アーテミスドッグフードの評価
世界中で愛用者の多いアーテミスドッグフードは、「ホール ドッグ ジャーナル(The Whole Dog Jounal)」というアメリカの権威ある犬専門雑誌において最高級品と評価され続けています。ロサンゼルスの警察犬の指定食として、またショーブリーダーにも愛用されているドッグフードです。
アーテミスドッグフードは、アメリカの政府機関の厳重な管理で生産されており、安全性が高い点が評価されています。アーテミスドッグフードには3つの種類がありますが、どれも人口添加物不使用です。原材料はすべてアメリカ産で、厳選した食材を使用しており、安心して愛犬に与えることができます。
ただ、気をつけなければいけないのは、アーテミスドッグフードはアメリカで十分な広さのある家で飼われている犬が対象であるということです。日本では、アメリカほど飼育環境はスペースがありません。アメリカの犬と同じ量を与えていると、カロリーオーバーになることがありますので、注意が必要です。
また、無添加で厳選された材料を使用したアーテミスドッグフードですが、グレインフリーではありません。穀物は犬の胃腸に負担をかけるという懸念もあります。アレルギーの原因となりやすい小麦やトウモロコシは使用していませんが、大麦、玄米、オーツ麦などが使われています。
穀物の匂いがするので、中にはアーテミスドッグフードを食べない子もいます。アーテミスドッグフードのフレッシュミックスには、塩分も含まれているのがやや残念です。
アーテミスドッグフードで使われている主な原材料
アーテミスドッグフードの主な原材料は、フレッシュチキン・ドライチキン・フレッシュターキーなどの動物性たんぱく質。穀物は、大麦・玄米・オーツ麦・黍を使用しています。また、豆類はえんどう豆・えんどう豆粉を使用。
その他の原材料は
- ドライターキー
- フレッシュダック
- フレッシュサーモン
- ドライ魚肉
など。
天然風味料として
- チキンスープ
- 鶏脂肪
- トマト絞り粕(リコピン)塩化コリン
- 乾燥チコリ根
- ケルプ
- 人参
- リンゴ
- トマト
- ブルーベリー
- ほうれん草
- クランベリー
- ローズマリーエキス
- パセリフレーク
などが入っています。
合成着色料・合成香料は不使用です。アーテミスドッグフードは、グレインフリ―ではないので、穀物を使用しており、含有量も多いのが残念な点です。大麦・玄米・オーツ麦・黍は栄養価は高いのですが、犬の胃腸には負担になることがあります。
アーテミスドッグフードでもオソピュアグレインフリーなら、穀物を使用していないので、穀物が気になる場合はこちらがおすすめです。オソピュアグレインフリーの主な原材料はフレッシュサーモン・ドライサーモン・ガルバンソー豆(ひよこ豆)・えんどう豆・えんどう豆粉などとなっています。
アーテミスドッグフード評判・口コミ
涙やけや目やにがなくなった
アーテミスドッグフードのアガリクス I/Sを与えるようになってから、涙やけや目やにがなくなったという口コミが目立ちます。涙対策に高い効果があるということです。それと同時に毛づやもよくなったというレビューもいくつか見られます。
体調が良くなった
アーテミスドッグフードのアガリクス I/Sを与えていたら体調が良くなり、病院に行くことがなくなったという口コミがあります。下痢や軟便が治った、うんちの回数が減った、うんちのにおいがきつくなくなったというレビューも多数です。アガリクスの免疫アップ効果を期待して購入する飼い主さんが多くなっています。
