神経質で人が触れようとすると噛みついていた保護犬に、愛を注ぎ続けたら…?2年後の想像以上に変化した姿が感動を呼び、投稿は記事執筆時点で84万回再生を突破。「素晴らしい」「心が通じて良かった」「甘えている姿がいとおしい」といった声が寄せられています。
神経質で噛みついてくる保護犬
保護された頃のぽんた君
Instagramアカウント「wansfree」に投稿されたのは、人を噛んでしまうという問題行動を抱えていた「ぽんた」君が、「一般社団法人わんずふりー」に保護されてからの様子です。
触れようとすると…
「やめろ!」とガブリッ
保護施設で暮らし始めた頃のぽんた君はとても神経質で、人とのふれあいが苦手だったそう。スタッフさんが触ろうと手を伸ばすと怖がって噛みつこうとするため、ブラッシングや爪切りといったお手入れもできなかったとか。
実際に噛まれて怪我をしてしまったこともあるというスタッフさんですが、それでもぽんた君に愛情を注ぐことをやめませんでした。いつか新しい家族のもとで幸せになれることを願って、心のリハビリを続けたそうです。
2年後の変化
2年後、ブラシを持ってくると…
ブラッシングを催促♪
スタッフさんや保護犬仲間たちと過ごすうちに、少しずつ心を開いてくれるようになったぽんた君。施設に入所してから約2年後、スタッフさんがお手入れをしようとブラシを持ってくると…?
なんとぽんた君はお手入れを嫌がるどころか、「早くブラッシングして~」とばかりにスタッフさんの手に触れてきたそう。
ブラッシング開始
大人しく受け入れています
「もっとして~!」
そしてブラッシングを開始すると大人しくお座りして受け入れ、なんと「もっとして」とアピールする場面まであったとか。最初は触れることすら難しかったぽんた君が、まさか喜んでブラッシングをさせてくれるようになるとは…。
ぽんた君の想像以上の変化には、「こんなことが出来るとは、正直思ってなかった」とスタッフさんも驚きと感動を覚えたそうです。
別犬のように甘える姿に感動
優しく撫でると…
お腹を見せて甘えてくれるように♡
そしてブラッシング後に撫でてあげると、ぽんた君は嬉しそうにゴロンと寝転がり、お腹にも触らせてくれたそうです。無防備に甘える姿は、保護当時とは別の犬のよう…!
スタッフさんはまだ譲渡への道は遠いと感じているそうですが、心が離れてしまうことが怖くて先延ばしにしていた去勢手術も無事に終え、病院で伸びていた爪も切ってもらい、ぽんた君は一歩ずつ確実に前進しているとのこと。これからもぽんた君が自分のペースで成長し、いつか幸せを掴むことができますように。
この投稿には「こんなに心開いてくれるなんて」「催促のお手手が可愛い」「深い愛情に泣けます」「尊敬しかありません」「幸せになってね」といったコメントが寄せられています。
保護犬たちが愛されて変わっていく様子をもっと見たい方、ぽんた君の今後を見守りたい方は、Instagramアカウント「wansfree」をチェックしてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「wansfree」さま
執筆:森下咲
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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