YouTubeで話題になっているのは、2度家族を失ったミニチュアダックスフンドが送ってきた犬生、そして新たな未来を掴んだ物語。涙腺崩壊必至…ありのままをさらけ出したその光景は記事執筆時点で28万回を超えて再生されており、多くの反響寄せられることとなりました。
『ぼくは、邪魔者ですか』
YouTubeチャンネル『コハ家』に投稿されたのは、長男であり元保護犬のミニチュアダックスフンドの「琥珀」くんがご家族に出逢うまでの物語。琥珀くんは、今のパパとママ(通称:小島)に出逢うまでに2回飼い主さんが代わっているのだそう。
最初の飼い主さんがペットショップで小さな琥珀くんを見つけ、家族にしてくれたといいます。琥珀くんが1歳になったばかりの頃、家庭の事情で『一時的に預かってほしい』と、知人宅で暮らすことに。
『血統書付きのミニチュアダックスフンドで、誕生日は忘れたけど1歳くらいで大人しいからよろしく』という言葉を残し、琥珀くんを迎えに来ることはなかったのだそう。3年間、知人宅で暮らしていたという琥珀くん、初めは優しくしてくれたものの元の飼い主さんと連絡も取れなくなり、徐々にその態度は豹変していくことに…。
鳴き声がうるさいからと2階の部屋に閉じ込められ、1日1回のご飯とお水、トイレの交換は時々…琥珀くんの鳴き声が響かないようにと囲んである段ボールは日に日に厚くなり、真っ暗な部屋は更に暗闇に飲み込まれていったそう。知人家族が旅行で出かける時は、2日〜4日一人ぼっちでお留守番することもあったのだとか。
現在の姿に涙腺崩壊
そんな話を聞いた小島さんは、すぐに琥珀くんを引き取らせて欲しいと名乗り出たといいます。『えっ!飼ってくれるんですか、助かります』そう言ってその場ですぐに車に押し込まれたのだそう。
こうして小島さんご夫婦にお迎えされた琥珀くんは、同じ短足部の「もか」お姉ちゃんと過ごしたり、イケイケなお洋服を着せられたり、受けたことのなかった予防接種や健康診断にまで連れて行かれたりと忙しい日々を過ごされていたといいます。
新しい犬生へ…
去勢手術を受けたり、富士山や海を見に行ったり…明るいお部屋の中を自由に歩き回ったりすることもできるようになりました。17歳でお星さまになったもかお姉ちゃんを見送ったり、大きな大きな弟ができたり初めての経験ばかり。
お迎えされてからも半年がすぎる頃まで、1食分を2日に分けて食べていたという琥珀くん。『好きなだけあげるから、残しておかなくてもいいんだよ』そうママとパパが泣いて言うものだから、今は残さずおやつも催促するようになったといいます。パパとママにたくさんわがままを言いながら幸せに暮らす琥珀くんのお姿には、多くの祝福の声が寄せられています。
この投稿には「涙が止まらなくなりました」「幸せになってね」「優しい今の主さんと出会えて本当に良かったです」「いっぱい幸せになって欲しい」など多くのコメントが寄せられています。
写真・動画提供:Xアカウント「コハ家」さま
執筆:ayano
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。