YouTubeチャンネル『元保護犬良平のあしあと』で投稿されたのは、保護犬との出会いからトライアルまでの道のり。1匹の子犬に家族ができる「あしあと」に多くの人が感動し、記事執筆時点で53万再生を記録しています。
コメント欄には、「家族になれて本当良かった」「深い愛情が伝わってくる」「どの子にも平等に幸せになる権利があるよね」などの声が寄せられました。
良平くんとの出会い
投稿主さんが良平くんを見つけたのは、保健所のウェブサイトだったそう。たった1匹で保健所に収容されていたという子犬は、その状況に似つかわしくないほどの「おとぼけ顔」。子犬の様子が気になって随時チェックしていたところ、動物愛護団体アルマに引き出されたことを知ったといいます。
実は投稿主さんの実家で暮らすワンコは、ご家族で引き出した保護犬だったそう。2匹が似たようなカラーや見た目であることからも、何かの運命を感じさせます。
「やっぱり、あの子はうちの子になる気がする。」
悩みに悩んだ投稿主さんは、ついにトライアルに応募したといいます。
人懐こいのに…あらゆる「音」におびえる
ペット用品や防護柵を準備して迎えた、トライアル初日。投稿主さんによって「良平」と名付けられた子犬は、元気いっぱいで人懐こい性格だったそう。男性にもフレンドリーで、人を怖がる様子はまったく見られませんでした。
ところがトライアルを進めるうち、良平くんにはとても苦手なことがあると判明しました。それは、人以外のあらゆる「音」。生活音やエンジン音など、とにかく色々な音に怯えて隠れてしまったといいます。
新たな「家族」のはじまり
音に怯える一方、家の中では子犬らしく大暴れしていたという良平くん。トライアル11日目になると少しずつ落ち着き、静かに甘えたり添い寝もできるようになったといいます。2週間目で体重は40%増加して、体つきもずいぶんしっかりしてきたそう。
音に対しての恐怖も、抱っこでお外に連れていくなどトレーニングを施しているという飼い主さん。無邪気に遊ぶ良平くんの表情を見ると、これからの幸せを願わずにはいられません。
15日目、無事トライアルを終了し、正式に飼い主になった投稿主さん。現在、すっかり家族の一員になった良平くんは、「ボク、ずっと前からここにいましたけど?」という顔でソファに鎮座しているそうです。
ご家族と良平くんが歩み始めた第一歩には、「せわしない性格は可愛い証拠だよ」「ワンコの居る暮らしは本当に幸せをもたらしてくれる」「素敵な犬生であります様に……」などの声が寄せられました。
YouTubeチャンネル『元保護犬良平のあしあと』ではトライアル後の良平くんの様子が見られますので、ぜひチェックしてみてください。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「元保護犬良平のあしあと」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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