子犬の留守番はいつから?可能な時間やしつけ、環境作りのコツ

子犬の留守番はいつから?可能な時間やしつけ、環境作りのコツ

子犬を迎えるにあたって避けて通れないお留守番。子犬からトレーニングするにもいつから?どんな風にすればいい?今回はそんな留守番させる時期やしつけ、生活環境のコツ、適切な留守番時間などをご紹介します。

お気に入り登録

子犬でも上手に留守番できる?

子犬でも上手に留守番できる?

可愛らしい子犬の時期は、少しでも長い時間一緒に過ごしていたいと感じてしまうものです。

ですが流石に24時間365日、常に子犬と一緒に居ることが出来ないのが私たち人間で、そんな時に気掛かりになるのが、子犬のお留守番事情です。

子犬のお留守番は、月齢によっては留守番することに抵抗がない子もいます。しかし基本的には、飼い主さんが留守番に対する知識やトレーニング無しに長時間家を空けてしまうと、その突然のことに子犬は大きなストレスを感じ、破壊行動や粗相、吠えなどのご近所トラブルに繋がってしまうことがよくあります。

では、どうすれば子犬に上手な留守番をさせることが出来るのでしょうか?

留守番に慣れさせるトレーニング方法や月齢に合わせた配慮など、いくつかコツや時間は必要ですが、子犬に無理をさせない留守番になるように、ひとつひとつ確認していきましょう。

留守番の練習を少しずつ行なえば可能

子犬の頃から留守番をさせるにあたって大前提となってくるのは、「最初から長時間の留守番をさせない」ということです。

犬は元々群れで生活していた動物なので、年齢に関わらず、仲間だと認識した飼い主さんたちが自分だけ置いてどこかに出掛けることは、とても違和感のあることです。

その上、短時間ならまだしも長時間帰ってこない状態は、子犬にとってはとても寂しいもの。

そのため、性格的に自立心などが強い柴犬やチワワといった犬種では、留守番に慣れやすいと言われたりもしますが、基本的に犬に上手な留守番をさせたいと思うのであれば、初めから長時間の留守番は避けましょう。

甘えたい子犬の時期には、尚更その点には注意して徐々に慣らしていくように心掛けてください。

子犬の留守番は新しい環境に慣れてから始める

子犬は新しい環境に慣れるのに、おおよそ1週間掛かると言われています。

ペットショップであれブリーダーであれ、家族に迎えられる子犬の時期というと、大体の場合2~3ヶ月が多いと思いますが出来るのであれば、お家に来てすぐにお留守番をさせないように注意してください。

一般的に3ヶ月ほど経っていれば、子犬の留守番のトレーニングがしやすいと言われています。この期間はなるべく独りきりにさせないように気をつけてください。

とはいえ、共働きのご家庭であったり一人暮らしの方の場合には、仕事の関係上、そうもいかないものです。

もしも、迎えてすぐ留守番をさせる必要性があるのであれば、迎えたい子犬の犬種や子犬を迎え入れる時期を再度検討するか、もしくは最低でも3~4日ほど誰かに見てもらえる環境を作るといった工夫が必要になるので、ご家族とご相談の上決めてください。

留守番させる時間は子犬の月齢に合わせる

多くの方が気になる、子犬が留守番できる時間の長さについてですが、主に留守番をさせる時間は、月齢+1時間を目安にすると良いでしょう。

例えば、3ヶ月齢の子犬なら「3ヶ月+1時間」で最高4時間まで。4ヶ月であれば5時間までといった感じです。

ただし、それは安静にしていて留守番にだいぶ慣れた場合であって、慣れていない子犬については5分であっても10分であっても、ソワソワ落ち着きなく歩き回ったりする可能性があります。