食いつきが良い
アーテミスドッグフードのフレッシュミックスに変えたところ、食いつきが良くなったという口コミが多いです。飽きっぽい愛犬が喜んで食べてくれるようになったといいます。これしか食べないというワンちゃんも。小粒なのも食べやすい様子です。
ただし、食べ過ぎには要注意ということです。ただ、中には食いつきはイマイチだったというレビューもあります。アーテミスドッグフードはワンちゃんによっては好まない子もいるようです。
価格はやや高いが品質が良い
アーテミスドッグフードは、他のドッグフードと比べて価格は高めだが、良質な原材料を使用し、有害な添加物が入っていないので納得できるという口コミが多いです。愛犬に安心して与えることができるという点で評価されています。
アトピーがよくなった
アトピーの犬に、アーテミスドッグフードのオソピュアグレインフリーを与えたところ、アトピーがすぐに改善されたそうです。アレルギーのある犬にも安心して与えられるので助かるという意見もあります。
アーテミスドッグフードの種類と特徴
アガリクス I/S
ドッグフードでアガリクス茸を配合したのはアーテミスドッグフードが世界初です。アガリクス茸には、多くの栄養分が含まれ、免疫力を高めたり、体内の老廃物を排出する作用があります。
さらに、EF-2001乳酸菌を加えることで愛犬の健康維持に役立ちます。主原料は鶏・七面鳥・魚肉で、それぞれのたんぱく質は異なる性質を持っています。
オソピュアグレインフリー
アーテミスドッグフードの中で唯一のグレインフリー。アレルギーの原因となりうる白米・小麦・トウモロコシだけでなく、米や麦類を一切使用していないドッグフードです。日本では「ひよこ豆」として知られるガルバンゾー豆を使用しています。
ガルバンゾー豆にはビタミンB1・カルシウム・カリウムなどが含まれ、それぞれ、疲労回復、骨の成長と強化、ナトリウムの排出を促進する作用があります。また、ガルバンゾー豆の食物繊維は、体内の有害物質や糖質を吸収、排出を促進する作用があります。
フレッシュミックス
アーテミスドッグフードのフレッシュミックスは、ヒューマングレードの厳選された原材料を使用しています。人間が食べても問題ないほどの品質です。良質な動物性たんぱく質の他、愛犬に必要な栄養素をすべてバランスよく配合しています。
オメガ3・オメガ6は皮膚や被毛の健康を維持し、プロバイオティクス・プレバイオティクスが腸内環境を整えます。関節の健康維持に役立つグルコサミン・コンドロイチンも配合。さらにフレッシュミックスの特徴として、SOD酵素(スーパーオキシドジスムターゼ)を豊富に含むDHA・EPA・大麦草エキス・緑茶エキス・トマトリコピンを配合しています。
アーテミスドッグフードの選び方と注意点
選び方
アーテミスドッグフードのフレッシュミックスには種類がありますので、年齢や体型に合わせて選んであげて下さい。
子犬には、「アーテミスフレッシュミックス スモールブリードパピー」が小粒で食べやすいです。成犬の小型犬には「アーテミスフレッシュミックス スモールブリードアダルト」、中・大型犬には「アーテミスフレッシュミックス アダルトドッグ」があります。
高齢犬には関節を守るグルコサミン・コンドロイチンが配合された「ウェイトマネージメント&スモールシニアドッグ」を与えましょう。体重管理用には「アーテミス アガリクスアガリクスI/Sヘルシーウェイト」がおすすめです。
