室内犬でも散歩は必要!1日の散歩の目安や注意点を紹介

室内犬でも散歩は必要!1日の散歩の目安や注意点を紹介

小型犬は「散歩をしなくても良く、完全室内飼いができる」とも言われていますが、室内犬でも散歩は必要です。この記事では、室内犬にも散歩が必要な理由や、室内犬を散歩する時の注意点などを解説します。

室内犬にも散歩が必要な理由

考える女性

室内犬は、室内で十分な運動ができるため散歩の必要がないと言われています。しかし、室内犬であっても散歩は絶対にしなければなりません。

まずは、室内犬にも散歩が必要な理由をご説明します。

運動不足が解消され健康維持に役立つ

室内犬であっても、室内で生活をするだけでは運動不足になってしまいます。室内で思い切り走り回れるほど広ければ運動不足にはならないかもしれませんが、ほとんどの家庭ではリビングであっても犬にとっては手狭です。

「室内でもおもちゃで遊んであげたら、運動不足にはならないのでは?」と考える人もいるでしょうが、いくらおもちゃで遊んでも飽きてしまったり単純な運動になったりして、運動不足になってしまいます。

散歩の時に思い切り走り回ったり飛び跳ねたりすることで、運動不足が解消されて健康維持にも役立つでしょう。当然ながら、肥満の予防にも繋がります。

気分転換になりストレス解消ができる

室内犬にも散歩が必要な一番の理由は、気分転換ができる点でしょう。運動不足だけで言えば、室内で毎日思い切り遊ばせることができるのであれば、散歩は必要ないでしょう。

しかし、毎日室内にこもっていると、人間と同じように犬は気が滅入ってしまいます。

基本的に、犬の毎日の楽しみは食事と散歩です。毎日少しの時間でも散歩の時間を確保してあげることで、犬は気分転換になりストレスが溜まる心配もありません。

社会性が身につきトラブルを起こしにくくなる

室内犬としてずっと室内で飼い続けていると、ほかの犬や人と触れ合う機会がありません。そのため、来客時に犬がパニックを起こしてしまい、来客に吠えたり噛んだりしてしまう可能性もあるでしょう。

なるべく犬が幼いうちから散歩に連れて行きさまざまな経験をさせることで、社会性を身につけることができます。社会性を身につけることで、ほかの犬や人とも仲良くすることができて、トラブル防止に繋がるでしょう。

「うちの犬は家族にだけ懐いていれば良い」という考えの人もいるかもしれませんが、犬のことを第一に考えるのであれば、社会性を身につけるに越したことはありません。

室内犬に必要な1日の散歩時間の目安

時計と犬

室内犬は、小型犬であることが多いです。そのため、1日に30分程度の散歩時間を確保すれば十分でしょう。

可能であれば、朝晩2回に分けてそれぞれ15分ずつ散歩をすることが理想です。なお一度に30分の散歩をしてしまうと、室内犬の足腰に負担がかかる可能性もあるので注意が必要です。

なお、中型犬の場合は1日1時間、大型犬の場合は1日1時間半~2時間程度の散歩をすることがおすすめです。中型犬や大型犬を室内犬として飼う場合は、ストレス解消や肥満予防のためにも、きちんと散歩時間を確保する必要があります。

また、当然ながらこれらの散歩時間の目安は、室内犬の年齢や体格、犬種によって変わります。シニア犬の場合は、様子を見ながら疲れない程度に散歩をすると良いでしょう。

愛犬の散歩時間の目安がわからないのであれば、一度獣医師に相談しても良いかもしれません。

犬は散歩に行かないとどうなるの?

威嚇する犬

犬は、散歩に行けないことでさまざまなことが起こるようになります。どれも散歩に連れて行くことで解消することが多いですが、「室内犬だから散歩は連れて行かなくて良い」と考えていると、犬を不幸な目に遭わせてしまう可能性もあるでしょう。

次に、犬を散歩に連れて行かないことで起こることをご紹介します。室内犬を飼っている人は必ずチェックして、犬の散歩への意識を変えてみましょう。

ストレスが溜まり問題行動を起こしやすくなる

犬が散歩に行けないと、気分転換ができずにストレスが溜まりやすくなります。ストレスが溜まることで、エネルギーが発散できずに無駄吠えや家具や家電の破壊などの問題行動を起こしやすくなるでしょう。

犬の問題行動の原因の多くは、ストレスが溜まることなどの欲求不満によるものです。逆に考えると、犬の欲求不満を解消してあげることで、犬の問題行動は目立たなくなるでしょう。

