ペットカートのタイプ
ペットカートとは、いわゆるペット専用のベビーカーです。人間用と違う点は、成犬・成猫でも乗せられること。ペットをキャリー部分に乗せ、飼い主が後ろから押して移動します。着脱式と折り畳み式があり、タイヤの数は3輪または4輪が一般的です。
我が家でも、1年以上前にペットカートを購入しています。正直、購入するまでは「本当に必要…?」と思っていたのですが、実際あると凄く便利なんです!
ペットカート選びのポイント
愛犬の安全を守るために、飛び出し防止リード、ストッパーは最低限備わっていて欲しい機能です。では、それ以外に重視するポイントとして、どんなことがあるのでしょうか。
- カート本体の軽量
- 耐荷重
- 操作性
- 快適性 など
何頭乗せる予定なのか、どのような場所で使いたいのか、目的によって選び方が変わってきます。お値段も数千円〜数万円とピンキリです。キャリーの取り外しが出来るタイプだと、キャリー単体でも使えるのでお得です。
ペットカートのメリット
直射日光を避けられる
メッシュカバーが付いたデザインでは、カバーが日除けとなり、直射日光を遮ることが出来ます。メッシュ素材は通気性が良く、外側からわんちゃんの顔が確認出来るので、飼い主にとっても安心です。
多頭飼いの移動に最適
多頭飼いのご家庭では、長時間全員を抱っこするのが難しい状況もあると思います。その点、ペットカートに犬たちを乗せると移動が楽です。意外に居心地が良いのか、犬たちも快適に過ごしてくれます。
外出範囲が広がる
「犬がいるからあまり出掛けられない…」と消極的な気持ちになっている方がいたら、是非ペットカートを使ってみて欲しいです。レストランやショッピング施設、遊園地など一緒におでかけ出来る場所が格段に増えます。
ペットカートのデメリット
公共交通機関では持ち運びが大変
車であればトランクに詰め込むことが出来ますが、電車やバスの利用においてはそうはいきません。駅構内の階段やバスのステップ、段差がある場所でペットカートを持ち上げるのはなかなか大変です。
電車やバスの中では使えない
駅やバス停までの移動にペットカートを使っても、乗り物内では広げて使用することができません。
キャリー部分を取り外して利用できるタイプのカートで、キャリー自体のサイズおよび畳んだカートのサイズがそれぞれ「手回り品」の規定内であれば持ち込むことは可能となります。
利用する鉄道会社や交通局などによって基準は違いますので、あらかじめ確認しておく必要があります。
道によっては使い勝手が悪い
舗装されていない道路、雨でぬかるんだ道はペットカートには不向きです。タイヤがハマって抜け出せなくなったり、部品の破損・故障の原因となります。ペットカートの説明書にも、使用を控えるよう注意書きが記載されているはずです。
ペットカートが便利な場面
ペットのイベント会場
ペットイベントでは、全国から多くの犬が集まります。飼い主にとっては楽しいイベントですが、会場内に見知らぬ犬が勢揃いしているため、犬からすると緊張する瞬間があります。その場の雰囲気に慣れるまでの間、ペットカートで安心させてあげると犬も徐々に楽しめると思います。
犬連れ旅行
旅行先で犬だけの写真を撮ろうとすると、おすわりさせた直後に駆け寄ってきてしまうので、上手に写真を撮ることが出来ません。その点、ペットカートがあれば、犬の姿がブレていない記念写真を簡単に撮影出来ます。
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まとめ
ペットカートの利便性、伝わりましたでしょうか。もちろんデメリットはありますが、総合的に見ると、メリットが大きいように思います。シニア犬の介護サポートとしても役立つので、買うかどうか悩んでいる方は、レンタルから試してみてはいかがでしょうか。