そういった場合には、ゴミ出しなどの短時間から初めて、段階を踏んで時間を伸ばしていくように心掛けましょう。

子犬の上手な留守番トレーニングの方法

子犬の上手な留守番トレーニングの方法

では、具体的な子犬に対する上手な留守番トレーニング方法をここからはご紹介します。

子犬の留守番トレーニングは、子犬自身の自立心を養うためや飼い主さんへの依存心を軽減するために大切なものです。

子犬の性格や犬種によっては、初めからあまり抵抗感なく留守番が出来る子もいるかもしれませんが、留守番のトレーニング方法はどんな子であっても役立ちますので参考にしてください。

ケージやサークルに一定時間居られるよう慣れさせる

子犬には、ケージやサークルに一定時間居られるように慣れてもらいましょう。

ケージやサークルといった、狭く決められた空間というのは、犬にとっては好ましいことで、人が思っているよりもずっと安心出来る空間です。

そのため、「狭いところがかわいそう…」といったことは思わず、最初は警戒心から入らないかも知れませんが、おやつや子犬の好きな物を使って、少しずつケージなどに慣らしてあげましょう。

具体的な方法としては、下記の手順でトレーニングしてみてください。

  • ケージやサークルへおやつなどで誘導する
  • ケージやサークルに慣れさせる
  • ケージやサークルで過ごすことに慣れさせる
  • 飼い主が居ない状態を慣れさせる
  • 徐々に長めのひとり時間を作って慣れさせる
  • 戻ったら必ず褒める

最初のうちは、飼い主さんのちょっとした動きにも反応するかもしれませんが、そんな時には子犬が夢中になれるおもちゃやコング、飼い主さん愛用の毛布などを置いて、トイレに行く数分だけでも1人の空間を作るようにしてみましょう。

ただし、おもちゃを与える際には誤飲などに注意する必要があるので、子犬が誤って飲み込む危険性のないものを選ぶように気をつけてください。

留守番させる前に十分な遊びや運動をさせる

基本的に、犬が留守番をしている時には寝ていることが多く、飼い主さんが帰ってくるまで寝ているといったワンちゃんも少なくありません。

そのため子犬に留守番をさせる前に、十分な運動をさせることも大切です。具体的な子犬の頃のトレーニング方法は次のとおりです。

  • 普段の遊ぶ時間や散歩時間を長めにする
  • 出かける30分前くらいには過度なスキンシップをしない
  • 声掛けは絶対せずにそっと部屋を出る
  • 帰宅後は落ち着いて褒める

犬のお留守番でベストなのは、飼い主さんが出かけている間、子犬が寝て過ごせることです。

そのため、家を留守にする時には出来る限りの時間を子犬に費やし、少しでも多くのコミュニケーションを取るように心掛けましょう。

ただし、いくら寝て過ごしているのがベストだからといって、あまりの長時間の留守番をさせるのはおすすめ出来ないので、月齢+1時間は守るように気をつけてください。

子犬が安心できる留守番環境を作るコツ

子犬が安心できる留守番環境を作るコツ

上手に留守番をしてもらうために大切なことは、子犬が快適に過ごせる環境を作ることです。

例えば、留守中に入って欲しくない部屋は閉めておいたり、ゴミを漁ってしまう場合には事前にゴミ箱を空にしておくといったことが大切になってきます。

他にも、犬が過ごすスペース作りや広さ、室内全体の適温や湿度なども子犬に留守番をさせる際の大事なコツになってくるので、それぞれご紹介します。

留守番スペースは子犬が落ち着ける場所に作る

留守番でケージやサークルを設置する際には、子犬が落ち着く場所にそのスペースを設けるように作りましょう。

窓の近くで外の騒音が気になってゆっくり眠れそうにない場所や、直射日光が当たるような場所、警戒心が強い子犬であれば、外の様子を容易に見れてしまう場所は避けましょう。

子犬が静かに過ごせて、普段飼い主さんが食卓を囲む部屋に設置するのが最適です。

ただし、子犬の中にはケージを嫌って入りたがらない子もいるので、その際には部屋の一角をペットゲートなどで区切って、台所などの危険な場所に入らないようにすると良いでしょう。