牛肉や豚肉と比較して脂肪分の少ない鶏肉や七面鳥を使用しています。「アガリクスI/S」は、全ての犬種・年齢にも対応しています。アーテミスドッグフードのオソピュアグレインフリーには、缶詰もあります。全犬種・全年齢対応で、チキン、ダック、ターキー&サーモン、ラムがあり、ウェットフードが好きなワンちゃんにもおすすめです。全犬種・全年齢対応となっています。
注意点
アーテミスドッグフードには、大麦や玄米、オーツ麦が含まれていますので、穀物に対してアレルギーのあるワンちゃんには向いていません。アーテミスドッグフードのラインナップのうち、「オソピュア グレインフリー」には穀物を使用していませんので、穀物が心配な方はそちらを試してみてはいかがでしょうか。
愛犬が、特定の原料にアレルギーを持っている場合は、原材料を確認してから与えて下さいね。また、複数の穀物や肉を使用しているため、アーテミスドッグフードを与え始めてからアレルギーが出てしまった場合、原因となる原料が特定しにくいという懸念はあります。
アーテミスドッグフードは人口添加物を使用していません。酸化防止剤は、天然由来のものです。安心して口にできるものではありますが、人工の防腐剤などと比べると、フードの劣化は早くなります。開封後は早めに使い切るようにしましょう。アーテミスドッグフードはネット通販でも購入できますが、並行輸入品は品質が悪い場合もありますのでご注意下さい。
まとめ
世界中の愛犬家たちに愛用されているドッグフード、アーテミスドッグフードは、安全性が高い点が評価されています。人口添加物不使用で、厳選された原材料を使用しています。それだけでなく、栄養バランスも良く、犬の健康に配慮したドッグフードです。
実際使用している方たちの口コミでも、涙やけや目やに、便の悩みが改善されたというレビューが目立ちます。ただ、最高級品と評されるアーテミスドッグフードも残念な点はあります。穀物や塩分を使用している点です。数あるドッグフードの中でも安心して愛犬に与えられるアーテミスドッグフードではありますが、愛犬の体質や体調を考慮して与えて下さいね。
パピー用、シニア用、ダイエットサポート用などのラインナップも充実していますので、年齢や犬種によっても使い分けるのがいいでしょう。愛犬の毎日の食事は、愛犬の健康を左右するものです。ワンちゃんが喜んで食べ、元気に過ごせるドッグフードを選んであげたいですね。
ユーザーのコメント
40代 女性 ととりこさまんさ
我が家の愛犬は、米を筆頭に、小麦、大豆、ジャガイモにアレルギーがあり(除去推奨レベルです)グレインフリーのドッグフードの多くがジャガイモ使用で、俗にいうドッグフードジプシーとなっていた折に、アーテミスと出会いました。
原料については、プレミアムフードに属するだけあって、人工添加物は不使用、所在の不明瞭な食材やかさ増し原料は使用されておらず、価格だけの内容があります。
「オソピュア グレインフリー」には
・ダック(鴨肉)&ガルバンゾー(ひよこ豆)
・サーモン&ガルバンゾー
・バイソン(アメリカバッファロー)&ガルバンゾー
の3種類の動物タンパク質別のメニューがありますが、そのどれもにガルバンゾー(ひよこ豆)、えんどう豆が含まれていたり、バイソン&ガルバンゾーにもサーモンが含まれていたりするので、アーテミスだけでローテションするよりも、別のメーカーのものを加える方がいいかと思います。
リアルショップで扱っているところは少ないようですが、サンプルサイズを無料あるいは低価格で販売しているネットショップはいくつもあるので、気になる方はお試しに取り寄せし愛犬の体調の急変等がないかを確認されてから導入を決められたらいかがでしょうか?
