Instagramに投稿されたのは、飼い主さんを亡くした保護犬を、新しい飼い主さんが迎えに来てくれたときの様子です。動画は記事執筆時点で21万回再生を突破し、「涙が出ました」「素晴らしいご家族ですね」「ずっとずっとお幸せに」といった声が寄せられています。
飼い主さんを亡くした保護犬・ハナちゃん
『山ぼうしの樹いぬねこの会』は人と動物が幸せに暮らせる社会の実現を目指して、犬猫の保護活動や啓発活動を行っている団体です。
今回ご紹介するのは、保護犬の「ハナ」ちゃんが飼い主さんと出会い、幸せへの第一歩を踏み出したときのエピソード。
ハナちゃんが保護されたのは、もとの飼い主さんが突然亡くなってしまったからだといいます。しばらくは親戚の方がお世話をしてくれていたものの継続は難しいため、新しい飼い主さんを探す必要があったとか。
そしてついにハナちゃんを迎えたいというご家族があらわれ、約1320km離れた千葉県から熊本県までお迎えに来てくれたそうです。
優しいご家族との出会い
ご家族は先住犬の「パク」ちゃんを連れて、車で数日かけてハナちゃんに会いに来てくれたとか。パクちゃんももとは保護犬で、賢くて優しい男の子なのだそう。
そしてご家族はハナちゃんへの配慮として、パクちゃんと少し仲良くなるまで待ってから一緒に帰ることを決めていたといいます。
ご家族の気遣いのおかげで、ハナちゃんとパクちゃんは共に過ごすうちに絆を深めることができたようです。
また滞在中にご家族と夜中まで話をしたり、一緒に梅酒づくりをしたりしたことも、『山ぼうしの樹いぬねこの会』の方々にとって良い経験になったとのこと。
ハナちゃんとご家族の出会いに感動の声
その後、ハナちゃんはご家族とパクちゃんと共に熊本県から旅立ち、無事に千葉県のお家に到着。飼い主さんとの別れという悲しい出来事を乗り越えて、新しいご家族のもとで第二の犬生をスタートさせることができたようです。これからのハナちゃんとご家族の日々が、幸せにあふれたものになりますように。
この投稿には「感動しました」「本当に素敵なご家族に出会えましたね。元の飼い主さんもお空で安心されてますね」「遠くから車でお迎えに来て下さるだけでもありがたい事なのに、仲良くなる時間をかけてからとの思いやりのお気持ちまで…」「保護が必要なワンチャン猫ちゃんが、みんなはなちゃんのように幸せ掴めたらいいな」といったコメントが寄せられています。
幸せを掴もうと頑張っている保護犬たちを見守りたい方や、保護活動の現状をもっと知りたい方は、Instagramアカウント「inu_neko_yamaboushinoki」をチェックしてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「inu_neko_yamaboushinoki」さま
執筆:森下咲
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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