足腰の衰えや認知症の発症など、老化が進行しやすくなる

室内犬として長い時間を室内で過ごすと、十分な運動ができずに足腰の筋肉が衰えていくでしょう。足腰の筋肉の衰えは、犬の怪我にも繋がりやすくなります。

また、散歩に行けないことによるストレスや自律神経の乱れにより、認知症を発症しやすくなるとも言われています。一般的に認知症予防として挙げられるのは、「日光に当たる機会を作る」、「脳に刺激を与える」などです。

毎日の散歩でさまざまな音やにおいなどに触れることで脳が刺激され、認知症予防に繋がることが期待できます。

病気やケガなど愛犬の不調に気付きにくくなる

犬の散歩をしていると、当然ながら犬が一生懸命に歩く姿が目に入ります。また、毎日犬の歩く様子を見ることで、「今日は何かいつもと歩き方が違うな」と、愛犬の異変に気が付きやすくなります。

犬の小さな違和感にも気が付きやすくなるのは、室内犬を散歩する大きなメリットといえるでしょう。

逆に犬の散歩をしないで室内で過ごしていると、犬の歩いたり走ったりする様子を見る機会が少なく、愛犬の異変にも鈍感になってしまいがちです。

社会性不足によりほかの犬や人とのトラブルが起こりやすくなる

愛犬をずっと室内犬として飼い続けるつもりでも、動物病院に行く機会は年に数回はあるでしょう。

社会性の身についていない犬は、動物病院でほかの犬や人とのトラブルを起こす可能性があります。ほかの犬に吠えたり噛んだりすると、大きな事故に繋がることもあるでしょう。

また、幼い頃に社会性を身につけられなかった犬は、散歩中やドッグランなどでほかの犬との付き合い方がわからずに、じゃれつくつもりが怪我をさせてしまうなどのトラブルに発展することがあります。

室内犬を散歩する時の注意点

散歩する犬

室内犬を散歩する時には、いくつかの点に気を付けなければなりません。愛犬や飼い主はもちろん、ほかの犬や人とのトラブルを避けるためにも、きちんと注意点は守りましょう。

散歩のさせすぎに注意する

室内犬の散歩のさせすぎには、注意が必要です。特に、いままで室内で過ごす時間が長かった犬は、怪我の原因にもなるため長時間の散歩をするのは避けましょう。

また、犬によって体格や体力が異なります。当然ながら年齢によっても運動量が異なるため、愛犬の様子を見ながら散歩を行うようにしましょう。

小型犬の場合は、長時間の散歩により骨や筋肉を傷める原因になることを踏まえて、散歩時間を考えなければなりません。

はじめのうちは5~10分程度の散歩をして、愛犬が疲れていないか、もっと散歩に行きたがっているかなどを見てみましょう。

散歩コースや時間帯をよく考える

犬との散歩は、散歩コースや時間帯にも配慮する必要があります。ほかの犬や人、車などに慣れていない犬と散歩をする時には、人や交通量の少ない散歩コースを選ばなければなりません。

また、暑い時期の散歩は熱中症のリスクがあるため、早朝や夜などの時間帯に散歩をすることをおすすめします。

犬の散歩は犬の健康維持に大切ですが、安心して散歩が楽しめるように、安全面にも気を付けましょう。

散歩後のケアをしっかり行う

犬の散歩が終わった後は、身体のケアをきちんと行いましょう。肉球の汚れはもちろん、被毛のケアも怠ってはいけません。犬は草むらを歩くことが好きなので、ノミやダニが付着する可能性があります。

肉球の汚れは濡れタオルで拭いて、肉球が乾燥しやすいシニア犬であれば保護クリームを塗ってあげるのも良いでしょう。

また、ノミやダニを取り除くためには、定期的なブラッシングがおすすめです。スリッカーブラシやコームなどを使用して被毛をきれいにすることで、ノミやダニ以外の汚れも取り除くことができるでしょう。

泥などで被毛が汚れている時は、シャンプーするのも良いでしょう。しかし、シャンプーのしすぎは皮膚の乾燥により炎症を起こすこともあるため、多くても月に2回程度にしておきましょう。

まとめ

リードと伏せる犬

室内犬であっても、毎日の散歩は大切です。散歩をしなければ、運動不足はもちろん、気分転換ができずにストレスが溜まってしまいます。犬のストレスは問題行動や病気の原因にもなるため、注意が必要です。

また、日頃から愛犬の様子が見やすいというのも、犬を散歩する大きなメリットとして挙げられます。普段の犬の歩き方を見られると、怪我などの身体の異変に気が付きやすくなるでしょう。

もしも室内犬の散歩をしたいと考えた時には、いきなり長時間の散歩をするのは避けなければいけません。特に小型犬であれば、長時間の散歩が骨や筋肉を傷める原因になります。

ちなみに、犬の身体を守るためには散歩コースや時間帯にも配慮しましょう。室内犬と散歩を楽しむためにはどうすれば良いのか、飼い主としていろいろと考える必要がありそうです。

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