犬の毛に対応した掃除機選びが必要な理由
犬の毛などのぺットの毛は掃除機に絡まりやすく、掃除機の種類によっては壊れてしまうことも多いです。掃除機の種類によっては埃などの家庭に発生するゴミは良く吸い取っても、ぺットの毛をあまり吸ってくれないものもあります。
犬の毛はあまり目には見えませんが、汗や外でお散歩に行ったときなどの汚れが意外と絡まっています。その汚れた毛を掃除機で吸い取ることにより、掃除機自体に臭いがついたり、掃除機から出る空気が臭うようになったりします。
また、住んでいる家がフローリングであれば、掃除機で目に見える毛は吸い取ってくれますが、掃除機によってはフローリングの隙間に入ってしまった毛を吸い取ることが難しいこともあります。
カーぺットが広い範囲に敷かれている場合は、カーぺットには毛が絡みつきやすいため、普通の掃除機では吸い取りにくく、カーぺットに絡んだ毛も吸い取れる掃除機選びが必要です。
このように、犬の毛を掃除するために掃除機を選ぶ際には、住環境などに合った性能の掃除機を選ぶことが重要です。
犬の毛を吸い取る掃除機の選び方
- 吸引力の強さ
- 住環境に合うもの
- お手入れが簡単なもの
吸引力の強さ
吸引力が強いものは、目に見えるような犬の毛はほぼ吸い取ることができます。吸引力が強い掃除機は勢いがあるため、フローリングのような硬い床がある家に向いています。埃や毛も舞いづらく、犬や飼い主さんの健康にも良いでしょう。
住環境に合うもの
住環境によって合うものを選ぶのも大事です。部屋が広い場合には毎日掃除機をかけるのが大変なため、ロボット掃除機におおまかな掃除を任せると飼い主さんは楽になります。
また、広い家であれば、コードタイプだとコードの長さがないとあまり広い範囲は掃除できないため、コードレスタイプがおすすめです。
ですが、コードレスは軽いものが多く小回りがききますが、カーぺットなどの毛はとりにくいです。コードタイプのほうがパワーは強く、カーぺットに絡んだ毛も吸い取るものが多いです。
お手入れが簡単なもの
溜まった毛は掃除機に絡みついてしまうため、フィルターが洗いやすいものであれば、掃除機の故障にもなりづらく、飼い主さんの掃除機のお手入れも楽です。犬の毛は掃除機に臭いもつたりするため、紙パックのものであれば捨てやすく、掃除機に臭いもつきづらいです。
また、ハンディタイプの掃除機は、普通の掃除機を出すのが大変な場合や少し掃除したい場合に、とても気軽に掃除できるためおすすめです。
普通の掃除機に比べ、吸引力はそこまでないですが、車の中の犬の毛がついて気になる場合や布団についた毛など、普通の掃除機を使うことができないような場面でも使うことができ、とても便利です。
犬の毛を吸い取るおすすめの掃除機6選
Dyson Digital Slim Fluffy SV18 FF N
ダイソンといえば、やはり吸引力の強さですね。ダイソンの吸引力であれば、犬の毛はかなり吸い取れるので、やはり一番おすすめの掃除機です。
ハンディになったりスティッククリーナーとしても使えるため、とても便利です。また、カーボンファイバーブラシによって、隙間にある犬の毛も吸引することができるため、隅々まで綺麗にすることができます。
掃除機のお手入れについても、ゴミが溜まった部分は簡単に外すことができますし、フィルターも水洗いできるため、掃除機自体も綺麗に保つことができます。
マキタ コードレス掃除機CL107
マキタの掃除機の良いところは、軽量なのにパワフルな吸引力があるところです。軽いので、女性の飼い主さんも使いやすいと思います。
ノズルが奥まで届くため、ソファーの下など取りづらいところに溜まった毛を吸い取ることが可能になります。また、ゴミは紙パック式のため、捨てやすくて良いですね。
『 ルンバ i3 』 アイロボット
