自に調査し、おすすめの馬肉ドッグフードを紹介しています。
原材料やその品質を徹底的に調査し、馬肉を使ったドッグフードのなかでも特に安全で品質が良い商品をまとめました。
馬肉タイプで優れたドッグフードを探す場合、
・馬肉以外に何が使われているか
・添加物が使われていないか
・馬肉産地はどこか
に留意して商品を探す必要があります。
こちらでは100種類以上あるドッグフードから馬肉を用いたドッグフードだけをピックアップし、そこから独自調査の結果、安全で品質に優れていると思われるドッグフードのみをランキング形式で紹介しています。
ドッグフード選び方が簡単ではない馬肉ドッグフード。
品質と安全にこだわる編集部イチオシの馬肉ドッグフードをご紹介します!
馬肉のドッグフードの安全な選び方
馬肉のドッグフードで安全な商品を選ぶなら以下の3つで選ぶのがおすすめです。
・馬肉が中心の原材料か
・添加物は使われていないか
・原材料の産地はどこか
品質が良い馬肉のドッグフードを選ぶならどれくらいの量の馬肉が使われているかを確認してみてください。
馬肉が含まれていれば馬肉のドッグフードとして販売できます。
含有量(原材料一覧のどこに「馬肉」の記載があるか)を確認するのをおすすめします。
また安全面から考えて添加物は不要です。なので無添加のドッグフードが望ましいです。
最後に馬肉の産地まで調べるのがおすすめです。
国内産や地域名も記載されていたりすると信頼度が高いです。
全てのドッグフードをこの基準で調査するとなると骨が折れると思います。
下記のランキングではこの基準でドッグフードを調査し、5つに厳選して紹介しているので参考にしてみてください。
馬肉ドッグフードの含有量
馬肉ドッグフードを選ぶうえで重要なポイントの一つ目は、馬肉の含有量です。
原材料は使用した原材料に占める重量の割合の高いものから順に続けて記載されていますので、原材料の一番目に馬肉が記載されているものがおすすめです。
特定のお肉にアレルギーがある場合は馬肉のみをしようしたドッグフードもよいでしょう。
但し、馬肉だけを使ったドッグフードとなると製造コストが高いため値段も高くなりがちです。
特にアレルギーに心配がなければ含有量とその他の原材料がバランスよく含まれているものでも問題ありません。
馬肉にない栄養も補給することができます。
馬肉以外も食べられるわんちゃんの場合は好みに応じて2番目に馬肉が含まれるドッグフードでも問題ありません。
馬肉ドッグフードも無添加
馬肉ドッグフードを選ぶときは添加物が含まれていないドッグフードを選ぶことが重要です。
注視すべき添加物は、合成保存料、着色料、酸化防止剤、保湿剤などです。
避けたほうがいい添加物の一例として、
- 保存料:ソルビン酸カルシウム
- 着色料:赤102、青2、黄4、黄5、亜硝酸ナトリウム
- 酸化防止剤:BHT BHA エトキシキン 没食子酸プロピル
- 保湿剤:プロピレングリコール
などです。添加物はドッグフードの品質や見た目を保つためには必要かもしれませんが、犬の健康を保つためには必要ありません。
馬肉のドッグフードの産地もチェック
馬肉のドッグフードを探すときは産地にも注目するのがおすすめです。
例えば海外産のものより、馬肉の代名詞である熊本県産のドッグフードだと比較的品質は優れています。
なぜなら加工会社や流通量が多ければ多いほど競争原理が働きしのぎを削るからです。
あまり有名ではないところで生産された馬肉より、馬肉の取り扱いが多い地域のほうが信頼できるでしょう。
当サイトのおすすめ商品もしっかり熊本県産です!