30代 女性 こっこ
2匹の愛犬のため、安全なフードはないかと私なりに調べて選びました。
アダルトをあげた犬はもともと食欲にムラがあるコなので、食いつきはあまり良くなかったです。それと、ちょっと軟便ぎみになりました。穀物類があまり体質に合わないので、入っている玄米が原因だったのかな?と思っています。
ウェイトマネージメントをあげていたコは、もりもり食べ快便でした。こちらはまったく問題なしでした。
しかし、微量のエトキシキンが原材料のお肉に含まれている可能性あり、との口コミを読み不安になった私。ふたたびいろいろと調べてみました。
・アーテミスを作る時点でエトキシキンを入れているわけではない
・原産国のアメリカではエトキシキンは人間用にも使用OKなので、ヒューマングレードの原材料にも含まれていることがある
・鶏の飼育時に与える飼料や、飼料が育った土地にエトキシキンが含まれている可能性あり
・その飼料を食べた鶏を原料とした場合、残留している可能性はある
・残留していたとしても微量。健康に影響は出ない程度の量なので、安全性には問題がないというのがアーテミス社の見解
・メーカーとしても、原材料の仕入先などを見直してさらなる安全性の向上に取り組んでいるもよう
(私が調べたのは数年前なのですが、現在も真新しい情報は得られませんでした)
確実に入っているというわけではなく、可能性の話。含まれていたとしても健康に影響はない程度、ということのようなので、それほど神経質になる必要はないのかな?とは思うのですが、私が重度の心配性のため結局別のメーカーのものに変更しました。
私たち飼い主は、メーカーが公表していることを信じるしかなく、100パーセント安心して与えられるフードはないのかもしれません。
その中でもせめて、もし自分が犬だったら「これだったら食べてもいいかな?」と思えるものを選んでいきたいと考えています。
女性 雀3号
ヘルシーウェイトにビートパルプが入っています。世のフード評価ではこれは酷評されることが多い成分ですが、アーテミスのビートパルプはきちんと説明書きがあり安心しました。個人的にはビートパルプは食物繊維なので、老廃物を絡めて排出させる手助けをしてくれるものだと思っています。入っているからと害があるとは思いません。
中国産の原材料が使われていないとハッキリ明記されているのも安心しました。正直中国原産にはとても痛い目にあったので、極力敬遠したいので。
取扱いは全国広くあるようですが、私の地元にはありませんでした。購入を考えるならAmazonか楽天で扱っているようなのでこちらになりそうです。サンプルサイズもあるんですね。ぜひ取り寄せてみたいです。
40代 女性 Romane
大粒なものは噛むのが面倒なのか?食べてくれないので小粒にしています。
フード自体の匂いもほとんどなく、人間でも【アガリクス】と聞くと、なんか身体に良さそうと思ってしまうのでこれなら間違いないかもしれないと思いました。
普通のフードだと食い付きがよくても匂いがきつかったり油っぽいものがあったりするのですが、これは本当に上質のクッキーのような感じです。
人工の添加物が入っていないもの選んだ理由のひとつです。またアガリクスの効果としてうたわれている(免疫力・自己治癒力)を上げる!!というのも選んだ理由かもしれません。
若いうちから免疫力を高めておくのは大切なこと。
それをフードで補えることが出来るのはとても有り難いです。
あとお通じもとっても良い方だと思います。
フードに関してはワンコの好みもありますし、アレルギーの子もいるので、自分のワンコがどのフードが好きか?合っているか?としっかり考えてあげないといけないですね。
女性 ぽんた
40代 女性 SUSU
我が家の愛犬は食に貪欲でいろいろな物が食べたいタイプで、飽きないように数種類のドライフードをローテーションさせています。100%の成分表示義務がない業界なので、成分的に信用があって愛犬に合った物を探すのに苦労していますが、アーテミスは成分的にも良いフードなのではないかなと思っています。
まず、成分表示トップにフレッシュなタンパク源が表記されていること、プレミアムフードと謳われているフードの中でもフレッシュと表記されているフードは少ないと思います。酸化防止剤としてBHA、BHTが不使用なのはもちろんですが、特にアガリクスは、ミネラル類としてキレート類が使用されているのも特筆すべき点かと思われます。
また、ここまで質の良いタンパク源を使用しているフードの場合、粗タンパク質が30%を超えているものも多い中、アーテミスは24%なので、少々ダイエット中の愛犬にとってはとても有り難いフードです。
食いつき、排便も問題ありません。
私もそうでしたが、フードジプシーをされている飼い主さんも多いかも思います。
良いフードとされている物が必ずしも愛犬に合うとは限りませんが、サンプルを置いてあるショップもありますので、ぜひ一度、お試し頂いても良いのかなと思います。
女性 コロ
涙やけの改善も期待できるとよく見るのでうちでも取り入れたいです。
が、うちの愛犬たちは新しいフードが来ると最初だけ食いつきがよく、数日後に飽きっぽい傾向にあるので、500gくらいから用意されているといいなぁと思います。
記事内にアーテミスのパッケージ写真があったらよかったな~と思います。探す時にどういうのだっけ?となるので。
女性 ぼーの