ステージ4の癌を患い、「余命1ヶ月」と宣告されてしまったレオンくん。絶望の淵に立たされたものの、懸命に治療を受け、周囲からのサポートもあり、宣告された余命を超えて奇跡的な姿を写した投稿がInstagramで「奇跡って本当にあるんだ」「幸せな時間が続きますように」と大きな反響を集めています。
余命1ヶ月といわれたレオンくん
Instagramアカウント『おことちゃん お琴(箏)』様では、通常、投稿者さまがお琴の演奏家であることから、琴を演奏している動画が投稿されています。
その中で、時折顔を出していたという投稿者さまの愛犬・レオンくん。最近になり、悪性リンパ腫Bというステージ4の癌を患っていることが判明し、獣医師からは「余命1ヶ月」と宣告されてしまったのだそう。
悪性リンパ腫Bで余命1ヶ月と宣告されたレオンくん
レオンくんの病状は、首と足に腫瘍ができている状態で、特に首はパンパンに腫れるほど悪化している状態だといいます。治療することで腫れが引くこともあるそうですが、再び腫れが戻ってしまい、一進一退を繰り返している状態とのこと。
腫瘍は首と足の2ヶ所に転移していることが判明
癌が判明した際、治療方法にも悩んだという飼い主さん。無理に治療せずに自然に任せて行くか、頑張ってステロイド治療や抗がん剤治療をしていくか……。さまざまな人に話を聞いた結果、まだ一緒にいたいという思いから副作用が辛くないステロイド治療を選んだそうです。
治療方法にも悩んだ飼い主さん
検討した結果、ステロイド治療を頑張ることに
こうして懸命にステロイド治療を頑張り、飼い主さんの支えや応援メッセージをもらった結果、余命1ヶ月と宣告されていたレオンくんは、余命を超えて宣告から2ヶ月経った時点でも頑張って飼い主さんの隣にいてくれているのだといいます。
宣告された余命を超えて生き延びているレオンくん
治療と献身的な支えで桜を見ることができました
レオンくんも飼い主さんと一緒にいたいという気持ちも勝ったのでしょう。宣告から2ヶ月が経過しても頑張ってくれているレオンくんは、見ることが難しいと思われていた桜を飼い主さんと一緒に見ることができたのだそう!
桜を見ることも叶ったレオンくん
カメラマンさんに写真を撮ってもらいました!
癌治療中とは思えないほどの笑顔を見せてくれたレオンくん
大好きな飼い主さんと一緒に桜を見ることができて嬉しそうな表情を見せていたというレオンくん。移動は体に負担がかかってしまうため、常にカートに乗っている状態でしたが、春の空気をたくさん吸えて嬉しかったことでしょう。
移動はカートで!
これからもレオンくんが飼い主さんと一緒に少しでも長い時間、多くの思い出を作ることができますように。心より願っております。
宣告された余命を超えて奇跡的な光景に応援の声
余命1ヶ月と宣告を受けたものの、飼い主さんの愛情や懸命な治療により、奇跡的に桜を一緒にみにいくことができたというレオンくんの報告は、Instagramで多くの人の注目を集めました。
動画は13万回以上再生されており、「奇跡って本当にあるんだ」「飼い主さんのことが大好きなのがレオンちゃんを見ていたらすごくわかります」「レオンちゃんご家族の愛にまだまだ包まれて過ごして欲しいです」といった応援のメッセージが殺到しています。
レオンくんは余命宣告から3ヶ月ほどが経過していますが、飼い主さんとカートでお散歩するなど、現在も奇跡的な姿を見せ続けているといいます。
夜、カートでお散歩を楽しむレオンくん
Instagramアカウント『おことちゃん お琴(箏)』では、飼い主さんのお琴に関する情報だけでなく、ストーリーなどでその日のレオンくんのお姿を拝見することができるので、皆さんでレオンくんが少しでも長く飼い主さんと一緒にいられるよう応援しましょう。
レオンくん、飼い主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました。
写真・動画提供:Instagramアカウント「おことちゃん お琴(箏)」さま
執筆:しおり
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
Instagramアカウント『okoto.chan』はこちらから♪