馬肉のドッグフードランキング
こちらでは人気のドッグフードを
・馬肉の含有量
・添加物の有無
・産地
に重点をおいて調査し、最もおすすめな馬肉ドッグフードを5つに絞って解説します。
結論から言うと、1位「馬肉自然づくり」、2位「馬肉パラパラミンチ」、3位「ドライタイプ馬肉ドッグフード ヤムヤムヤム」、4位「サクラスフーズ 馬肉 ドッグフード」、5位「nekonote もぐもぐDog」という結果になっています。
それぞれの馬肉ドッグフードの特徴や原材料、値段などの詳しい情報も併せて紹介します。
馬肉自然づくり
馬肉の記載位置 | 先頭 |
添加物 | 不使用 |
馬肉の産地 | 熊本県 |
内容量 | 1kg |
フードタイプ | ドライ |
カロリー | 399kcal/100g |
種別 | 一般食 |
「馬肉自然づくり」は、馬刺し専門店で有名な株式会社利他フーズから出されている商品です。
気温や湿度に合わせ、製造方法を毎日微調整し一粒一粒が栄養満点に仕上がっています。
原材料に使用している馬肉は国際的な安全管理システムを採用し、最高レベルに厳しい審査をクリアした馬肉のみを厳選しています。
馬肉の品質もバツグンで人間用の同じ馬肉を使用している文句なし1位の馬肉ドッグフードです。
実際に馬肉自然づくりを試した口コミ評判をまとめました。また原材料や成分の安全性を調査し独自に評価を実施。値段やお試しの有無についても調べました。
馬肉パラパラミンチ
馬肉の記載位置 | 先頭(馬肉のみ) |
添加物 | 不使用 |
馬肉の産地 | 熊本県 |
内容量 | 300g |
フードタイプ | 生肉 |
カロリー | 110kcal/100g |
種別 | 一般食 |
ドライタイプ馬肉ドッグフード ヤムヤムヤム
馬肉の記載位置 | 先頭 |
添加物 | 不使用 |
馬肉の産地 | カナダ |
内容量 | 500g |
フードタイプ | ドライ |
カロリー | 345kcal/100g |
種別 | 総合栄養食 |
ヤムヤムヤムも株式会社カラーズが運営しているGREEN DOGから出されている商品です。
全年齢の犬が対象であること、小粒(一粒7~8mm)であるため顎の小さい犬でも食べやすいこと、ドライタイプとやわらかドライタイプの2種類から選べるなどが評価できるポイントです。
人間食肉と同レベルの安全基準を確保した原材料なのもおすすめの理由です。
サクラスフーズ 馬肉 ドッグフード 馬赤身ミンチ 粗挽き
馬肉の記載位置 | 先頭 |
添加物 | 不使用 |
馬肉の産地 | 熊本県 |
内容量 | 1㎏ |
フードタイプ | ドライ |
カロリー | 121kcal/100g |
種別 | 一般食 |
サクラスフーズ馬肉ドッグフードはドッグフードの製造や販売を主に行っている株式会社サクラスフーズから出されています。
刺身用としても使用できる赤身部分ミンチに加工しており、粗挽きと細挽きの2種類が販売されています。保存料、着色料は一切不使用です。
nekonote もぐもぐDog 800g
馬肉の記載位置 | 先頭 |
添加物 | 不使用 |
馬肉の産地 | 記載なし |
内容量 | 800g |
フードタイプ | ドライ |
カロリー | 360kcal/100g |
種別 | 一般食 |
nekonote もぐもぐDogはオフィスグローボネットから販売刺されている商品です。
食用馬肉の赤身とレバー部位を使用して無添加国内生産なのがポイントです。
全年齢の犬に対応しており、特にシニア犬やお腹が弱い犬でも安心して食べられます。
小粒であるため、あごの弱い犬でも安心できるのもおすすめポイントです。
馬肉ドッグフードで評判のものを比較
商品名 | 主原料 | 添加物 | 価格 |
馬肉自然づくり | 馬肉、鶏肉、玄米 | 不使用 | 3300円/1kg |
