今回ご紹介するのは、YouTubeチャンネル『こてもみ日記』に投稿された1本の動画です。動画は100万回以上も再生され、「素敵な家族に感謝」「涙が止まらない」など多くのコメントが寄せられ話題になっています。
ずぶ濡れで衰弱した子犬を保護
動画は投稿主であるパパさんとママさんが、道路にずぶ濡れで佇む1匹の子犬を発見するところから始まります。当時、辺りはすでに夜で真っ暗。周囲に飼い主らしき人の姿はなく、子犬はひとりぼっちでとても不安そうな顔をしていたといいます。
パパさんとママさんは「このままでは車に轢かれてしまう」と子犬を一旦保護することに。ママさんが抱っこをしても、子犬は衰弱している様子でとても大人しかったそうです。もう少し発見が遅ければ、子犬の命は危うかったかもしれません。
パパさんママさんは、子犬を動物病院で診察してもらってからお家へ連れて帰りました。そしてロドロに汚れていた子犬の体をママさんがお風呂で丁寧にシャンプーし、伸びた爪も切ってあげたのだそう。体はキレイになりましたが、子犬はまだどこか寂しそうな表情をしていたといいます。
保護した子犬の行く末は…?
その後、「子犬を引き取っても良い」という人が現れ、パパさんは里親さんへ譲渡するため保健所に子犬を一時的に預けることにしたのだそう。子犬はパパさん達の飼い犬ではなかったため、保健所を通しての譲渡になるためです。仕事へ行く前に、子犬を保健所へ引き渡しつつも「本当にこれで良かったのか…」と後ろ髪を引かれる思いだったというパパさん。
そしてモヤモヤした気持ちを抱えたまま仕事を終え、パパさんが帰宅すると…なんと家の中には預けたはずの子犬の姿が!
いるはずのない子犬の姿を見て、「なんでいるの?!」と驚いたというパパさん。実はママさんが里親候補の方からも許可を得て、正式に自分で飼うことを決めて引き出してきたのだそう。こうして子犬は「もみじ」と名付けられ、迷い犬から家族の一員になったのです。
母犬を発見!母と子の再会
月日は流れ、もみじちゃんが家族になってから1年半後、パパさんとママさんはもみじちゃんの母犬だと思われる犬を発見しました。囲いの中で外飼いされたたくさんの犬たち。その中の一頭が、もみじちゃんの母犬だったのだそうです。囲いの中にはお父さんらしき犬もいたのだそう。
パパさんは母犬に、「もみじを産んでくれてありがとう」「絶対幸せにするからね」と感謝と決意を伝えたといいます。もみじちゃんも柵越しではありましたが、生みの親と再会できたのだそうです。
もみじちゃんの母犬と会い、パパさんは改めてママさんの行動力や決断力の凄さを感じたといいます。もみじちゃんを見つけたのも、保護してすぐに抱っこしてあげたのも、お手入れをしてあげたのも、保健所から引き出してきたのも、全てママさん。
もみじちゃんには、産んでくれたママと、命を助けてくれたママさん、ふたりのママがいるのです。ふたりのママから大きな愛情を受けたもみじちゃんは、絶対に幸せになることでしょう。
この投稿には、「ママと会えて良かったね」「素敵。もみじちゃんママが2人いるんだね」「もみじちゃんとご家族にたくさんの幸せが訪れますように」「決意と力強い行動力のママ。素晴らしい家族です」「パパさんの深い愛の言葉に涙がでました」「ママさんもみちゃんを迎えに行ってくれてありがとうございます!」など、多くの感動のコメントが寄せられています。
YouTubeチャンネル『こてもみ日記』では、もみじちゃんのその後の姿がたくさん投稿されています。是非チェックしてみてくださいね!
もみじちゃん、ママさん、パパさん、この度はご協力誠にありがとうございました!
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「こてもみ日記」さま
執筆:綿鍋 あや
編集:わんちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。