YouTubeで話題になっているのは、真っ暗な夜道を必死に走り続ける小型犬との出会いと物語。まさかの展開と感動の結末、SNSが起こした奇跡の一部始終は記事執筆時点で172万回を超えて再生されており、多くの反響が寄せられることとなりました。
真っ暗な夜道を走り続ける小型犬…
YouTubeチャンネル『気ままにニャンちゃんず』に投稿された1本の動画。そこには、夜道を懸命に走り続けた小型犬のお姿が映し出されていました。投稿主さんご夫婦は車で夜道を走っていたところ、小さな足を必死に動かし、道路を走り続ける小さな小型犬の姿を発見したのだそう。
あまりにも危なっかしいその後ろ姿…もちろん放置することなどできず見失わないように見守りながら後を付いていったそう。もしも対向車が来たら…肝を冷やしたご夫婦は保護を試みることにしたといいます。
保護することを決意したものの…
後を追い続けていると幸いにも道路ではない田んぼがある方へと逃げて行った小型犬。優しく声を掛けながら近づき、保護しようとした瞬間…怯えきった小型犬にパパさんが噛まれてしまう場面も。そこで互いの安全を確保しつつ保護をするため警察にも助けを求め、さまざまな手段を講じて無事に保護。その日は警察署で預かってもらうことに。
しかし、次の日には警察から連絡があり『保護するか、保健所へ送るかを選んで欲しい』と言われたという投稿主さん。そこで名乗り出てくれたパパさんのご両親の元で小型犬を引き取るためにすぐさま警察に向かったといいます。
『チビ』という名前をもらった小型犬は、保護当初は警戒心があまりにも強く撫でることもままらなかったそうですが、パパさんのご実家で過ごすうちにその表情はとても穏やかなものに変化していったそう。そしてある日、SNSが奇跡を起こし驚きの展開が訪れることとなったのです。
SNSが起こした奇跡と再会の瞬間
そう、偶然チビちゃんの保護動画を見かけた飼い主さんから連絡が来たというのです。1ヵ月程前に失踪してしまった『ピース』ちゃんを必死に探していたというご家族。ピースちゃんのお姿を見た瞬間に安堵の涙を流す飼い主さんご家族…そしてその姿に気づくとすぐさま嬉しそうに駆け寄り身を委ねるピースちゃん、互いに願い続けた再会を果たすことが叶った瞬間でした。
あの夜、投稿主さんたちが家族に会うために走り続けたピースちゃんを保護していなければ、警察からの連絡で引き取りに行っていなかったら…。投稿主ご夫婦の優しさ、そしてSNSが繋いだ命のバトン、家族の絆には多くの称賛の声が寄せられることとなりました。
この投稿には「家族探してこんなに走るんだね」「本当に優しくて素晴らしい」「こんな小さなワンコが長い時間必死に走ってる姿を見て泣けて来ました」「感動しました」など多くのコメントが寄せられています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「気ままにニャンちゃんず」さま
執筆:ayano
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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