犬の腹巻きは健康維持に必要!
「犬に腹巻きは必要なの?」と思った事がある方もいるかもしれません。犬も人間同様に健康の為に体を冷やさない事が大切なんです。
犬も冷えは大敵!
体が冷えてしまうと、病気に対する抵抗力が低下し、免疫力も弱くなってしまうので、様々なトラブルの元になってしまいます。犬の快適な気温は20℃~25℃、湿度は50%前後です。夏も冬もなるべくこの気温に近い室温を保ってあげる必要があります。
特に冬の寒さはこたえます。犬は効率的に体を温めるため、お腹を守るように足を丸めて眠ります。そんな時に効果があるのが腹巻きです。体の中心を温めることで免疫力も上げることができます。
体が冷えることで起きる主なトラブル
- 下痢
- 風邪をひいてしまう
- 関節炎
- 泌尿器系疾患(膀胱炎 等)
- 筋骨格系疾患(椎間板ヘルニア 等)
免疫力が低下したことによる感染症
その他にも、血液やリンパの流れも悪くなってしまうので、ガンの細胞に狙われてしまう!なんてこともあるかもしれません。下痢が続くと、血便が出たり、脱水症状を起こしたりと、他の症状も併発して深刻化する場合もあります。
心臓病を持つ犬も冷えは大敵です。冷えによる血圧の変動が心臓に負担をかけてしまいます。犬も下痢が続くと病院に通院したり、お薬を飲ませたりと、お互いに大変な思いをしますよね。外でトイレをする癖がついている子は下痢の時なら、なおさらこまめに外に連れて行ってあげる必要があります。
そんな時も腹巻きがあればお腹が冷える心配はありません。冷えた胃腸を温めてあげることで栄養もスムーズに吸収できるようになります。また、お腹を温めることによって便秘解消にもつながります。
老犬になると体温調節が苦手になっていきます。体の冷えは体温を維持するためにたくさんのエネルギーを必要とします。老犬の体にはとても負担がかかることです。フードは温めて与え、腹巻きをして外から温めるなど、冬は体が冷えないように工夫してあげると良いですね。
冬朝晩のお散歩の時や雨の日も腹巻きが愛犬のお腹をしっかりガード!
寒さも和らぎ、少しづつ暖かくなってきましたが、まだまだ朝晩は冷え、冬のように寒い日もあります。犬の体は地面に近いので、地面の冷気が直接お腹に伝わってしまいます。
雨の日もお散歩に行く場合、レインコートを着用している犬もいると思いますが、雨が止んだ後のお散歩の時はお洋服のみだと、犬のお腹に冷たい水が跳ねて、家に帰るとお腹がびしょ濡れになっていたりします。犬のお腹を触ると意外に冷えていて心配になってしまいます。
そんな時、腹巻きがあると、お腹を冷えや冷たい雨水から守ってくれるので、風邪や、お腹が痛くなる心配がありません。腹巻きが汚れてしまっても大丈夫なように、予備を数枚用意しておくといいですね!フリース素材だと水も弾きやすいです。不要になった人間のフリースなどで愛情を込めてハンドメイドしてあげるのも楽しいですよ。
犬の腹巻きで室内と室外の温度差から体を守ろう
冬や寒い日さあ、お散歩へ!と張り切って外に出たものの、暖かい室内との温度差がありすぎると犬の心臓にも負担がかかってしまいます。お洋服を着ていても、犬はお腹の部分は皮膚が出ているので寒そうですよね。
もともと暖かい国出身の犬や、子犬やシニア犬、病気や病後の犬は洋服を着せていても、上手に体温調整が出来ずに寒がっている場合もあります。腹巻きがあれば、お洋服一枚じゃ寒そうな時もしっかりとお腹まで守って、温めてくれます!
我が家の愛犬は17歳です。心臓の病気もあり、寒さには特に気をつけるよう意識しています。最近は夜中や朝方にお漏らしをしてしまう日もあります。オムツをしていますが寝ている間に脱げてしまっている時もあるので、濡れた布団で寝ていて、体が冷えてしまったら可哀想なので、必ず寝る前に外へ連れ出してトイレを済ませます。
家の中でトイレをしないので、かかりつけの獣医さんに相談した所、「冬でも暖かくしていれば連れて行ってあげた方がいい」との事だったので、冬は必ず洋服の上に腹巻きを巻いて寒さ対策をしっかりしていました。
腹巻きのおかげで今年の冬も元気に過ごせました。そして、毎年かかりつけの獣医さんに「冬でも体調を崩すことなく、元気で素晴らしいですね。」と嬉しい言葉を頂きます。今では我が家の愛犬に腹巻きは無くてはならないものです。
おすすめの犬用腹巻き
せっかく腹巻きをするならカワイイ腹巻きをしてあげたいですよね♪
私のオススメは大型のショッピングモールで見かける300円ショップです!人間用なのですが、ジャックラッセルテリア(7.5キロ)のうちの愛犬に着せてみた所ピッタリでした。
収縮性もあり、胴回りが77cmまでokです。300円なら色や模様いろんなタイプを試せますし、何枚か揃えてお洋服とコーディネートを楽しむのもいいですね♪素材もフワフワ、モコモコなので、わんちゃんへの肌触りも気持ち良さそうです。
何気ないショッピングも、我が子に使えるカワイイ腹巻きが見つかればお買い物の楽しみも増えますね!ぜひ一度お店に足を運んでみてください。
▼「犬服の基本」を知りたい方はこちら
まとめ
腹巻きの必要性はご理解いただけたでしょうか?腹巻きはメリットもありますが、いくつか注意点もあります。犬は人間より体温が高いので、暖かい場所や室内で長時間腹巻きをしていると体温が上がって暑くなりすぎてしまうかもしれません。
また、腹巻きのサイズが合っていないと、たくさん歩くお散歩中や家の中で遊ぶ時に動きづらくなりストレスを感じてしまいます。締めつけの強い物だと、血流が悪くなってしまい逆効果です。
ストレスを与えない為にも飼い主さんがしっかり様子を観察して、家の中や暖かい場所にいる時、寝る時間などは脱がせてあげて、快適に過ごせるようにしてあげましょう。犬も体が温まり血流がいいと、体のすみずみまで酸素や栄養が行き渡り健康に繋がります。
大切な家族の一員である愛犬の為にぜひ腹巻きを活用してはいかがですか?
ユーザーのコメント
40代 女性 チョコママ
40代 女性 momo
女性 ぽんぽん
女性 ゴン吉
犬は寒い時お腹を中心に丸まって温めようとしますよね。効果的に体を温めることができるからだと言われています。
オスだとトイレに行く時にちょっとやっかいですが、寒い時期は活用してあげるといいですね。今は100均にも置いてありますし、超小型犬ならもこもこのヘアバンドで代用できます。
小型犬くらいなら人間用ネックウォーマーも代用できます。柄もおしゃれなものが多いので、数を揃えると洗濯に回しやすいですし衛生面でも安心です。
40代 女性 える
しかも一番便利なのが、洋服だと抜け毛が刺さって取れなくなったり、特に冬の起毛素材の衣類は気が付くと犬の毛だらけになってしまってすぐにダメになってしまうため、我が家の犬の部屋着は私の履き古したタイツ腹巻(胴巻き?)となってしまいました。心おきなく使い捨て出来ます(もともと捨てるものだったので)。
女性 ひまわり
30代 女性 てと
女性 プ―ル