ロボット掃除機といえば、やはりルンバですね。こちらのルンバは従来のものと比べて、吸引力がさらに上がり、ペットの毛や埃などの細かいゴミも吸引してくれます。ゴミをセンサーで感知するため、ゴミの取り逃がしも少ないです。
話しかけると掃除を開始してくれる機能もあり、疲れて帰ってきたときなどに便利ですね。ルンバは掃除をする時間があまりない飼い主さんやお部屋が広くて掃除が大変という方におすすめです。
掃除機 キャニスター サイクロン式 iwoly
サイクロン式で吸引力があり、犬の毛を吸引してくれることはもちろん、フローリングや畳、カーペットなどで使うことができ、様々な住環境に対応することができます。
ゴミ捨てはワンタッチなので、汚れることもありません。伸縮パイプで、普段手の届きづらいカーテンの上の部分に溜まった犬の毛も取ることができます。
TAIR ハンディクリーナー
ハンディクリーナーは気軽に掃除がしたい!と思ったときにとても便利な掃除機です。犬を飼っていると、お布団や洋服などにすぐ毛がついてしまいますが、ハンディクリーナーはコンパクトなのですぐに取り出せて動かすことができます。
こちらの商品は軽量で、女性も使いやすいですし、LEDライトも付いているため、車の中の暗い部分にある犬の毛も掃除することができます。ハンディクリーナーはお手頃な価格のものが多いので、ひとつ持っておくと便利です。
ペットヘアブラシ掃除機ノズルアタッチメント
ペット用のヘアブラシで、掃除機につけるアタッチメント式のものです。掃除機につけてペットから毛を吸い取るようなかたちです。犬の毛用としても使用でき、ペットの抜け毛防止で、ペットから優しく毛を吸い取ることができるため、愛犬を気持ちよく綺麗にすることがでます。
毎日の犬の毛の掃除を楽にするための対策
- 毎日ブラッシングをする
- シャンプーをする
- お洋服を着せる
毎日ブラッシングをする
犬の毛の掃除を楽にするには、まず毎日のブラッシングをすることが一番効果的です。毎日一緒にいると気付きにくいですが、犬は毎日かなりの毛が抜けています。ブラッシングをしないと床にたくさんの毛が落ちます。
また、毛は思っているよりも汚れがついていたり、ダニやノミがついていることもあります。ブラッシングすることで汚れも落ちますし、毛をしっかりと取ってあげて、愛犬を気持ちよく過ごさせてあげるとともに、飼い主さんの掃除も楽になり快適にすごせます。
シャンプーをする
ブラッシングは大まかに毛は取れますが、細かく毛をとれるわけではありません。しっかりと毛を取るにはシャンプーをしてあげると、シャンプーで毛が流れ落ちて、掃除が格段に楽になります。
シャンプーは毎日する必要はないですが、週に1~2回ぐらいでやってあげることをおすすめします。愛犬の皮膚の病気なども防げますし、毛も落ちないため、たまにシャンプーをしてあげるといいでしょう。
お洋服を着せる
犬のお洋服はおしゃれで着せている方も多いのではないでしょうか。服を着ていることにより、毛が床に落ちないことと、服の中に毛がついたり溜まったりするので、抜け毛対策になり掃除が楽になります。ですが、夏などの暑い季節には、毎日着せると体調を崩す場合がありますので、注意しましょう。
▼「犬の抜け毛対策の基本」を知りたい方はこちら
まとめ
犬はとても可愛いですが、犬の毛は思ったよりも汚れていたりするため、しっかり掃除をすることが大事です。毎日の掃除は大変ですが、今回ご紹介した便利な掃除機や高性能の掃除機が現在ではたくさんあります。住環境などを考慮して、自分の生活に合った掃除機を見つけてみてください。
犬の毛をしっかり掃除することは、愛犬や飼い主さん自身の健康を守ることにもなります。愛犬との生活を楽しく過ごすためにも、自分のお気に入りの掃除機を見つけて、愛犬と健康な毎日を送りましょう。