馬肉パラパラミンチ | 馬肉 | 不使用 | 880円/300g |
ヤムヤムヤム | 馬肉、大麦、玄米 | 不使用 | 2154円/500g |
サクラスフーズ 馬肉 ドッグフード | 馬肉 | 不使用 | 420円/80g |
nekonote もぐもぐDog | 生肉 | 不使用 | 500円/100g |
ここでは、比較してみてわかった感想や馬肉ドッグフードの印象について思ったことを書きます。
普段のドッグフードの値段と比べて驚いたのは筆者だけではないと思いますが、他のドッグフードと比べて、工程に手間がかかっており、厳しい基準をクリアした証ともいえます。
また、添加物は不使用で原材料や製造工程などが詳細に開示されているのは、安心して愛犬に与えることができますし、信頼感につながりますよね。
一方で改めて普段与えているドッグフードの原材料や工程など開示されている情報を確認してみると、限定的で知りたい情報が記載されていないこともありました。
さらに不必要な添加物が使用されていることも少なくありません。
今一度、愛犬に与えているドッグフードの情報を調べて、可能な限り、体に悪影響がないものをあたえたいですね。
生肉に抵抗を感じている飼い主様もいるかもしれないですが、安全性・信頼性が担保されている会社の馬肉であれば、そこまで心配しなくても与えられますよね。
馬肉ドッグフードで安全でおすすめな餌はこれ!
馬肉のドッグフードでおすすめの商品は「馬肉自然づくり」です。
他のランキングやおすすめ商品としても人気を誇る馬肉ドッグフードです。
主原料は高タンパクでかつ低カロリーな馬肉を使用し、低脂肪でアレルギー対策にもうってつけです。
馬肉のドッグフードの中ではトップクラスに口コミ・評判も良くとてもおすすめです。
なにかと選び方が難しい馬肉のドッグフードですが、馬肉ドッグフード界隈のパイオニア的存在なので迷ったときははじめに試してみても良いと思います。
香料や着色料といった添加物は無添加なので安全を重視したい方にもおすすめです。
ドライフードではありませんが馬肉ドッグフードを探している方にとてもおすすめです。
馬肉ドッグフードでグレインフリーのおすすめは?
グレイン(穀物)はトウモロコシ、米、大麦、小麦の4つが該当します。
これらが完全に含まれていないドッグフードを選んであげてください。
グレインフリーは腸内トラブルや肥満を予防対策になる一方で、馬肉タイプのグレインフリーのドッグフードとなると選べる種類は限られてきます。
当編集部でおすすめするなら「ミニ モンタナ」です。
添加物を使用せず、グレインフリーでグルテンフリーかつヒューマングレードで品質・安全性ともに優れています。
詳しいグレインフリーのドッグフードに関しては下記で解説しています。
馬肉のドッグフードのメリット
メリットを紹介します。
- 高たんぱくで低脂肪
- 栄養価が高い
- アレルギーになりにくい
- 健康的な肌や毛艶が維持できる
馬肉はほかの肉類よりも、高タンパク、低脂肪でカルシウムや鉄分が豊富であるため、肥満の予防効果が高いといわれています。
また、栄養価が高く、無添加なため、肉本来の匂いがして、老犬や食欲が落ちている犬に対しても食欲を増進させる効果も期待できます。
馬肉ドッグフードは無添加であることから、他の肉類の中で最もアレルギー反応を示さない肉と言われています。
愛犬がアレルギー反応を示しやすい場合は、一度試してみてもよいでしょう。
「デメリット」は以下の通りです。
- 与えすぎには注意
- 価格が高く、入手しにくい
また、馬肉ドッグフードは高タンパクであるため、与えすぎると内蔵に負担がかかり、下痢や嘔吐などにつながる可能性がありますので、適切な量を与えるよう心がけましょう。
栄養価が高いからと過度に与えすぎると病気につながり可能性もあります。馬肉ドッグフードは一般的なドッグフードと比較すると、価格が高く入手しにくいです。