犬が散歩中に座って動かなくなる心理4選!歩かせるためにやるべきこととNG行為を解説

犬が散歩中に座って動かなくなる心理4選!歩かせるためにやるべきこととNG行為を解説

散歩中にいきなり愛犬が座って動かなくなることってありませんか?何かを伝えるように座りながらジーっとしているとき、犬はどういった気持ちになっているのでしょうか。また、散歩中に動かなくなった場合どういった対処をするのが効果的といえるのでしょうか。

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1.疲れている

散歩中に草むらの中で座る犬

散歩をしているときに、愛犬が不意に座りこんで動かなくなることがある。飼い主の方はそんな経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか?散歩中に犬が座ってジーっと動かなくなるときはいくつか理由があるそうです。

その1つとなるのが『疲れている』です。よくあるケースとしては、犬に必要な運動量よりも多くの散歩(運動)をさせていると「歩き疲れたよ~」と犬が疲れて座り込んでしまうことがあるといえます。シニア犬になると若い頃よりも体力が衰えてしまい疲れやすくなってしまうため、散歩中に座ってこまめに休憩しようとすることもよくあったりします。

また、夏などの暑い日に散歩にいったときは、愛犬がバテやすくなるので座って体を休めようとすることが多いといえるでしょう。このように犬は何かしらのことが原因で疲れてしまうと、座り込んで動かなくなることがよくあるのです。

2.誰かを待っている

散歩中に芝生の上に座る犬

散歩中に犬が座ってその場から動かなくなるときは、『大好きな誰かを待っている』ことも珍しくありません。例えば、いつも遊んでくれる人や大好きな犬と会える散歩ルートで座り込んでしまう場合は、彼らが来るのを楽しみに待っているのかもしれませんね。もし、心当たりがあるのでしたら、愛犬が心待ちにしている人や犬がやってくるまで少し待ってあげることをおススメします。

3.何かしらの意思を伝えている

散歩中に座って何かを見つめる犬

散歩中に犬が踏ん張ってその場所から動かなくなる。座り込んでその先に進もうとしない。そんな場合は何かしらの気持ちを伝えている可能性が高いといえるでしょう。例えば、犬が踏ん張って進もうとしないのでしたら「その道の先には怖い犬がいるから行きたくない」「怖い音がするから違う道に行きたい」「この道には嫌な思い出があるから行きたくない」といったネガティブな気持ちをあなたに伝えているのかもしれませんね。

4.ケガや病気の可能性

こちらを見上げている柴犬

いつもは散歩中に座らないのに珍しく座って動かない……、そういった場合はケガや病気、体調不良になっている可能性があります。散歩中にいきなり動かなくなった。足を上げている。歩き方が少し変。といったときは、何かを踏んで足や肉球にケガをしているのかもしれません。

もしくは関節を痛めて痛みを感じている可能性も考えられます。散歩に行く前から愛犬の元気がなく散歩で何度も座ってしまうのでしたら「病気や不調によってしんどくなっているのかも……」と疑った方がいいといえるでしょう。少しでも愛犬の様子に違和感を覚えるのでしたら念のため病院に連れて行ってあげてくださいね。

歩かせるためにするべきこと

地面の上に座って見つめる犬

散歩の量を見直す

犬が散歩中に座って動かなくなったときは『疲れている』ケースが多いといえます。ですので、散歩にかける時間や運動量が愛犬に合っているのか一度見直してみましょう。一日に必要な運動量は愛犬の犬種の毎日必要な運動量を調べると大まかな数値が分かると思います。そして、その大体の運動量を基準にしながら、散歩中や散歩後の愛犬の様子を見て散歩の時間や運動量を微調整していきましょう。

例えば、家に帰ったときに愛犬が数分間ハァハァしている場合は、運動量が多すぎて疲れている。バテている可能性が高いといえます。逆に散歩中に座り込ない。散歩から帰ってきた後すぐに家の中や庭をゆっくり歩きまわっている。といった行動を愛犬がしているのでしたら、体力が余っている証拠といえるでしょう。

散歩のルートを変える

犬が散歩中に歩かなくなるときは、散歩のルートに嫌な思い出があったり苦手な人や犬、出来事に出会ったりと、ネガティブなことが原因となっている場合があります。ですので、愛犬が特定の道を行きたがらない場合は散歩のルートを変えると問題を解決しやすいといえます。

また、散歩のルートをいくつか用意してローテーションしてあげると、愛犬が新鮮な気持ちになってワクワクしやすくなるので散歩を楽しみやすくなり、結果的に座り込む回数が減りやすいといえるでしょう。

座って動かなくなったときにしてはいけないNG行為

女性に抱っこされている子犬

強引に引っ張る

では、散歩中に犬が座って動かなくなったときは、どのような行為がNGとなるのかといいますと……『強引に引っ張る』です。犬は「こっちの道にいきたいよー!」と自分の要求を伝えるために踏ん張ったり動かなくなることがありますが、座り込んで動かなくなったときは先ほどお伝えしたように『疲れている』『ネガティブな気持ちになっている』『ケガや病気になっている』などの状態になっていることの方が多いといえます。

そういったときに無理やり愛犬を強引に引っ張ってしまうと、愛犬に恐怖心や苦痛、ストレスを与えてしまう可能性が高いといえます。また、無理に強く引っ張ってしまうと首や体、関節などに負担をかけてしまう危険性もありますので無理に強く引っ張らないように気をつけてくださいね。

必要以上に甘やかせる

あきらかに愛犬が疲れている。体調が悪そうにみえる。といったときは抱っこをして家に連れ帰る必要があるといえます。しかし、飼い主に甘えるために愛犬が座り込んで動かない。

そんな場合はすぐに抱っこをしたりオヤツをあげて歩かせたりするといった行動で甘やかしてしまうと、「座って動かなければ飼い主が良いことをしてくれる」と愛犬がずる賢くなってしまうことが多いので、要注意です。

もし散歩中にオヤツをあげたい場合は、休憩時間を作ってそのときにオヤツをあげる。散歩から帰ったときにオヤツをあげる。というようにすることをおススメします。

まとめ

飼い主と街を散歩している犬

犬が散歩中に座って動かなくなるときは何かしらの理由があり、『疲れている』『ネガティブな気持ちになっている』ことが多いといえます。なかにはケガや病気などのサインになっていることもあるといえるでしょう。座り込んでいるときの愛犬の気持ちを知るのは難しいかもしれませんが、1つずつ原因を探っていくと愛犬が座って動かなくなる理由がきっと分かると思います。愛犬と楽しみながらテンポよく散歩できると良いですね。

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