どんなときも飼い主さんの指示を遂行しようとするのは、犬の魅力のひとつではないでしょうか。実際に盲導犬や警察犬などの使役犬では、忠実な犬ほど重宝される傾向があります。こんな話をすると「ひたむきな犬」のイメージが湧いてしまいますが、どうやら例外の犬もいるようです。
柴犬さんの絶妙な「お手」がYouTubeで注目を集めています。投稿したのは、YouTubeチャンネル『panda chan.』の投稿主さん。可愛すぎる動画は記事執筆時点で837万再生され、多くの人の心を和ませています。
柴犬てつくん、動物病院へ
話題となったのは、柴犬のてつくんが動物病院へ行く様子です。
皮膚が荒れていたため、動物病院に来たというてつくん。意外にも待合室では余裕の表情を浮かべていたといいます。動物病院というと、ワンコにとっては最も恐れる場所といっても過言ではありません。もしかすると動物病院に慣れた玄人犬なのでしょうか…。
飼い主さんの足元できちんとお座りをして順番を待つてつくんがいじらしくて、思わずナデナデしたくなります…!
モップのような体勢で全力抵抗!
てつくんが突如として豹変したのは、名前を呼ばれた瞬間です。
順番が来たとたん、四本足を床にぴったりとくっつけ、進むことを拒否したんだとか。さっきの余裕はどこへやら、なんとか待合室にとどまろうと必死な様子が伝わってきます。
ぺちゃんこになって引きずられる姿は、まるでモップのようだったそう。順番が来るまでは余裕をかましていたてつくんですが、やっぱり怖くてたまらなかったのね…!
呆れ顔で「お手」に付き合うてつくん
待合室で精一杯の抵抗を披露してくれたてつくんですが、あえなく診察室へ辿り着いてしまいました。うなだれた表情で診察台に乗せられるてつくん。飼い主さんはそんなてつくんの気を紛らわそうと、「お手」と言ってみたそうです。
すると、カチコチに固まっていたてつくんの表情が急にゆるみはじめ、呆れたようなお顔に。その表情はまるで、ため息交じりに「なにもこんなときに…」と愚痴っているようです。
それでもしっかりとお手を遂行するてつくんはなんとなく人間らしさにあふれていて、共感してしまいそうになりますね。メンタル的余裕がないのに、無自覚で「いつもの習慣」をやってのけてしまう瞬間を思い出します…!不満顔でお手をするてつくんを見て、飼い主さんも思わず笑ってしまったそうです。
無事病院が終わったてつくんは大急ぎで外へ飛び出し、また元の晴れやかなお顔でお散歩を楽しんでいたのでした。
こちらののお家では、思わず笑ってしまう柴犬のてつくんのゆるい日常を更新中。疲れた日にちょっぴり肩の力を抜きたいときは、YouTubeチャンネル『panda chan.』に遊びにいってみると良さそうです。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「panda chan.」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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