犬と暮らせば【第394話】「もしも世界がエマと私の二人だけだったら⑧」

犬と暮らせば【第394話】「もしも世界がエマと私の二人だけだったら⑧」

【…★木曜更新★…】ある日、不思議な地球生物「イヌ」と出会い、それまでの暮らしも価値観も何もかも変わった私。世界終焉シリーズの続きです。エアコンも扇風機もない世界。暑くなる前に涼しい場所へと旅しているところです。

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犬と暮らせば【第394話】

夜の海や川を見たことがありますか?
よほどの月明かりでもない限り、そこは真っ暗。闇の世界です。

夏になると海はもちろん川辺や湖畔でバーベキューをしたり、花火をしたりする人も多いのではないでしょうか。
しかし明かりが少ない自然界では、一歩先が水だったりぬかるみだったりします。
私が子供の頃、近所の男の子が夜の川で事故に遭いました。
大人たちから離れてしまって暗闇を進んでいたのかと思うと胸が詰まります。
だからどうか、この夏家族で川や海でバーベキューやキャンプをするという方は気をつけてくださいね。

対して犬は暗闇でも動いてるものは見えると言います。
視力は人より悪いけど動体視力が優れているからだとか。
音も匂いも感じるだろうから、暗い琵琶湖もエマには見えていたみたい。

ちなみに日本最大の湖である琵琶湖は、エマ地方から電車で行ける距離にあります。
毎年夏になると連れて行って泳がせるのですが、今年はまだ行けてません〜。涙

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作者:おおうちまりこ

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