寝床・トイレ・食器が十分における広さを確保する

子犬であっても、寝床・トイレ・食器など問題なく置けるほどの、十分な広さを確保することも大切です。小型犬でも最低限90cm×60cmほどの大きさは必要なので、子犬が方向転換する時に問題のない広さが適当です。

おすすめは、連結タイプのものや伸縮タイプのものを選ぶと、大きさの調整がある程度効くので、いざと言う時に便利です。

冷暖房器具で適温・適湿を保つ

生活において、うっかりやってしまいがちな冷暖房器具の「電源OFF」は、犬を留守番をさせる際には注意が必要です。

犬の適温は22℃と言われており、湿度は60%とされています。冬場は加湿器をつけたり、暖房を弱めに付けていれば、適温・適湿を保つことが出来ます。

しかし、夏場は熱中症の危険性があるため、決して冷房は止めずに外へ出掛けるように心掛けてください。

子犬だけで留守番ができない時の対処法

子犬だけで留守番ができない時の対処法

子犬の頃の留守番は、その後の成犬になっても必要なものなので、早めの内に慣らしておきたいものです。しかし、留守番トレーニングの途中だったり、3ヶ月に満たない子犬だったりすると、なかなか難しいこともあるでしょう。

そんないざと言う時に任せられる場所や友人が居るのは、とても安心できて頼りになります。それでは、主にどんな場所や人に預ければ良いのか、確認していきましょう。

犬の幼稚園や日帰りペットホテルに預ける

犬の幼稚園や日帰りのペットホテルに預ける場合、犬の幼稚園では合わせてしつけも頼むことができたり、ペットホテルであれば、トリミングも頼むことができるので便利です。

また2~3ヶ月頃の子犬は、社会化トレーニングが必要な時期でもあるので、そういった点でも他の犬や人に慣れさせるチャンスと言えるでしょう。

ただし、警戒心が強かったり、犬見知り、人見知りが激しい子は、逆にストレスになってしまう可能性があるので要注意です。

犬の幼稚園や日帰りのペットホテルへ連れていくのなら、犬の性格を事前に把握しておくことが大切です。

ペットシッターや知人に子犬の見守りを依頼する

留守番は苦手だけど、どこかに預けられるのはもっと苦手!という子犬におすすめなのが、ペットシッターや気の知れた友達、知人といった存在です。

ペットシッターであれば、子犬は自分のテリトリーである家から出ることなく、なおかつ一人で過ごすこともないのでストレスも少なくて済みます。

また、ペットシッターや友人、知人に頼めれば、ご飯や散歩などの日常的なことも任せやすい点がメリットと言えるでしょう。

ですが、知った環境だからこそ、散歩やご飯の時など、普段どんな生活をしているのかをしっかり相手に伝えておく必要があるので気をつけてください。

共働きや一人暮らしの飼い主は緊急時の対応を考えておく

さらに、共働きや一人暮らしの飼い主さんの場合には、急な外出や想定外に長時間外出になってしまったり、万が一の子犬の体調不良などに備えて、かかりつけの動物病院に事前に連絡をしておいたり、ペットカメラを設置すると良いでしょう。

もしも、親・兄弟が近くに住んでいて、いざと言う時任せられるようなのであれば、こちらも事前に連絡の上、頼んでおくと安心です。

まとめ

子犬・成犬問わず、犬にさせる留守番させることは大切なことです。

子犬の頃に、しっかりと留守番トレーニングが完了したわんちゃんであっても、引越しなどで生活環境に変化があると、それまで出来ていたものが突然出来なくなることも珍しくはなく、それは成犬でも同じです。

人と生活を共にする上で、犬の留守番は犬自身の自立心向上に大事なことであり、また分離不安症という飼い主依存にさせない為にも、日々少しずつでも構わないので、留守番を慣れてもらうトレーニングを常に意識しておきましょう。

犬は飼い主さんが必ず帰ってくることを学べば、しっかりとお留守番ができるようになります。そのため、犬種によっては、とても時間がかかってしまう子もいるかもしれませんが、根気強く、気長に留守番ができるように接してあげてください。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい